
これまで父娘で100万円世界一周の特典チケット発券までの経緯を書いてきました。
前回、発券できたももの、最終区間FRA-HNDがビジネスクラス1席しか空いておらず、娘がビジネス・私がエコノミーとした話を書きました。ビジネスが空くのは直前になるだろうと思いつつも、しばらく毎日空席検索をしてました。すると、2週間後ビジネスで追加1席の特典枠の空きが出ているのを発見!
5/4 17:30ANAデスクに電話(1分待ち)
・エコノミーからビジネスクラスに変更
・別部署で料金再計算。料金が上がる場合は電話が掛かってくるとのこと(予約期限48時間後)。料金が上がらない場合は自動的に発券。
5/5 10:00ANAより電話
・追加料金2,200円をクレジットカード決済して発券完了。(これはビジネスクラス変更の追加料金ではなく、5月になって諸費用が上がったことによる精算)
ということで、思ったより早くビジネスクラスに変更できました。ただ、燃料サーチャージ・諸税が1人19万円弱ということで、来月以降燃料サーチャージが下がったタイミングで日程変更して再発券する予定です。5月発券から6月発券で、1万円弱安くなることが分かっていますが、もしかしたら8月以降にさらに安くなる可能性があると思っています。
今回予約する際には特典枠がなかなか見つからず、燃料サーチャージが無い/安い航空会社を選択する余裕はありませんでした。今後、現在の発券ルートを3000マイルでキャンセルして、さらに安い航空会社を探すこともあり得るので、まず現在の燃料サーチャージ・諸税の内訳を確認しました。
eチケットの記載内容をchatGPTに解説してもらうと、以下のようになりました。(発券手数料2,200円は含まず)
YQ | 76,840 / 9,060 | 燃油サーチャージ(Fuel surcharge)※複数路線分か分割計上 |
YR | 49,340 | 一部の航空会社が使う追加料金(別の燃油サーチャージまたは航空保険料など) |
OI | 700 | 出入国管理税または移民関連の料金(例:オーストラリアなど) |
SW | 2,460 | 保安関連費用(Security/Screening)または空港保安料 |
TK | 1,000 | ターミナル使用料(Terminal usage fee) |
AY | 1,580 | 空港税(例:日本の旅客サービス施設使用料) |
US | 3,230 × 2 | アメリカ国内の旅客関連税(例:米国国際旅客税など) |
XA/XY/YC | 530 / 990 / 1,020 | 米国運輸税や通行税など(米国関連の追加料金) |
EQ | 290 | 環境関連費?(稀なコード。特定には航空会社明細要確認) |
JK | 280 | 空港税または地域税(スペインなどで見られる) |
O2/O9 | 50 / 150 | 出国税や空港改修費などの国際的な諸税 |
QH | 3,530 | 通常はアジア・中東系航空会社のチャージコード |
S4 | 580 | 通信や手数料関連(詳細不明) |
M6 | 330 | 地域利用料(例:空港シャトル税など) |
TR | 810 | 出国税(例:タイ) |
DK | 650 | 空港関連施設使用料(国・空港による) |
ZO | 5,110 | 特定空港税やゾーン料金(ヨーロッパで見られる) |
ND | 60 | 少額税金(例:地方税) |
XW | 3,310 | 国際旅客関連課税(例:イギリスAPDなど) |
DE | 1,920 | ドイツの空港使用料または航空税(Germany = DE) |
JPY | 1,145 | コードがないですが、おそらく最終的な手数料や調整額 |
私はこのような運賃内訳には詳しくなく識者の方に教えて頂きたいのですが、上記を合算すると168,195円でANAから請求された183,370円となぜか違います。一部料金に消費税10%が加わるのかな?
現在のANAの燃料サーチャージは欧米往復で72,600円で、76,840YQに含まれているような感じですが、こちらも良く分かりません。ただ6月になると欧米往復でANAの燃料サーチャージが8,800円安くなるのは、ここに反映されそうです。
今年9月の世界一周はポルトガル航空を使うこともあり、燃料サーチャージ・諸税で1人8.8万円に抑えられているので、今回(来年)も航空会社を上手くやりくりして、燃料サーチャージを抑えたいところです。ただ、今回の飛行距離は21,988マイル(12.5万マイル利用)で、ちょっと変えるだけで1段階上の14.5万マイル利用となってしまうので悩みどころです。