世界一周旅 国別準備編(ポルトガル)

前回の国別準備編(アイスランド)に続いて、次はポルトガルの計画を固めていきます。
ポルトガルも初訪問で、温暖な気候と安い物価、美味しそうな食べ物というイメージだけで安易に選びました。スペインも惹かれたのですが、以前行ったことがあるので、今回の旅程からは外しました。

Pastel de nata
1.ポルトガルで何をするか?
2.交通手段
3.ホテル

1.ポルトガルで何をするか?

旅程を決めるにあたって、まずポルトガルでやりたい事を挙げてみました。
・エッグタルトやシーフードの食べ歩きをしたい
・オレンジ色の建物が並ぶ街並みを見てみたい
・海沿いの景色や夕焼けを見てみたい
・(アイスランドの次なので)太陽を浴びながらのんびりしたいなので、首都リスボンだけでなく、海沿いの街も調べ始めました。さすが、ヨーロッパ中から海を楽しみに観光客が集まる国だけあって、イベリア半島南端のFaroから、LisbonからPortoの大西洋沿いまで多くのリゾート地があるようです。Lisbon市内で2泊、リゾート地で2泊とすると、あまり遠くには行けません。
Lisbonからユーラシア大陸最西端のロカ岬まで(Google Mapsより)

2.交通手段

ここで、Lisbon到着後の交通手段をどうするか?レンタカーを調べてみると5日間(96時間)でHertzエコノミークラスで何と130EURと格安でした。レンタカーがあれば、リスボン郊外のロカ岬やシントラも車なら気軽に行けそうですし、田舎町に泊まることもできます。

公共交通機関も調べてみると、こちらも安い。空港から市内は地下鉄で1.8EUR、UberやBoltでも10EUR以下で行けそう。また、郊外へ行く際もバスや電車で行けることも分かりました。
レンタカーを借りるかもしれませんが、まずはリスボンとその周辺を電車やバスで動く前提でホテルを探すことにしました。
Lisbonのメトロ(Wikipediaより抜粋)

3.ホテル

リスボン市内2泊、リスボン郊外2泊で探していきます。リスボン市内は、空港からメトロで行きやすい場所を最初探してましたが、Uber等が安いので特にメトロ駅周辺にこだわらず景色や雰囲気を優先して検索。結果として、市内中心から少し離れて公園や市場に面した以下ホテルを2泊予約しました。キッチン付きのメゾネットで長期滞在もできそうなホテルで、2泊で6万円弱でした。
Studios with Mezzanine Rua da Moeda

リスボン郊外は、最初LisbonからCascais(カシュカイシュ)を見ていたのですが、サマーシーズンでもあり海に近いホテルは軒並み4万円以上でした。少し検索範囲を広げて、Cascais手前のEstoilという小さな街だと2万円以下でビーチまで歩いていけるゲストハウス(朝食付)があり、こちらを予約しました。Estorilという地名はF1開催地として前から知っていたので、サーキット見学にも行こうかと思ったのですが、F1開催が終わってしばらく経ってレース開催日以外はひっそりしているようなので、たぶん行かないと思います。
Estoril
EstorilのPoca Beach

次は国別準備編(ブリュッセル)を予定してます。またご覧ください。

世界一周旅の計画準備編⑥ 全フライト総費用17.5万円

今年9月の世界一周旅行について、全区間の航空券を予約完了しましたので、備忘を兼ねてまとめておきます。これまでの経緯は以下を参照ください。

これまで書いた通りスターアライアンス特典世界一周航空券を以下の通り発券しました。
NRT~ORD(陸路)JFK~WAW~ARN(陸路)CPH~LIS~BRU~NRT
ファースト1区間、ビジネス5区間、総飛行距離19,719mile

2024年10月に発券した際の燃料サーチャージ・諸税は1人11万円ほどだったのですが、燃料サーチャージが引き下げとなった2024年12月に日程変更で再発券して、1人9万円以下になりました。


今回、陸路部分についても、ルートを決めて航空券を発券した詳細をまとめておきます。

シカゴ(ORD)->ワシントンDC(DCA)

このサーフェス区間では以下2つの目的がありました。
・インディアナポリスの友人宅に行く
・ワシントンDCの博物館巡りをする、友人に会う
日程に余裕があればシカゴや周辺の観光地も行きたかったのですが今回はスキップ。ニューヨークも経由するのですが、これまで何回か行ってるのでトランジットのみ。

それを踏まえて移動手段を検討しました。
A) ORDからレンタカーでインディアナポリスに行き、ORDに戻ってDCAへ空路で
B) ORDからレンタカーでインディアナポリスに行き、レンタカー乗捨てINDからDCAへ空路で
C) ORDからレンタカーでインディアナポリスに行き、ワシントンDCへレンタカーで
D) ORDからINDまで空路で、INDからDCAへ空路で

費用的にA)が一番安いのに加えて、デメリットとしてB)D)はINDにラウンジが無い、C)はインディアナポリスからワシントンDCまで9時間かかるという理由でA)に決定しました。
ORDはユナイテッドのハブ空港で1時間毎に出発便があり、どの時間帯も1.7万円(預入荷物は別料金)でした。

ワシントンDC(DCA)->ニューヨーク(JFK)

このサーフェス区間も飛行機以外に鉄道、バス、レンタカーなどの移動方法があり、空港もワシントンDCはDCA/IAD、ニューヨークはJFK/EWR/LGAの選択肢があります。ただ、極力ワシントンDCでの滞在時間を長くする目的でDCA発の飛行機移動としました(IADから市内までは1時間かかる)。
その場合、ワシントンDC発は、EWR行きだと1万円以下なのに、JFKはなぜか2万円以上でした。次区間の大西洋横断はJFK発だったので、EWRからバス等でのJFK移動は時間のムダなので、DCA-JFKの航空券料金ウォッチしていたら、一瞬0.8万円に下がったので急いで発券しました。

ストックホルム(ARN)->コペンハーゲン(CPH)

この区間は9日間あり、前半の3日間はストックホルム発のヘルシンキ往復のクルーズを予約していました。このクルーズはストックホルム出発して17時間航海してヘルシンキに6時間滞在してストックホルムに戻ってきます。2泊朝食付で2万円と格安ですが、大型客船で船内は豪華です。
https://www.tallink.com/travelling/one-way/stockholm-helsinki-ferry

後半はアイスランド(KEF)に行くのですが、SASスカンジナビア空港がスターアライアンス脱退して今は1日1便ルフトハンザのフランクフルト便があるのみで、世界一周航空券に組み込めませんでした。ARNからCPHはLCCも飛んでいますが、クルーズの到着時間に合わせるため少し高いですがアイスランド航空でARN-KEF間を予約発券しました。また、KEFからCPHもアイスランド航空にして、2区間合計で1人61,517円(預入手荷物込み)でした。円安の時に購入してしまったので、今ならもう少し安くなったのが残念。

これで、世界一周10区間のフライド予約が終わりました。

NRT~ORD~DCA~JFK~WAW~ARN~KEF~CPH~LIS~BRU~NRT

費用合計は以下の通りとなりました。

次回は、国別準備編(ポルトガル)を予定しています。またご覧ください。

世界一周旅 国別準備編(アイスランド)

2025年の世界一周旅については、8月までにルートを決めた後、10月インドネシア・11月米国に行ったりして少し間が空いてしまいましたが、少しずつ行きたいスポット調査やホテル予約などを進めてます。(ルート決定までの経緯は以下をご覧ください)

今回の滞在国は、米国(5日)、ポーランド(1日)、スウェーデン(2日)、フィンランド(1日)、アイスランド(5日)、ポルトガル(4日)、ベルギー(2日)という感じで、まずは初訪問となるアイスランドから計画を立て始めました。長くなるので、目次付けました。

1.アイスランドの情報収集
2.苦しみながら行きたいスポット選定
3.ドライブルート検索
4.ホテル候補決め

1.アイスランドの情報収集

そもそもアイスランドに行きたいと思ったのは、YoutubeでZeo家の冒険(www.youtube.com/@zeo_graphy)のアイスランド動画を見たのがきっかけです。Zeo家の動画クオリティや撮影方法は本当に素晴らしく、ずっと見てしまいます。この動画を何度も見返して、行きたいスポットの候補を決めました。

また情報収集として、何か本を買おうと思ったのですが、ほぼ唯一のガイドブックである「地球の歩き方Platアイスランド」は既に廃刊で、定価以上の価格でメルカリに出ても瞬間蒸発です。

メルカリを見ている中で、英語版ガイドブックの”lonely planet”のアイスランド版は定価以下で買えることが分かり、こちらも購入して参考にしました。

またネット情報だと、”Guide to Iceland”は行きたいスポットを決める参考になりました。(日本語あり)

2.苦しみながら行きたいスポット決定

Youtubeや書籍で行きたいスポットを見つけて、Google Map上にプロットしていきますが、時間が掛かってなかなか進みません。そうです、アイスランド語の地名が難しすぎるのです。そもそも首都レイキャビク Reykjavíkからして英単語にはない綴りです。

日本語には無い発音が多いようで、アイスランド語のスペルとカタカナ表記がリンクしないので、GoogleMapで検索するにも、タイピングではなく、地図上で探さないと出てこなかったりして苦労しました。

  • Gullfoss <-> グトルフォス
  • Jökulsárlón <-> ヨークルスアゥルロゥン
  • Fjaðrárgljúfur <-> フィヤズラアゥルグリューブル ?

Youtube動画とGoogle Mapsを主に見比べながら、行きたいスポットを決めました。以下はその一部。

3.ドライブルート検索

アイスランド旅行は、ツアーではなく自分でドライブして回りたいと思っています。もともと運転が好きで今年は米国を1万kmドライブしてますし、朝日や夕日、夜に星を見るには個人行動した方が良いという理由です。

行きたいスポットを探していると、アイスランド全土に観光スポットがあるのですが、アイスランドは北海道より少し大きいということで、ある程度絞らざるを得ません。最初は、東部までのドライブを考えていましたが、片道700kmを超えてしまい行程を縮めることにしました。米国のハイウェイでは1日で700km走ったことがありますが、アイスランドでは所々の見所をじっくり楽しみたいので、1日の走行距離は300km以内となるようにしました。

初日と最終日はレイキャビク近くに宿泊することになるので、南部を中心に3泊する上記のルート(計1300km)で仮決定しました。

4.ホテル候補決め

このブログでは、3.ルート決め、4.ホテル決めと順番に書いてますが、実際にはホテルを探しつつドライブルートを決めたというのが実際です。ホテルを探すにも、地名もホテル名も綴りが難しくて苦労しました。逆に、アイスランドクローネ=約1.1円で現地通貨を円換算するのは簡単で助かりました。

ホテルの検索はExpedia、Travelocity、Agodaを使いましたが、どれも料金は同程度。しかし、そもそもホテルの料金が高い!レイキャビクは1室2名で2万円程度のホテルがありますが、郊外では最低でも3万円という相場です。1室2名で2万円位が見つかった!と思ったら、共同バスで大部屋のドミトリー形式だったりします。今回、以下の条件で探しました。

  • 行きたいスポットに近い(そのスポットに朝や夕方・夜に行きたいので)
  • なるべく朝食付き(レストランが非常に高いので)
  • 部屋にバス・トイレがある(妻の要望)
  • 直前までキャンセル可(プラス料金となってもやむなし)
  • Travelocityで評価9点/10以上
  • 1泊2名で400ドル(6万円)を超えない

来年9月(9か月後)の予約なので、選び放題かと思いきや、満室だったり高い部屋しか残ってなかったりと、ピークシーズンは過ぎているもののアイスランド観光の人気ぶりを感じさせられました。5年ほど前のガイドブックを見ると現在の半額程度の料金も多く、インフレも進んでいるようです。ホテルと行っても10~20部屋程度の小規模な建物が多く、逆にアイスランドでホテル建設の投資をしたら儲かりそうだなあと思うくらい。

先に書いた通り、どのサイトでも料金は同様だったのですが、SMBCカードでExpedia予約すると14%ポイントが貯まる(ただし2025/3予約まで)ので、5泊ともExpediaで予約しました。来年は円高になることを期待して、全て現地払いで。上記条件で極力安い宿を探して、結局5泊(4泊が朝食付き)で17.5万円、1泊平均で3.5万円となりました。今後もホテル料金はチェックして、適宜再予約やホテル変更をするつもりです。

キッチン付きのホテルもあって、その場合はスーパーで買った食材で簡単に調理して、極力外食は減らそうとも思ってます。Guide to Icelandによると、レストランでは「一皿2,000~4,000 ISK」と書かれており、それだと2人で1万円近くになってしまいますね。

アイスランドは物価が高い? お得な旅行時期と節約のコツ | Guide to Iceland

このページに、安くあげるには自炊とも書かれていて、おススメスーパー「Nettó」「Króna」「Bónus」が挙げられてます。逆に「10-11」というスーパーは2倍の価格なので止めた方が良いという有益情報も掛かれていて、逆に書いて大丈夫なのかと心配になります。またCostcoも1店舗あるそう。

ホットドッグは299ISK(330円)と日本の2倍近いですが、アイスランドでは格安なんでしょうね。

2024米国キャンプ旅10日目(朝焼け、激安ショップ、燃費)

昨日はジョシュアツリー国立公園のトレッキングから、IN-N-OUT、大谷壁画、桟橋の夕焼けを満喫した1日でした。

2024米国キャンプ旅9日目(IN-N-OUT発祥の地、大谷壁画、桟橋の夕暮れ) 

いよいよ本日が最終日となります。まずは日の出前に昨夜行った桟橋へ再び。

朝焼けもヤシの木が絵になります。

ホテルまで歩いて帰りましたが、あらためてManhattan Beachはこじんまりとして、おしゃれな街だと感じました。このテラスには、日本でもおなじみのLe Pain Quotidienがありました。

DSC_0229_TEMP

ホテルに戻ってテラスで朝食。ワッフルも完璧な色合いに焼けるようになりました。ベーグルにつけるクリームチーズが無かったのが残念。向かいにスターバックスのドライブスルーがあるのですが、犬を散歩している人がドライブスルーを使っていたのには笑いました(常連さんのようでした)。

昼の帰国便なので、ホテルの部屋で最後のパッキング。今回のお土産食材も、前回同様にGrocery Outletで主に買いました(あちこちにあります)。ここは賞味期限の近い食材が格安で手に入ります。

店内はこんな感じ。

日本で買うと2500円以上するNature Valley 12本入りが、1.99ドル(310円)、日本だと3000円以上のLarabarも1.99ドル(310円)です。

4月に来た時は、以下日本だと約800円のSwiss Missココアが何と24セント(36円)という値段だったの(ただし賞味期限近い)ですが、今回はそのような大特価はありませんでした。

大きなスーツケースとバックパックを車に積んで、空港に向かいます。

Hertzレンタカーの返却場所に到着して、10日間の相棒ともお別れです。

今回10日間の走行距離は1643マイル=2628km、平均燃費は34.6mpg=14.7km/lでした。大きな車体の割に軽い(1555kg)ので、山道が多かった割に比較的良い燃費でした。

ちなみに半年前↓、Dodge Challengerでは平均燃費は27.6mpg(11.6km/l)

2024皆既日食・絶景旅行19日目(最終日、総走行距離)

1年前↓、Toyota Camryでは、37mpg(15.8km/l)でした。

アメリカのガソリン価格と燃費(2023日食・絶景旅行)

2024年の1年間で米国内の走行は1万kmを超え、日本での1年間での走行を遥かに上回ってしまいました。

LAXのスターアライアンスラウンジは、良い季節なので今回も外で。

お気に入りだったチキンカレーと丸いチーズケーキがなくなってしまいました。

機内2回目の食事では、Tangy Lemon Torteというデザートを初めて見ました。でも、いつものハーゲンダッツのアイスの方が良かったかな。

SQ11は、ほぼ満席だったのですが、幸い私の隣2席は空席。

フルフラットエコノミー席にして横になって寝れました。今年度クリスフライヤーゴールドになってから12回連続で隣は空席なので、ブロックしてくれているのかも!?

今回の旅日記は以上です。次回以降は、キャンプの話、アメリカドライブなど個別の話を書いていきたいと思います。

2024米国キャンプ旅9日目(IN-N-OUT発祥の地、大谷壁画、桟橋の夕暮れ) 

昨日は早く寝たので早めに目覚めたら、ホテルの部屋から朝焼けが。

ホテルチェックイン前に、再びジョシュアツリー国立公園へ。ビッグサンダーマウンテンのような岩山を抜けて。

Indian Coveトレイルを歩き始めます。日が上がってきて、徐々に暖かく。

29 Palmsの町が見渡せる開けたトレイルです。

ホテルに戻ってチェックイン後、ロサンゼルスに向かいます。サイバートラックも普通に走ってます。日本で見た時は巨大すぎて威圧感ありましたが、米国ハイウェイでは違和感ありません。でも、ぶつかったら跳ね飛ばされそうで、怖いです。

そして到着したのは、Baldwin ParkにあるIN-N-OUT発祥の地。1948年オープンした1号店が博物館になっています。

なりきり店員を体験できます。(紙ハットはもらえます)アテンドしていたIN-N-OUTの方に、東京でのポップアップストアの話をしましたが、日本人が多く訪れるようで詳しく知っていました。以下で着ているIN-N-OUTのTシャツは日本から持参した自前です。

店の内側はこんな感じ。ハンバーガーはフェルトのおもちゃです。当時のハンバーガーは25セント、フレンチフライは15セントだったそう。

続いて、近くにあるIN-N-OUT大学内にあるショップへ。Tシャツやステッカーを買いました。基本オンラインで販売している商品ですが、半額になっているTシャツがありました。

大学はこんな感じで、幹部候補生がトレーニングをここで受けるそうです。

そして同じ敷地内にある実店舗で、Cheese Burger(Animal Style, Extra Tomato)とFrench Fries(Animal Style)。French FriesのAmimal Styleは4.70ドルで、Cheese Burger4.10ドルより高いのは知りませんでした。

30分ほどドライブして本日の宿泊地Manhattan Beachへ。チェックイン前に大谷選手の壁画で記念写真。最初は大谷選手だけの壁画でしたが、登場人物が増えました。

4月にLAダウンタウンに見に行った壁画より、こっちの方が似てるかな。

そして本日の宿、Hotel Pacific Manhattan Beachにチェックイン。少し休んでから夕焼けを見に行きます。ビーチまで歩くと25分ほどかかるので、ビーチ近くのVONSに車を止めて買い物。日の入にぎりぎり間に合いました。

桟橋とヤシの木がいい仕事をしてくれます。

土曜ということもあり、桟橋の周りは観光客で混雑しています。昨年10月に行ったSanta Barbaraや、Santa Monicaの桟橋よりこじんまりとしてますが、夕日と絵になる素晴らしい風景でした。

30分ほどタイムラプスも撮影。

Manhattan BeachはLAX空港から15分ほどで、おしゃれなレストランやショップが歩ける範囲に並んでいてイイ雰囲気です。日本帰国前の前泊として、ちょうど良いのではないでしょうか?

明日はいよいよ帰国です。

2024米国キャンプ旅8日目(爽やかな朝を迎えてトレッキングへ)

昨日も寒かったですが、2泊目も朝方は6度位まで気温が下がりました。でも風は止み、週末に近づいたせいか(アメリカは翌日からベテランズデイで3連休)、周りでキャンプしている人も増えました。

山に朝日が差しこみます。

朝食は、メープル味!のスパムとキャンベルのスープ、トマト、チーズ。コールマンガスでの食事つくりも、この旅で最後になります。スパムは思ったよりメープル味が強く。。

食事後、テントを撤収して出発の準備をします。キャンプサイトの周りには↓のように小さな綿毛がついた木が多くあります。これが地名の由来のCottonwoodなのかな。他にもサボテンがいっぱい生えていて不用意に近づくとトゲが刺さって結構痛かったです。

本日は、まずJumbo Rockへ。ここは巨岩を取り囲むように密な間隔でキャンプ区画があって、私が泊った荒涼としたキャンプ場と違って家族連れが音楽を流したりBBQしたり楽しんでいます。

続いて、Hidden Valley Natureトレイルへ。最初は小さな岩山に向かって歩いていきますが、その先は岩に囲まれた盆地のようになっていて、それがHiddenと呼ばれているような感じです。

比較的小さな岩で山が築かれているので、岩登りはできませんでした。

続いて、Barker Dam Natureトレイル。ダムに向かって歩いていきます。

この岩を登った先にダムがあるはずだったのですが、カラカラで水はなく堤防が見えただけでした。

今日のトレッキングは以上で、29Palmsの街に向かいます。国立公園内の道はきれいに整備されていて、両側にジョシュアツリーを見ながらドライブを楽しめます。

キャンプが2泊続いたので、本日はこちらのモーテル。数十年前から変わっていないのでは?と思うような外観で、受付もガラス越しに強面のおじさんのぶっきらぼうな対応でした。

でも熱いシャワーとベッドがあるだけでありがたい気持ちです。久しぶりのシャワーでさっぱりして、早めに眠りにつきました。そして、盛り沢山の翌日へ。

2024米国キャンプ旅7日目(ジョシュアツリー国立公園でトレッキング満喫)

昨夜から寒さで何回か目を覚ましましたが、無事朝を迎えました。

キャンプ場にいても寒いだけなので、早々にトレッキングへ。まずは、キャンプ場近くのCottonwood Spring&Mustodon Peakトレイル。

トレイル直後は、Oasis of Mara と呼ばれる巨大な樹木に出会います。

その後は岩場をしばらく歩いて、大きな岩山が見えてきました。たぶんMustodon Peakだということで、岩登りしてみました。岩山の頂上は強風で寒かったですが、360度遥か遠くまで見渡せました。

2時間ほどをトレッキングを終えて、国立公園内を北上します。次はCholla Cactus Gardenでサボテンに囲まれた遊歩道を散歩。

続いて、Arch Rock Trailへ。駐車場から平坦な道を15分ほどで到着。

アクセスしやすい場所なので、観光客が並んで順番に撮影してます。

このような自然のアーチになっています。

アーチの逆側も独特な丸い形の岩が並んでます。

続いて、Cap Rockに行き、ここの岩のふもとのピクニックエリアで昼食。メニューは、日本から持参したごはん、サンマのかば焼き、わかめスープ。

食事中、リスが寄ってきましたが、食べ物をあげてはいけません。

その後、Cap Rockトレイルへ。

続いて、ジョシュアツリー全体が見渡せるKeys View。ここは駐車場からすぐ見晴らしの良い展望台があります。

山頂で風が向きぬけるので寒い。

トレッキングを満喫して、キャンプ場に戻ります。昨日よりは大分風が弱まりました。夕飯は現地調達した焼きそばとトマト。

ジョシュアツリー国立公園はロサンゼルスやサンディエゴなど西海岸の街から120km程度の場所のため、デスバレーと比べると地平線近くが明るいです。特に西と南は目でも明るさがはっきり分かるくらいなので、東と北に絞って星の写真を撮りました。

こちら↓は東から昇るオリオン座に流星が流れたところ。

こちら↓は、北の空の2時間タイムラプス。カシオペア座やアンドロメダ銀河が左に回転しているのが見えます。

風が弱まったので、のんびり星を眺めることができました。

2024米国キャンプ旅6日目(ジョシュアツリー国立公園で寒さに耐える)

前日はデスバレーのキャンプ場からラフリンのホテルに移動しました(こちら)。早起きしてビーチに来てみました。

昨夜から風が強くて、天気は良いのですが寒くて、写真を撮ってすぐ退散。

今日からまたキャンプ生活が始めるので、あさイチで洗濯。ホテルに隣接したKOAキャンプサイトのランドリーへ。キャンピングカーで長期旅行をしているようなご夫婦がたくさん洗濯してます。

ドライヤーで乾いた洗濯物を回収して、ジョシュアツリー国立公園へ出発。2時間ほどで29 Palmsの街に到着し、中華レストランへ。$10ドルと(アメリカにしては)格安でしたが、注文した「シュリンプのロブスターソース炒め」の95%は野菜でした。。

1年ぶりにジョシュアツリー国立公園に入り、まずはビジターセンターへ。掲示板には「寒波による低温アラート、氷点下になる可能性あり」との表示。急遽、DOLLAR TREEに行って、あったかい厚手の靴下を買いました。

1時間ほど走り、本日から2日間泊まるCottonwood Springキャンプ場に到着。強風なので、本日はトレッキングせず、テント設営。

日が沈んで、冷え込んできました。寒さのせいか、約60区画のうち数区画しか人がいません。周りはこんな↓感じで、低木に囲まれてはいるものの、風をもろに受けます。

カップラーメンを食べて身体を温めて、Cactus(サボテン)を撮りながら、星が見えるのを待ちます。

デスバレーにてSigma 16mmで撮影する際は、PRO1D プロソフトンで星が大きく写るようにしていたのですが、ここではフィルター無しで撮影してみました。でも、下の写真のようにオリオン座もそれほど目立たず、地味な写真になってしまいました。

大分冷え込んできたので、本日の撮影は終了。さきほど買った靴下を履いて、パンツも2枚履きにして、車中泊で何とか眠りにつけましたが、寒さで目が覚めて時々車のヒーターを入れて朝を迎えました。

2024米国キャンプ旅5日目(デスバレーと朝焼けとラフリンの夕焼け)

アメリカ絶家旅行も5日目になりました。これまでの前半は以下の通りデスバレーを中心としたキャンプ旅行でした。

2024米国キャンプ旅行1日目(レンタカー選び、IN-N-OUT)

2024米国キャンプ旅2日目(デスバレー国立公園、Natural Bridge、Artists Palette)

2024米国キャンプ旅3日目(Dante’s View、Zabrinskie Point、Mesquite Springキャンプ場、Ubehebeクレーター)

2024米国キャンプ旅4日目(Mesquite Flat砂丘、Mobius Arch、星空)

5日目は、5時にテントを撤収してMesquite Springキャンプ場をあとにします。4時ころからオリオン座のショートタイムラプスを撮影。

キャンプ場を出てからも朝焼けがきれいに見れました。

急いで出発したのは、あさイチでラスベガスでの用事があったため。ラスベガスに向かうCA160号線で、朝焼けと雲海が見れました。

そして、今夜の宿泊先のLaughlin(ラフリン)へ。ラフリンもカジノで有名な街ですが、カジノ好きな訳ではなく単に移動途中として選びました。まずは、街の中心のEdgewaterというホテルでランチ。名前の通り、コロラド川沿いのホテルです。

単に景色が良いからという理由で選んだレストランでしたが、意外にも美味しいハンバーガーでした。(キャンプ場でレトルト飯が続いたせいもありますが。)

ちなみに、店はカジノに隣接していて、カジノに疲れたような人達が食事をしてました。

このコロラド川は夏はウォーターアクティビティで有名なようですが、11月は水も冷たく、ジェットスキーが通っているくらいでした。それと、この水辺には虫が結構いました。今回のキャンプ旅行では虫よけを持ってきていたのですが、ここが唯一虫を見た場所は、他では不要でした。

そして、街はずれにあるAvi Resort&Casinoにチェックイン。

ここはリゾートな雰囲気のホテルですが、1室7000円と物価高騰中のアメリカとしては格安でした。ホテルにはプールやプライベートビーチがあり、夏に来ると楽しそうです。

きれいな夕焼けも見れました。

ここで少し困ったのがタイムゾーン。ホテルの場所はネバダ州で、昨日までいたカリフォルニア州と同じPST(太平洋標準時)のはずなのですが、携帯に表示される時間が1時間進んでいます。ホテルフロントで聞いてみると、川向こうがアリゾナ州でそちらの電波を拾うとMST(山岳標準時)で1時間進んでしまうとの事。住んでいる人も、橋の先に行くと1時間ずれるので、混乱しそうです。

私は以前アメリカに住んでいた際はラスベガスに良く行って、確率統計を勉強していたこともありビデオポーカーで期待値を99%以上するパターンを覚えたりしてました。このホテルにもカジノがあって、すこし惹かれたのですが、もう大人になったので手を出さずに3日ぶりのベッドで眠りにつきました。

2024米国キャンプ旅4日目(Mesquite Flat砂丘、Mobius Arch、星空)

キャンプ場でサンドイッチとスープの朝食を済ませて、朝のうちにMesquite Flat砂丘に向かいました。駐車場から5分ほど歩くと、ブッシュの生えた砂丘になります。

さらに10分ほど歩くと一面に砂丘に。

朝早い時間なので、砂紋の陰影が良く見えます。

砂丘の後は、シエラネバダ山脈のふもとにあるLone Pineに向かいます。

途中、さまざまな色合いの岩山を抜けるワインディングを走り。

左手にMt. Whitney(4421m)を見ながらのロングストレートを走り。

Lone Pineに到着し、町で一番評判の良かったメキシカンレストランへ。

地元客で結構混んでます。

ケサディヤ(20ドル)で満腹になりました。店にいたおじいちゃんやおばあちゃんも、こんな量をしっかり食べてました。

ここから20分ほどのMobius Arch Trailに向かいます。最後はダート道でした。

駐車場に着くと、いきなりハート型のアーチを発見。以下写真の左上の岩影にハートの穴が見えます。

拡大すると。。。

良く見ると、ハート型の穴なのではなく、特定の方向から見ると2つの岩がうまく重なってハート型が作られているようです。特に現地の観光サイトには載ってませんでしたが、もっと有名になっても良いのでは?という隠れスポットでした。

駐車場から、丸っこい岩の間のトレイルを歩きます。

20分ほど歩いて、Mobius Archに到着。

1時間ほどのショートトレイルでしたが、アーチだけではなく、途中登れる岩山があったりして楽しめました。逆に国立公園にように混んでないのでおススメです。

丸っこい岩山に通って、帰り道に向かいます。

帰り道も荒涼とした岩山のワイディングを走っていきます。

16時を過ぎて、山が赤く染まってきました。

キャンプ場に戻り、カップラーメンで軽く夕飯を済ませ(昼に食べ過ぎたので)、星空撮影に入ります。

昨日は風が強くて寒かったですが、本日は風がないので外にいても大丈夫です。

夕焼けから天の川が出現します。

↑Nikon Z30, Nikkor Z 16mm F1,4, F1.6 10s ISO5000, 684shots

↓北の空は地味なので日本では撮影しないのですが、デスバレーでは北の空も星がたくさん見えて、7時間のタイムラプスを撮影しました。北極星を中心にカシオペア座が回転しています。再度に左上にアンドロメダ銀河も見えます。

↑Nikon Z30, Nikkor Z 16mm F1,4, F1.6 15s ISO4000, every20s1271shots

明け方の写真を確認すると流星がいくつか写ってました。