本ブログのタイトルは当初「米国に日食を見に行こう」だったのですが、日食以外にも自然の絶景や星空も見にいくので「米国に絶景と日食を見に行こう」に変更しました。
今回は星空、特に天の川を見る場所の選定です。西海岸は都会で星は良く見えませんが、10月の天の川は西方向で海沿いであれば西が暗い夜空も見れそうと考えてました。さらに詳しく星空を見る観測地を選ぶのには、夜空の暗さがマップ化されているLight Pollution Mapが便利です。
このマップでは以下の通り、夜空の暗さ(逆に言うと光害の少なさ)に応じて、Class1-9で色分けがされています。目安としてM33(さんかく座銀河)やM31(アンドロメダ大星雲)、Central Galaxy(天の川)の見え方が書かれています。
以下の通り関東地方を見ると、東京周辺はClass8-9ですが、秩父方面や那須、尾瀬などはClass3の場所もあります。
今回の旅行先から、まずは西海岸を見てみます。LA周辺は東京と似た状態ですが、北に上がっていくとCambriaからBig SurのあたりまでClass2の地域があります。Highway1は途中通行止めの場所がありますが、Carmelから1時間ほど南下すれば関東には無いレベルの星空が見えそうです。
次にLAの西側。宿泊予定のJoshua Tree国立公園のあたりはClass3-4ですが、その北側のMojave National PreserveのあたりはClass2です。この辺りにホテルは無いので、Barstowに宿泊すると東に1時間ほど走ってLudrowを超えればClass2の地域に入れます。
次に、日食を見ようと思っているMonument Valley周辺です。この中ではPage周辺が明るいですが、20分も走ればClass1-2の地域に行けそうです。Monument ValleyもVisitor Centorの辺りから離れてForest Gump Pointあたりまで行けばClass1です!
Bryce Canyonは、Visitor CenterやLodgeのあたりはClass2で、少し南下するとClass1に!Bryce Canyonのhoodoo(岩柱)と一緒に天の川が撮れたら最高です。
これらを元に、宿泊予定を立てました。このブログを書き始めた頃は1ドル130円だったのが、本日は140円となり、そもそも米国全体のホテル代も高騰している状態ですが、1部屋あたり最大でも200ドル以下、できれば100ドル以下のホテルにする予定です。22年前に、この辺りを旅行した際は、ホテル代・ガソリン・食費を合わせて1日100ドル前後でも済んでいたので、ドル建でも2倍、円換算だと2.5倍になっている感覚です。