これまで情報収集から発券までの経緯を書いてきましたが、今回は半年前に遡って、私が(飛行機に乗らずに)ANAマイルを貯めた方法をまとめておきます。
私は20年以上前からSFC会員なのですが、この10年ほどはANA便には乗っておらず、SFCカードはもっぱら格安スターアライアンス便に乗る際のラウンジ利用に使ってました。ですので、2024年2月時点でのANAマイレージ残高は僅かに500マイル(カレンダー不要の付与マイル)でした。ここから半年、以下3つの方法で43万マイル(スターアライアンス世界一周ファーストクラス2席相当)を貯めました。
- ソニー銀行のANAマイル付き定期預金:約4万マイル獲得
- AMEX ANAゴールドカード入会キャンペーン:約13万マイル獲得
- クレジットカードで貯めたVポイントをマイル交換:約26万マイル獲得
上記3つの方法を比較すると、1.<2.<3. の順に獲得マイルが多くなりますが、逆にハードルも高くなります。以下、順番に詳しく記載します。
1.のソニー銀行は、通常貯まるマイルに加えて以下のキャンペーンを利用しました。2024年3月に約400万円を定期預金にして、2024年6月末に通常マイル1.9万マイルを獲得できました。キャンペーンの2万マイルは後日獲得。この3ヶ月は円安方向になりましたので為替利益もありました。
2.のAMEX ANAゴールドカードは、入会後3か月で150万円利用すると合計13万マイル獲得できるというキャンペーンでした。私は既にMaster SFCカードを保有してましたが、追加してAMEXカードに入会しました。入会3か月は6/8が締め切りだったのですが、以下の通りギリギリ150万円利用できボーナス獲得できました。(150万円到達時の35,000ボーナスポイント)
そして2024年7月時点まで獲得できた10万ポイントを1ポイント=1マイルでANA10万マイルに交換しました。(キャンペーンの3万ポイントは後日獲得)
3.のVポイントは、主に三井住友プラチナプリファードのクレジットカード利用で貯めました。このカードでは、以下の通り通常100円1ポイントですが、リボ払いを使うことで+0.5ポイント、さらに海外利用の場合は+2ポイントと合計3.5%還元となります。
リボ払いについては、リボ払いが1円でもあれば当月の利用額全体に対して+0.5%となります。私は以下画面イメージの通り、2024年6月はリボ手数料が1円あったので3.5%Vポイント獲得できましたが、7月はリボ手数料がなく3%獲得のみでした。
私の場合、2024年4-7月で約1100万円の外貨決済で3%強のポイントを獲得でき、通常1%獲得の円決済と合わせて、約40万Vポイントを獲得できました。(400万円利用による4万Vポイントは年度末に獲得)
以下Vpassアプリで、Master SFCカードを選択すると1Vポイント=0.6ANAマイルに交換ができます。私はこれまでSBI証券の積み立て投資などで貯めたマイルを合わせて43万マイルを約26万マイルにしました。
(1度に交換できるのは30万マイルまでですが、同じ日でも2回に分けて交換できました)
このようにして貯めた36万マイルで、今回2人分のファーストクラス世界一周(飛行距離20,000マイル以下)の特典航空券に交換しました。全然ANA便には乗っていない陸マイラーですが、今後もこのペースでマイルを貯めて世界一周に行きたいと思います。