2024米国キャンプ旅8日目(爽やかな朝を迎えてトレッキングへ)

昨日も寒かったですが、2泊目も朝方は6度位まで気温が下がりました。でも風は止み、週末に近づいたせいか(アメリカは翌日からベテランズデイで3連休)、周りでキャンプしている人も増えました。

山に朝日が差しこみます。

朝食は、メープル味!のスパムとキャンベルのスープ、トマト、チーズ。コールマンガスでの食事つくりも、この旅で最後になります。スパムは思ったよりメープル味が強く。。

食事後、テントを撤収して出発の準備をします。キャンプサイトの周りには↓のように小さな綿毛がついた木が多くあります。これが地名の由来のCottonwoodなのかな。他にもサボテンがいっぱい生えていて不用意に近づくとトゲが刺さって結構痛かったです。

本日は、まずJumbo Rockへ。ここは巨岩を取り囲むように密な間隔でキャンプ区画があって、私が泊った荒涼としたキャンプ場と違って家族連れが音楽を流したりBBQしたり楽しんでいます。

続いて、Hidden Valley Natureトレイルへ。最初は小さな岩山に向かって歩いていきますが、その先は岩に囲まれた盆地のようになっていて、それがHiddenと呼ばれているような感じです。

比較的小さな岩で山が築かれているので、岩登りはできませんでした。

続いて、Barker Dam Natureトレイル。ダムに向かって歩いていきます。

この岩を登った先にダムがあるはずだったのですが、カラカラで水はなく堤防が見えただけでした。

今日のトレッキングは以上で、29Palmsの街に向かいます。国立公園内の道はきれいに整備されていて、両側にジョシュアツリーを見ながらドライブを楽しめます。

キャンプが2泊続いたので、本日はこちらのモーテル。数十年前から変わっていないのでは?と思うような外観で、受付もガラス越しに強面のおじさんのぶっきらぼうな対応でした。

でも熱いシャワーとベッドがあるだけでありがたい気持ちです。久しぶりのシャワーでさっぱりして、早めに眠りにつきました。そして、盛り沢山の翌日へ。

2024米国キャンプ旅7日目(ジョシュアツリー国立公園でトレッキング満喫)

昨夜から寒さで何回か目を覚ましましたが、無事朝を迎えました。

キャンプ場にいても寒いだけなので、早々にトレッキングへ。まずは、キャンプ場近くのCottonwood Spring&Mustodon Peakトレイル。

トレイル直後は、Oasis of Mara と呼ばれる巨大な樹木に出会います。

その後は岩場をしばらく歩いて、大きな岩山が見えてきました。たぶんMustodon Peakだということで、岩登りしてみました。岩山の頂上は強風で寒かったですが、360度遥か遠くまで見渡せました。

2時間ほどをトレッキングを終えて、国立公園内を北上します。次はCholla Cactus Gardenでサボテンに囲まれた遊歩道を散歩。

続いて、Arch Rock Trailへ。駐車場から平坦な道を15分ほどで到着。

アクセスしやすい場所なので、観光客が並んで順番に撮影してます。

このような自然のアーチになっています。

アーチの逆側も独特な丸い形の岩が並んでます。

続いて、Cap Rockに行き、ここの岩のふもとのピクニックエリアで昼食。メニューは、日本から持参したごはん、サンマのかば焼き、わかめスープ。

食事中、リスが寄ってきましたが、食べ物をあげてはいけません。

その後、Cap Rockトレイルへ。

続いて、ジョシュアツリー全体が見渡せるKeys View。ここは駐車場からすぐ見晴らしの良い展望台があります。

山頂で風が向きぬけるので寒い。

トレッキングを満喫して、キャンプ場に戻ります。昨日よりは大分風が弱まりました。夕飯は現地調達した焼きそばとトマト。

ジョシュアツリー国立公園はロサンゼルスやサンディエゴなど西海岸の街から120km程度の場所のため、デスバレーと比べると地平線近くが明るいです。特に西と南は目でも明るさがはっきり分かるくらいなので、東と北に絞って星の写真を撮りました。

こちら↓は東から昇るオリオン座に流星が流れたところ。

こちら↓は、北の空の2時間タイムラプス。カシオペア座やアンドロメダ銀河が左に回転しているのが見えます。

風が弱まったので、のんびり星を眺めることができました。

2024米国キャンプ旅6日目(ジョシュアツリー国立公園で寒さに耐える)

前日はデスバレーのキャンプ場からラフリンのホテルに移動しました(こちら)。早起きしてビーチに来てみました。

昨夜から風が強くて、天気は良いのですが寒くて、写真を撮ってすぐ退散。

今日からまたキャンプ生活が始めるので、あさイチで洗濯。ホテルに隣接したKOAキャンプサイトのランドリーへ。キャンピングカーで長期旅行をしているようなご夫婦がたくさん洗濯してます。

ドライヤーで乾いた洗濯物を回収して、ジョシュアツリー国立公園へ出発。2時間ほどで29 Palmsの街に到着し、中華レストランへ。$10ドルと(アメリカにしては)格安でしたが、注文した「シュリンプのロブスターソース炒め」の95%は野菜でした。。

1年ぶりにジョシュアツリー国立公園に入り、まずはビジターセンターへ。掲示板には「寒波による低温アラート、氷点下になる可能性あり」との表示。急遽、DOLLAR TREEに行って、あったかい厚手の靴下を買いました。

1時間ほど走り、本日から2日間泊まるCottonwood Springキャンプ場に到着。強風なので、本日はトレッキングせず、テント設営。

日が沈んで、冷え込んできました。寒さのせいか、約60区画のうち数区画しか人がいません。周りはこんな↓感じで、低木に囲まれてはいるものの、風をもろに受けます。

カップラーメンを食べて身体を温めて、Cactus(サボテン)を撮りながら、星が見えるのを待ちます。

デスバレーにてSigma 16mmで撮影する際は、PRO1D プロソフトンで星が大きく写るようにしていたのですが、ここではフィルター無しで撮影してみました。でも、下の写真のようにオリオン座もそれほど目立たず、地味な写真になってしまいました。

大分冷え込んできたので、本日の撮影は終了。さきほど買った靴下を履いて、パンツも2枚履きにして、車中泊で何とか眠りにつけましたが、寒さで目が覚めて時々車のヒーターを入れて朝を迎えました。

2024米国キャンプ旅5日目(デスバレーと朝焼けとラフリンの夕焼け)

アメリカ絶家旅行も5日目になりました。これまでの前半は以下の通りデスバレーを中心としたキャンプ旅行でした。

2024米国キャンプ旅行1日目(レンタカー選び、IN-N-OUT)

2024米国キャンプ旅2日目(デスバレー国立公園、Natural Bridge、Artists Palette)

2024米国キャンプ旅3日目(Dante’s View、Zabrinskie Point、Mesquite Springキャンプ場、Ubehebeクレーター)

2024米国キャンプ旅4日目(Mesquite Flat砂丘、Mobius Arch、星空)

5日目は、5時にテントを撤収してMesquite Springキャンプ場をあとにします。4時ころからオリオン座のショートタイムラプスを撮影。

キャンプ場を出てからも朝焼けがきれいに見れました。

急いで出発したのは、あさイチでラスベガスでの用事があったため。ラスベガスに向かうCA160号線で、朝焼けと雲海が見れました。

そして、今夜の宿泊先のLaughlin(ラフリン)へ。ラフリンもカジノで有名な街ですが、カジノ好きな訳ではなく単に移動途中として選びました。まずは、街の中心のEdgewaterというホテルでランチ。名前の通り、コロラド川沿いのホテルです。

単に景色が良いからという理由で選んだレストランでしたが、意外にも美味しいハンバーガーでした。(キャンプ場でレトルト飯が続いたせいもありますが。)

ちなみに、店はカジノに隣接していて、カジノに疲れたような人達が食事をしてました。

このコロラド川は夏はウォーターアクティビティで有名なようですが、11月は水も冷たく、ジェットスキーが通っているくらいでした。それと、この水辺には虫が結構いました。今回のキャンプ旅行では虫よけを持ってきていたのですが、ここが唯一虫を見た場所は、他では不要でした。

そして、街はずれにあるAvi Resort&Casinoにチェックイン。

ここはリゾートな雰囲気のホテルですが、1室7000円と物価高騰中のアメリカとしては格安でした。ホテルにはプールやプライベートビーチがあり、夏に来ると楽しそうです。

きれいな夕焼けも見れました。

ここで少し困ったのがタイムゾーン。ホテルの場所はネバダ州で、昨日までいたカリフォルニア州と同じPST(太平洋標準時)のはずなのですが、携帯に表示される時間が1時間進んでいます。ホテルフロントで聞いてみると、川向こうがアリゾナ州でそちらの電波を拾うとMST(山岳標準時)で1時間進んでしまうとの事。住んでいる人も、橋の先に行くと1時間ずれるので、混乱しそうです。

私は以前アメリカに住んでいた際はラスベガスに良く行って、確率統計を勉強していたこともありビデオポーカーで期待値を99%以上するパターンを覚えたりしてました。このホテルにもカジノがあって、すこし惹かれたのですが、もう大人になったので手を出さずに3日ぶりのベッドで眠りにつきました。

2024米国キャンプ旅4日目(Mesquite Flat砂丘、Mobius Arch、星空)

キャンプ場でサンドイッチとスープの朝食を済ませて、朝のうちにMesquite Flat砂丘に向かいました。駐車場から5分ほど歩くと、ブッシュの生えた砂丘になります。

さらに10分ほど歩くと一面に砂丘に。

朝早い時間なので、砂紋の陰影が良く見えます。

砂丘の後は、シエラネバダ山脈のふもとにあるLone Pineに向かいます。

途中、さまざまな色合いの岩山を抜けるワインディングを走り。

左手にMt. Whitney(4421m)を見ながらのロングストレートを走り。

Lone Pineに到着し、町で一番評判の良かったメキシカンレストランへ。

地元客で結構混んでます。

ケサディヤ(20ドル)で満腹になりました。店にいたおじいちゃんやおばあちゃんも、こんな量をしっかり食べてました。

ここから20分ほどのMobius Arch Trailに向かいます。最後はダート道でした。

駐車場に着くと、いきなりハート型のアーチを発見。以下写真の左上の岩影にハートの穴が見えます。

拡大すると。。。

良く見ると、ハート型の穴なのではなく、特定の方向から見ると2つの岩がうまく重なってハート型が作られているようです。特に現地の観光サイトには載ってませんでしたが、もっと有名になっても良いのでは?という隠れスポットでした。

駐車場から、丸っこい岩の間のトレイルを歩きます。

20分ほど歩いて、Mobius Archに到着。

1時間ほどのショートトレイルでしたが、アーチだけではなく、途中登れる岩山があったりして楽しめました。逆に国立公園にように混んでないのでおススメです。

丸っこい岩山に通って、帰り道に向かいます。

帰り道も荒涼とした岩山のワイディングを走っていきます。

16時を過ぎて、山が赤く染まってきました。

キャンプ場に戻り、カップラーメンで軽く夕飯を済ませ(昼に食べ過ぎたので)、星空撮影に入ります。

昨日は風が強くて寒かったですが、本日は風がないので外にいても大丈夫です。

夕焼けから天の川が出現します。

↑Nikon Z30, Nikkor Z 16mm F1,4, F1.6 10s ISO5000, 684shots

↓北の空は地味なので日本では撮影しないのですが、デスバレーでは北の空も星がたくさん見えて、7時間のタイムラプスを撮影しました。北極星を中心にカシオペア座が回転しています。再度に左上にアンドロメダ銀河も見えます。

↑Nikon Z30, Nikkor Z 16mm F1,4, F1.6 15s ISO4000, every20s1271shots

明け方の写真を確認すると流星がいくつか写ってました。

2024米国キャンプ旅3日目(Dante’s View、Zabrinskie Point、Mesquite Springキャンプ場、Ubehebeクレーター)

ホテルに付いていた朝食ボックスを食べて、7時過ぎにはデスバレーに向けて出発します。

最初に、標高1700mのDantes Viewへ。ワインディングを昇った先に駐車場があり、そこから10分ほどで岩山の頂上に行けます。

以下の地図を見ると分かるように、西側には標高0m以下のBad Waterが見下ろせます。

まだ風が強く、岩山にしっかり掴まっていないと飛ばされそうでした。

続いて、近くのZambrinskie Pointへ。ここは駐車場から舗装路を5分ほど歩くと絶景の展望台に着きます。地球とは思えない風景が広がっています。

ここの駐車場には、サイバートラックが停まってました。景色と共に、時代と場所が分からなくなるような錯覚に陥ります。

そして、いよいよ本日から2泊するMesquite Springキャンプ場へ。このキャンプ場はデスバレーの中心から1時間北上した場所で、周囲100km位何もないので星が良く見えることで有名です。米国本土で光害(Light Pollution)が無い場所として、4月に訪れたビッグベンド国立公園と共に有名な星見スポットです。管理人は常駐していないので、↓の券売機でキャンプ券(20ドル/泊)を購入します。(管理人が巡回してきて購入を確認されます)

キャンプ場を1周するとこんな↓感じです。このキャンプ場は予約不可で先着順なので、一番奥の星見に適したサイトに決めました。水洗トイレはありますが、電源や電波は来てません。他には、2~3組のキャンパーがいる程度です。

強風の中、テント設営。周りはこんな感じです。

風に吹き飛ばされそうになりながら、サンドイッチを作ってランチ。天気は良く気温も20度程度なのですが、とにかく風が強い。

その後、Ubehebeクレーターへ。ここは、300年前の噴火によりできた直径800メーターの巨大火山クレーターです。

細かい砂利で歩きにくく、2マイルの周囲を歩くのに1時間半ほどかかりました。でも、眺めは絶景です。以下パノラマ動画は是非大画面にしてご覧ください。

キャンプ場に帰って、星見の準備を進めます。日没後、しばらくすると肉眼でも天の川がはっきり見え始めました。米国本土で一番暗い(=星が良く見える)というビッグベンド国立公園に4月に行った時より、全天に無数の星が見えます。一晩中撮影した天の川のタイムラプスをご覧ください。

Mesquite Spring Campground in Death Valley on 3rd Nov 2024 Nikon Z30, TTArtisan7.5mm, F2 25s ISO6400, 1288shots

車の後部座席をフラットにして、日本から持参したエアマットを敷くとちょうどシングルベッドサイズで快適な空間に。寝袋に入っても朝方は寒さを感じましたが、5時間くらいは眠ることができました。

2024米国キャンプ旅2日目(デスバレー国立公園、Natural Bridge、Artists Palette)

前回(1日目)は、こちら

2日目も爽やかな朝でした。Hampton InnではHilton系列の定番朝食です。昔は油をひかずにくっついて失敗したりしたワッフルもきれいな焼き目で作れるようになりました。

朝食後、デスバレーに向けて出発です。途中、Mohaveに入ると、大型旅客機が50機以上並んでいる「飛行機の墓場」があります。旅客機や戦闘機が置いてある場所で記念撮影。

続いて、1年振りのRed Rock Cliffへ。青い空と赤い岩とのコントラストが映えます。

デスバレー国立公園に入って年間パスポート(80ドル)を購入。

最初にNatural Bridge Canyonでトレッキング。

駐車場から10分ほどで、こんなブリッジが見えてきます。

さらに5分進むとDry Waterfall。

次にArtists Paletteへ。5マイルほどの道をドライブしながら色とりどりの岩山が見れます。

途中の駐車場から少し歩くと、自然な色とは思えないようなカラフルな岩肌が広がってました。

実は、この日は国立公園内のキャンプ場に泊まる予定だったのですが、強風のため国立公園近くのホテルを日本出発前に予約していました。国立公園から1時間ほど走ってPahrumpの街に向かいます。

本日のホテルは、K7 Bed&Breakfast、Pahrumpというカジノで有名な小さな街のはずれにある小さな宿です。(ホテルより併設のピザ店の方が有名そう)

日没後、ホテル前の草原で撮影を始めますが、車がそこそこ通るので星の写真は撮れませんでした。

Pahrumpは人口4万人ほどの小さな街ですが、このような所にも必ずWalmartスーパーセンターがあります。明日からのキャンプに備えて食料などを買い込みました。

また、DOLLAR TREE、DOLLAR GENERALなどの格安店(日本のように全商品1ドルという事ではありません)が、どこにでもあるのでカップラーメンなどが安く変えました。

明日からホテルでのベットとはしばらくお別れです。

2024米国キャンプ旅行1日目(レンタカー選び、IN-N-OUT)

1年前と半年前にアメリカ西部へ絶景・日食を見る旅行をしてきましたが、今回は9泊11日でカリフォルニアへキャンプ旅行に行ってきました。今回の主な目的は、国立公園の暗闇で星を見ること、トレッキングコースを歩くことです。

(以下は、過去2回の旅行総括)

2023アメリカ絶景・金環食旅行17日目(ロサンゼルス空港、旅行費用)

2024皆既日食・絶景旅行19日目(最終日、総走行距離)

シンガポール航空のセールで、ロサンゼルス便が往復8.4万円と安かった成田発11/1、成田着11/11という日程です。大リーグのチャンピョンシップシリーズがもつれると、11/1がちょうどドジャース球場の第6戦ということでチケットを調べてましたが(一番安くても20万円以上。。)、10/29の第5戦で決まってしまったので、野球観戦は無しで。

11/1は3連休前の金曜ということで、成田空港は結構混んでました。ANAラウンジも手前側は満席で奥の方にやっと座れました。

いつも通りANAラウンジで食事してから、United Clubでデザート。

SQ12便は定刻通り出発、エコノミーですが隣が空席なので楽です。偏西風が強いせいか、早めに到着しました。

入国審査は15分待ち程度で抜けて、荷物が出てくるのを少し待って外に出ました。バス乗り場からバスに乗ってHertzレンタカーに向かいます。

Hertzレンタカーのお得な特典、利用方法は4月に行った時の以下動画をご覧ください。

今回Hertz事務所の掲示板では、私はPRESIDENT CIRCLEという表示になってました。会員ステータスは1つ下のFIVE STARなのですが、ロサンゼルスでは前回FIVE STARでもPRESIDENT CIRCLEの車を自由に選べたので、上級ステータスが一緒になったようです。ということで、PRESIDENT CIRCLEにある約50台の車どれに乗っても料金(保険、税金込で10日間240ドル)は変わらないので、キャンプに適した車を探します。

キャンプ旅行では車内泊をするため、今回は車内空間の広さを基準にSUVを見ていきます。最初目についたNISSAN ROGUEをキープ。フラットですが、少し段差があります。

次にGMC。広さはそこそこですが、犬の毛がいっぱい付いてるので候補外。

次が、JEEP。完全はフルフラットにならず、横幅も絞られてます。

で、最終的に選んだのは、HYUNDAI TUCSON。広さも問題なく、ピカピカの新車だったのが決め手です。(オドメーターは、たった30mileでした)

日本から持参したドライブレコーダーを取り付けて早速出発です。

こんな↓、1960年代のシボレーも普通に走ってます。

途中少し渋滞してましたが、2時間ほどでPalmdaleに到着。1日目のホテルはHampton Inn Palmdale。部屋番号が、日本で乗ってるシビックと同じ番号でした。

その後、キャンプに必要なものを買い出し。COSTCOで水(500ml40本で6ドル)、Walmartでコールマンガス(6.8ドル)など。

夕食は、半年ぶりのIN-N-OUTへ。ドライブスルーは大行列ですが、店内は何とか席が取れました。

注文は、いつものCheese Burger Amimal Style Extra Tamato、半年前と変わらず4.10ドルでした。

明日に備えて早めにベッドに入りますが、あまり眠れませんでした。

アメックスヒルトンオナーズカードはお得か?

私はこれまでエアラインマイルは貯めてましたが、ホテルのポイントプログラムには参加していませんでした。この1年でも海外ホテルに50泊ほどしましたが、TravelocityやAgodaで格安ホテルを探しているので、ブランドホテルには(ほぼ)泊まらなかったからです。チェーンホテルだと安心感はありますが、どこでも同じ雰囲気で旅行先の雰囲気に浸れないこともあり、特に行き慣れた米国ではチェーンホテルよりローカルな味のある安いホテルを選んでいたように思います。

以下のように来年ファーストクラスでの世界一周旅行を計画している中で、少し高級なホテルに泊まる可能性もあるので、ポイントプログラムについても調べることにしました。

世界一周旅 計画準備編⑤ ルート決定・日程変更、ルールまとめ

ポイントプログラムのうち、マリオットとヒルトンはアメックスカードの入会キャンペーンがあるので簡単に比較してみました。(プレミアムカードではなく、年会費の安い標準カードで比較してます)

アメックスカードアメックス
入会特典
朝食無料部屋の
アップグレード
マリオット
Marriott Bonvoy
年会費23,100円30万円利用で16,000ポイント×
ヒルトン
Hilton HHNORS
年会費16,500円100万円利用で
60,000ポイント

軽く調べた程度ですが、上記のようにヒルトンの方が良さそうなので、ヒルトンについて詳しく調べてみることにしました。

まず、アメックスカードを作ると、以下の通りヒルトンオナーズプログラムの「ゴールドステータス」特典がもらえます。

アメックスホームページより抜粋   

また、2025年1月29日まで以下のアメックス入会キャンペーンがあります。

アメックスホームページより抜粋          

上記でもらえるポイントについてネット上で調べると1ポイント0.5~1円程度でホテル宿泊に使えるようです。以下では獲得ポイントを1ポイント=0.6円で割引されることと仮定します。

一般的にホテルのポイントプラグラムを使う際には、ホテル公式ホームページ等から予約する必要がありますが、これまでの経験上TravelocityやAgoda等の予約サイトの方が安いレートが出ていることがありました。

そこで、ヨーロッパで私が訪れる国のヒルトン系列ホテルについて、Travelocity料金とHilton HHNORS料金を比較してみました。両方とも同じ部屋タイプ、朝食無し、Semi-Flex(7日前までキャンセル可)という条件です。(為替相場は2024/10/27時点、ホテル料金は2025/9時点)

黄色のセルが、TravelocityとHilton公式サイトとの料金差額です。その右の「ベースP」がヒルトンオナーズプログラムで獲得できる1ドル=10ベースポイントに加えて、ゴールドステータスは80%増で、1ドル=18ポイント=10.8円(約7.2%)が割引される計算です。その右の「ボーナスポイント」はアメックスカード支払いで獲得できる100円=3ポイント=1.8円(1.8%)が割引される計算をしています。

これらのポイントにより実質9%(7.2%+1.8%)割引されて、結論として一番右の赤いセルにTravelocityと比較した差額を記載してます。Travelocityと比較して4000円以上安くなっており、加えて朝食無料、無料アップグレードの特典が付くので、1泊あたり1万円以上お得になることが分かります。

ただし、これはヒルトンに泊まると決めた場合の料金比較です。周りにより条件の良いホテルがあるかもしれませんし、滞在地にヒルトンが無いかもしれません。私が訪れる範囲で調べると、アイスランドやポルトガルの郊外にはヒルトン系列ホテルがありませんでした。アメックスカードの入会で60,000ポイント(36,000円相当)獲得でき、年会費16,500円はすぐ元が取れる感じなので、滞在先のホテルを探した上でカード入会するかどうか決めたいと思います。毎年ヒルトンホテルに2~3泊するなら持っておいても良いかなあと考えています。

世界一周旅 計画準備編⑤ ルート決定・日程変更、ルールまとめ

前回、世界一周特典航空券予約の苦労を書きました。

世界一周旅 計画準備編④ 世界一周特典航空券の予約は難易度高すぎ
今回、結果としてどのようなルートや日程にしたか、また注意が必要な世界一周航空券のルールについても紹介します。今回も長いので目次付けました。

<目次>
1.世界一周ルート
2.日程変更
3.世界一周航空券予約のルール(まとめ)

1.世界一周ルート

最初私が8月に予約したルートは、まず全区間の空席を見つけて何とか世界一周のルートを繋げた以下フライトでした。

ルートA:HND-LHR-LIS-CPH(陸路)FRA-IAD(陸路)LGA-ORD-NRT 19,802mile 

しかし、ファーストが取れたのはORD-NRTのみで、LHR-LIS-CPHがビジネス、他はエコノミーという状態でした。その後、ANAホームページで毎日数回、空席検索を続けましたが、2週間経っても空席は見つかりませんでした。特にユーラシア大陸横断HND-LDRと、大西洋横断FRA-IADがエコノミーだったので、ビジネス以上を探しましたが、全く見つからず。旅行日程は柔軟に組めるので、6月中旬から8月まで範囲を広げても全くダメ。ネットの情報も含めて、以下のことが推測されました。
・HND-LHRのNH便は355日前の9時で特典枠が埋まり、キャンセルがあったとしても空席待ちですぐ埋まる
・FRA-IADのLHは、約300日前にならないと特典枠が出てこない。しかもビジネスは約1ヵ月前、ファーストは約2週間前にならないと出てこない。(1ヵ月先のビジネスクラスは出てきました)

なので、HND-LHD14時間のエコノミーしか取れなそうなルートAに見切りを付け、他のルートを探しているうちに、以下のような事もぼんやり分かってきました。

・東京出発のファーストクラスは、シカゴ便以外で2席予約することは不可能(帰国便が355日前に取れたとしても東京出発は345日以前に予約が必要)
・ポルトガル航空(TP)は355日前からビジネス、エコノミーの特典枠を開放する
・ユナイテッド航空(UA)は不定期で特典枠を開放するが、数は少ない
・ポーランド航空(LO)、ターキッシュエア(TK)は、ビジネス特典枠が結構出てくる
・スイス航空は全クラス特典枠がほとんど出てこない

上記を踏まえ、当初予約した西回りではルートが組めないと判断して、東回りのルートを探し始めました。最初のTYO-ORDは、予約開始の355日前を過ぎても10日前後はファースト2席空いている日程があったので、その後の大西洋横断とユーラシア大陸横断を中心に毎日検索かけました。(ヨーロッパ内は、ポーランド航空・ポルトガル航空でビジネスが自由に取れました)

大西洋横断は、ルフトハンザ航空やスイス航空のファーストに乗りたかったのですが、全然空席が出ないので、ポーランド航空のJFK-WAWのビジネス(フラットシート)で妥協。ユーラシア大陸横断もANAのロンドン便やフランクフルト便のファーストは諦め、比較的空席が取りやすいBRU-NRTのビジネスを取りました。(取りやすいとは言っても、9時の予約開始に合わせて何回かANAデスクに電話した結果、何とか勝ち得たものです)

現時点では、以下で予約発券しています。

ルートB:NRT-ORD(陸路)JFK-WAW-ARN(陸路)CPH-LIS-BRU-NRT 19,719mile

ただ、日程的にはORD-JFK間で4泊、ARN-CPH間で7泊、LISで6泊、BRUで2泊と、米国内が少し忙しいので今後も空席を見て日程調整するつもりです。(JFK-WAWになかなか空きが出ない)

2.日程変更

既に前の章で紹介していますが、世界一周の特典航空券を予約するには、全ての区間で空席があることが必要です(空席待ちはできない)。そのため、帰国便は355日前の9時にANAデスクに電話すれば予約できる可能性が高いですが、出発便は345日前以前に予約することになるため、既に10日間の間に根こそぎ予約された後の僅かな空席を拾っていくしかありません。幸い、スターアライアンスの世界一周特典航空券は予約・発券した後でも無料で日程変更ができますので、とにかく空いている便があったら予約をしてしまって、後でゆっくり日程を考えることがポイントです。

通常(世界一周以外)の特典航空券であれば空席待ちができるため、355日前に往復の予約をしてしまい、復路についてだけ後から日程変更できるのが大きな違いです。今回私も、355日前の帰国便に狙いをつけて、往路や途中の区間の空席を見つけたものの、355日前までの間にその空席が埋まってしまうこともあり、この点は悲しい思いを何回かしました。

3.世界一周航空券予約のルール(まとめ)

以下、ANAのホームページにスターアライアンス世界一周のルールが記載してあり、予約にあたっては一読する必要があります、これ以外にも注意する点が色々あります。

ANAホームページより 

スターアライアンス世界一周|ANA

スターアライアンスの特典世界一周航空券を世やう際のポイントとなる注意点を記載します。(誤りや追加があれば教えてください)

①予約・発券はインターネットでは出来ずANAデスクへの電話が必要(私は海外旅行中に発券の連絡があり、折り返し国際電話しても繋がらず焦りました)
②予約・発券した後の日程変更、同じ航空会社での便変更は可能(逆に、航空会社・経由地の変更は不可)
➂出発国に戻る最後の国際線搭乗は、最初の国際線搭乗から10日目以降(最後の国際線が到着した日ではなく搭乗した日であることがポイント)
④ヨーロッパでの途中降機は3回まで(私が予約したルートは4都市ありますが、ストップオーバーの1都市はカウントされない)
⑤日本国内での途中降機は4回まで
⑥空席待ちは不可、予約時に全区間に空席があることが必須
⑦特典航空券の空席は、ANAダイヤモンド用/SFC会員用の特別枠がある(私はSFCで空席検索しましたが、非SFCである妻が検索すると特典枠が出ないことが多くありました)