世界一周旅 国別準備編(ポルトガル)

前回の国別準備編(アイスランド)に続いて、次はポルトガルの計画を固めていきます。
ポルトガルも初訪問で、温暖な気候と安い物価、美味しそうな食べ物というイメージだけで安易に選びました。スペインも惹かれたのですが、以前行ったことがあるので、今回の旅程からは外しました。

Pastel de nata
1.ポルトガルで何をするか?
2.交通手段
3.ホテル

1.ポルトガルで何をするか?

旅程を決めるにあたって、まずポルトガルでやりたい事を挙げてみました。
・エッグタルトやシーフードの食べ歩きをしたい
・オレンジ色の建物が並ぶ街並みを見てみたい
・海沿いの景色や夕焼けを見てみたい
・(アイスランドの次なので)太陽を浴びながらのんびりしたいなので、首都リスボンだけでなく、海沿いの街も調べ始めました。さすが、ヨーロッパ中から海を楽しみに観光客が集まる国だけあって、イベリア半島南端のFaroから、LisbonからPortoの大西洋沿いまで多くのリゾート地があるようです。Lisbon市内で2泊、リゾート地で2泊とすると、あまり遠くには行けません。
Lisbonからユーラシア大陸最西端のロカ岬まで(Google Mapsより)

2.交通手段

ここで、Lisbon到着後の交通手段をどうするか?レンタカーを調べてみると5日間(96時間)でHertzエコノミークラスで何と130EURと格安でした。レンタカーがあれば、リスボン郊外のロカ岬やシントラも車なら気軽に行けそうですし、田舎町に泊まることもできます。

公共交通機関も調べてみると、こちらも安い。空港から市内は地下鉄で1.8EUR、UberやBoltでも10EUR以下で行けそう。また、郊外へ行く際もバスや電車で行けることも分かりました。
レンタカーを借りるかもしれませんが、まずはリスボンとその周辺を電車やバスで動く前提でホテルを探すことにしました。
Lisbonのメトロ(Wikipediaより抜粋)

3.ホテル

リスボン市内2泊、リスボン郊外2泊で探していきます。リスボン市内は、空港からメトロで行きやすい場所を最初探してましたが、Uber等が安いので特にメトロ駅周辺にこだわらず景色や雰囲気を優先して検索。結果として、市内中心から少し離れて公園や市場に面した以下ホテルを2泊予約しました。キッチン付きのメゾネットで長期滞在もできそうなホテルで、2泊で6万円弱でした。
Studios with Mezzanine Rua da Moeda

リスボン郊外は、最初LisbonからCascais(カシュカイシュ)を見ていたのですが、サマーシーズンでもあり海に近いホテルは軒並み4万円以上でした。少し検索範囲を広げて、Cascais手前のEstoilという小さな街だと2万円以下でビーチまで歩いていけるゲストハウス(朝食付)があり、こちらを予約しました。Estorilという地名はF1開催地として前から知っていたので、サーキット見学にも行こうかと思ったのですが、F1開催が終わってしばらく経ってレース開催日以外はひっそりしているようなので、たぶん行かないと思います。
Estoril
EstorilのPoca Beach

次は国別準備編(ブリュッセル)を予定してます。またご覧ください。

世界一周旅の計画準備編⑥ 全フライト総費用17.5万円

今年9月の世界一周旅行について、全区間の航空券を予約完了しましたので、備忘を兼ねてまとめておきます。これまでの経緯は以下を参照ください。

これまで書いた通りスターアライアンス特典世界一周航空券を以下の通り発券しました。
NRT~ORD(陸路)JFK~WAW~ARN(陸路)CPH~LIS~BRU~NRT
ファースト1区間、ビジネス5区間、総飛行距離19,719mile

2024年10月に発券した際の燃料サーチャージ・諸税は1人11万円ほどだったのですが、燃料サーチャージが引き下げとなった2024年12月に日程変更で再発券して、1人9万円以下になりました。


今回、陸路部分についても、ルートを決めて航空券を発券した詳細をまとめておきます。

シカゴ(ORD)->ワシントンDC(DCA)

このサーフェス区間では以下2つの目的がありました。
・インディアナポリスの友人宅に行く
・ワシントンDCの博物館巡りをする、友人に会う
日程に余裕があればシカゴや周辺の観光地も行きたかったのですが今回はスキップ。ニューヨークも経由するのですが、これまで何回か行ってるのでトランジットのみ。

それを踏まえて移動手段を検討しました。
A) ORDからレンタカーでインディアナポリスに行き、ORDに戻ってDCAへ空路で
B) ORDからレンタカーでインディアナポリスに行き、レンタカー乗捨てINDからDCAへ空路で
C) ORDからレンタカーでインディアナポリスに行き、ワシントンDCへレンタカーで
D) ORDからINDまで空路で、INDからDCAへ空路で

費用的にA)が一番安いのに加えて、デメリットとしてB)D)はINDにラウンジが無い、C)はインディアナポリスからワシントンDCまで9時間かかるという理由でA)に決定しました。
ORDはユナイテッドのハブ空港で1時間毎に出発便があり、どの時間帯も1.7万円(預入荷物は別料金)でした。

ワシントンDC(DCA)->ニューヨーク(JFK)

このサーフェス区間も飛行機以外に鉄道、バス、レンタカーなどの移動方法があり、空港もワシントンDCはDCA/IAD、ニューヨークはJFK/EWR/LGAの選択肢があります。ただ、極力ワシントンDCでの滞在時間を長くする目的でDCA発の飛行機移動としました(IADから市内までは1時間かかる)。
その場合、ワシントンDC発は、EWR行きだと1万円以下なのに、JFKはなぜか2万円以上でした。次区間の大西洋横断はJFK発だったので、EWRからバス等でのJFK移動は時間のムダなので、DCA-JFKの航空券料金ウォッチしていたら、一瞬0.8万円に下がったので急いで発券しました。

ストックホルム(ARN)->コペンハーゲン(CPH)

この区間は9日間あり、前半の3日間はストックホルム発のヘルシンキ往復のクルーズを予約していました。このクルーズはストックホルム出発して17時間航海してヘルシンキに6時間滞在してストックホルムに戻ってきます。2泊朝食付で2万円と格安ですが、大型客船で船内は豪華です。
https://www.tallink.com/travelling/one-way/stockholm-helsinki-ferry

後半はアイスランド(KEF)に行くのですが、SASスカンジナビア空港がスターアライアンス脱退して今は1日1便ルフトハンザのフランクフルト便があるのみで、世界一周航空券に組み込めませんでした。ARNからCPHはLCCも飛んでいますが、クルーズの到着時間に合わせるため少し高いですがアイスランド航空でARN-KEF間を予約発券しました。また、KEFからCPHもアイスランド航空にして、2区間合計で1人61,517円(預入手荷物込み)でした。円安の時に購入してしまったので、今ならもう少し安くなったのが残念。

これで、世界一周10区間のフライド予約が終わりました。

NRT~ORD~DCA~JFK~WAW~ARN~KEF~CPH~LIS~BRU~NRT

費用合計は以下の通りとなりました。

次回は、国別準備編(ポルトガル)を予定しています。またご覧ください。