ANA特典世界一周終了と2026年世界一周計画始動(続編)

これまで父娘で100万円世界一周の特典チケット発券までの経緯を書いてきました。

ANA特典世界一周終了と2026年世界一周計画始動(前編)

ANA特典世界一周終了と2026年世界一周計画始動(後編)

前回、発券できたももの、最終区間FRA-HNDがビジネスクラス1席しか空いておらず、娘がビジネス・私がエコノミーとした話を書きました。ビジネスが空くのは直前になるだろうと思いつつも、しばらく毎日空席検索をしてました。すると、2週間後ビジネスで追加1席の特典枠の空きが出ているのを発見!

5/4 17:30ANAデスクに電話(1分待ち)
・エコノミーからビジネスクラスに変更
・別部署で料金再計算。料金が上がる場合は電話が掛かってくるとのこと(予約期限48時間後)。料金が上がらない場合は自動的に発券。

5/5 10:00ANAより電話
・追加料金2,200円をクレジットカード決済して発券完了。(これはビジネスクラス変更の追加料金ではなく、5月になって諸費用が上がったことによる精算)

ということで、思ったより早くビジネスクラスに変更できました。ただ、燃料サーチャージ・諸税が1人19万円弱ということで、来月以降燃料サーチャージが下がったタイミングで日程変更して再発券する予定です。5月発券から6月発券で、1万円弱安くなることが分かっていますが、もしかしたら8月以降にさらに安くなる可能性があると思っています。

今回予約する際には特典枠がなかなか見つからず、燃料サーチャージが無い/安い航空会社を選択する余裕はありませんでした。今後、現在の発券ルートを3000マイルでキャンセルして、さらに安い航空会社を探すこともあり得るので、まず現在の燃料サーチャージ・諸税の内訳を確認しました。

eチケットの記載内容をchatGPTに解説してもらうと、以下のようになりました。(発券手数料2,200円は含まず)

YQ76,840 / 9,060燃油サーチャージ(Fuel surcharge)※複数路線分か分割計上
YR49,340一部の航空会社が使う追加料金(別の燃油サーチャージまたは航空保険料など)
OI700出入国管理税または移民関連の料金(例:オーストラリアなど)
SW2,460保安関連費用(Security/Screening)または空港保安料
TK1,000ターミナル使用料(Terminal usage fee)
AY1,580空港税(例:日本の旅客サービス施設使用料)
US3,230 × 2アメリカ国内の旅客関連税(例:米国国際旅客税など)
XA/XY/YC530 / 990 / 1,020米国運輸税や通行税など(米国関連の追加料金)
EQ290環境関連費?(稀なコード。特定には航空会社明細要確認)
JK280空港税または地域税(スペインなどで見られる)
O2/O950 / 150出国税や空港改修費などの国際的な諸税
QH3,530通常はアジア・中東系航空会社のチャージコード
S4580通信や手数料関連(詳細不明)
M6330地域利用料(例:空港シャトル税など)
TR810出国税(例:タイ)
DK650空港関連施設使用料(国・空港による)
ZO5,110
特定空港税やゾーン料金(ヨーロッパで見られる)
ND60少額税金(例:地方税)
XW3,310国際旅客関連課税(例:イギリスAPDなど)
DE1,920ドイツの空港使用料または航空税(Germany = DE)
JPY1,145コードがないですが、おそらく最終的な手数料や調整額

私はこのような運賃内訳には詳しくなく識者の方に教えて頂きたいのですが、上記を合算すると168,195円でANAから請求された183,370円となぜか違います。一部料金に消費税10%が加わるのかな?

現在のANAの燃料サーチャージは欧米往復で72,600円で、76,840YQに含まれているような感じですが、こちらも良く分かりません。ただ6月になると欧米往復でANAの燃料サーチャージが8,800円安くなるのは、ここに反映されそうです。

今年9月の世界一周はポルトガル航空を使うこともあり、燃料サーチャージ・諸税で1人8.8万円に抑えられているので、今回(来年)も航空会社を上手くやりくりして、燃料サーチャージを抑えたいところです。ただ、今回の飛行距離は21,988マイル(12.5万マイル利用)で、ちょっと変えるだけで1段階上の14.5万マイル利用となってしまうので悩みどころです。

2人で100万円世界一周の解説Youtube紹介

このブログでは、昨年から特典航空券を使った世界一周旅行準備について書いてきましたが、今月からYoutubeでも解説を始めました。文章ではお伝えしづらい内容も、画面や動画を使って紹介していますので是非ご覧ください。

➀思いたってから発券まで

➁特典予約攻略法

③ルート詳細と航空券総額


➀苦労して何とか予約

今後も動画配信していきますので、以下リンクからチャンネル登録を是非よろしくお願いします。

Youtubeチャンネル【絶景マニア】

ANA特典世界一周終了と2026年世界一周計画始動(後編)

ANA特典世界一周終了と2026年世界一周計画始動

前回、ANAの特典世界一周の終了にショックを受け、急ぎ来春の娘との世界一周旅行の計画に取り掛かった話を書きました。前回手持ちマイル25万マイルで特典利用したいのですが、飛行マイルが22,000マイルを大幅に超えている状態でした。そこでCAIカイロ-DXBドバイを別手配にすることで以下の飛行マイル数に抑えて、ビジネスクラス空席2席を見つけることができました。

世界一周の前半区間
世界一周の後半区間

後半のヨーロッパ内については、ベルリンやプラハに寄るルートもあるため、娘の行きたい場所に応じて決めるよう一旦保留にしました。

翌日、娘も上記ルートで良いと返事をもらい、ANAデスクで予約をしようと念のため再度ANAホームページから空席検索してみました。すると、

前日はビジネス2席空いてましたが、ビジネスは1席しか空いてませんでした。1日保留してしまったのが失敗でした。ANAデスクに電話して「最終区間でビジネス予約できないか?」「22,000飛行マイルに収まっているか?」を確認したかったのですが、電話待ちが1時間だったので翌朝電話することにしました。

〇4/24 5:30 ANAデスクに電話(3分待ち)

アメリカに繋がり、「おはようございます、大変お待たせいたしました」という感じの非常に丁寧なオペレーターさんでした。最初の区間から順調に予約していきますが、やはり最終区間でオペレーターさんの声のトーンが下がります。1人ビジネスクラス、1人エコノミーなら予約可能とのこと。FRA-HND便は1日2便あり、そのどちらかでビジネス空席が出れば変更可能ということで、娘ビジネス・私エコノミーで予約することにしました。(それまで2人分予約していたものを別々の予約に変更するということで3分ほど待ちました)

ちなみに、今年の世界一周でも同じようなことがあり、妻はSFCを持っていなかったため別々の予約にすると空席が出てこないという事がありました。今回は、娘はANAカードの家族会員にしてSFCとなっていたため、別々の予約でも大丈夫でした。

ANAホームページ抜粋        

飛行マイル数は、21988マイル。ぎりぎり25万マイル利用で済みました!

燃料サーチャージ・諸税は、約19万円とのこと。前回12月に発券した世界一周から倍になっています。今後、原油価格が下がり円高にもなっているので、日程変更で再発券したいと思います。(経路や航空会社が変わらなければ、日程変更は無料です)

これから、折を見て最終区間のビジネスクラス空席を検索することになりますが、直前開放までは空席出てこないでしょう。

今回も2人で100万円予算を目指していますが、既に世界一周の燃料サーチャージ・諸税だけで、以下今年の世界一周費用を超えてしまっています。

世界一周旅の計画準備編⑥ 全フライト総費用17.5万円

今回、別手配とする航空券は以下の区間です。どちらもスターアライアンスなので格安航空券でもラウンジが使えるのが幸いです。

  • MCO-EWR ユナイテッド航空 約1.4万円
  • CAI-DXB-CAI エーゲ航空 約2.5万円

ヨーロッパ内の移動は、鉄道か飛行機か、これから調べる予定です。

次回以降は、今年9月の世界一周旅行の話に戻りたいと思います。画面上や右のメニューで2025世界一周、2026世界一周のカテゴリをクリックすると、それぞれのブログ記事に飛びますので、過去の旅行準備についてもご覧ください。

ANA特典世界一周終了と2026年世界一周計画始動(前編)

先週、ANAから特典航空券について大きなニュースが流れました。特に残念なのは以下の特典世界一周の終了。

これまで世界一周を目指してマイレージ・ポイ活してきましたが、楽しみが1つ減ってしまいます。

今年9月の世界一周も準備中の状態ですが、6月23日の終了までに新たな計画始動です。今年の世界一周は妻と行くので、来年大学を卒業する娘と2人旅に行くことにしました。(うちはペットがいるので海外旅行は家族全員で行けません)

搭乗クラスは学生なんだからエコノミーだろうとも思ったのですが、私がビジネスに乗りたいので、最後の親からのプレゼントということでビジネスに。(ちなみに娘は3歳までに国際線ファースト・ビジネス・エコノミー全て搭乗済)

娘の行きたい場所の要望を聞くと、以下のような感じ。

  • ヨーロッパ、特に北欧、ドイツ、オランダに行きたい。(ヨーロッパは初めて)
  • フロリダのディズニーワールドに行きたい。(特にスターウォーズ、ギャラクシーズエッジ)
  • 東南アジアは惹かれない。(今年友人とシンガポール・インドネシア・オーストラリアに行くので)

私は(娘の旅行に対して)以下のような要望がありました。

  • ドバイに行って街や人々の活気を見てほしい(私も不動産見学したい)
  • カリフォルニアの友人に会ってきてほしい(私も2年振りの再会)
  • 現在の手持ち25万マイルで特典利用したい(ビジネスクラス22,000飛行マイル以下)

ということで、北米、ヨーロッパ、ドバイを目的地としたルートを考えることにしました。まずは、日本発・日本着でANAビジネスクラスが2席空いている路線の検索。

  • TYO-LHR:全然空いていない
  • TYO-ARN:1席はあるが、2席は空いていない
  • TYO-FRA:東回りでFRA-TYOの2席を発見
  • TYO-LAX:1席はかなり空いているが、2席は空いていない
  • TYO-SFO:2席がかなり空いている

ヨーロッパ内の移動も調べてみると。

  • 今年の世界一周でも使うポルトガル航空は神!特典枠豊富
  • 大西洋横断のビジネスクラスがほとんど出てない
  • ドバイへの直行便が出てない

ANAホームページの提携航空会社特典の予約ページから検索すること数時間、以下のルートで特典航空券2席の世界一周の空席が見つかりました。

※LAX-MCOだけエコノミー、他はビジネスクラス

ただ、これだとMCOオーランドからDXBドバイまで行くのにカナダ経由・エジプト経由になっていたり無駄が多く、飛行マイルは22,000マイルを超えてしまいそうです。(ビジネスクラスを開放しているポルトガル航空・エジプト航空を無理やり使ったため)

〇4/21ANAデスクに電話(15分待ち)

  • とにかく上記ルートで予約できるのか?飛行マイル数も知りたく電話してみました。
  • 上記ルートで2席の空席は確認OK!マイル数を減らすため、カナダやエジプトを経由しないルートで空席がないか調べてもらいましたが見つからず。
  • 最終ルート確認すると、最大12フライトを超えているため、一部陸路にして以下B)ルートに
  • これで飛行マイル数を計算してもらうことに(飛行マイル数は別端末で調べるのか待たされますよね)
  • 結果27,700マイルとなり、手持ちマイルでは購入できないため、本日はここで断念。

↓スペイン-ポルトガル間を陸路移動にしたルート

世界一周特典航空券の最大12区間というのは意識していませんでした。有償の世界一周だと16区間(途中降機15都市)までOKなのと混同していましたが、以下がルールになっています。

ANAホームページより抜粋

飛行マイルも22,000マイルに抑えたかったのですが、大幅に超えてました。。。その後、目標22,000マイルまでに抑えるために、自分でExcel管理始めました。まずは、ANAデスクに聞いたルートで。

上記でムダに感じるのは、以下の2つ

  • オーランドからリスボンに行くのにカナダ経由している部分 ※赤色(3)~(5)
  • ストックホルムからブリュッセルに行くのにポーランドを経由している部分 ※青色(10)~(11)

赤色については、カナダを経由しないような便を探してみると、エジプト航空でJFK-CAIという便がありました。この場合、MCO-EWRは別手配となりますがユナイテッド便が14,000円が買えるので、世界一周航空券かは除外することにしました。

青色については、ポーランド航空がビジネスクラス開放しているのは有難いのですが、やはり飛行マイルが増えてしまいます。またカイロからストックホルムに行きたいのに、リスボン経由しているのもムダなので、別の行き先を検索。すると、CAI-AMSの直行便があったので、こちらを候補にします。

現時点のルートは

かなりスッキリして7区間で全てビジネスクラスが取れそうです。しかしマイル数を計算すると。

まだ22,000マイルには全然届きません。でも、黄色の(4)~(5)でCAI-DXBを別手配すると、さらに3,000マイル削れます。この区間はスターアライアンスのエーゲ航空が運航しており、往復でも25,000円なので良さそうです。(私はカイロ観光もしたいので逆に日程が組めて好都合)

ということで、ストックホルム便がアムステルダム便となりヨーロッパ内の移動に問題がないか?というあたりを家族会議して、予約に臨むことにします。本日はこれにて。

世界一周旅 国別準備編(ポルトガル)

前回の国別準備編(アイスランド)に続いて、次はポルトガルの計画を固めていきます。
ポルトガルも初訪問で、温暖な気候と安い物価、美味しそうな食べ物というイメージだけで安易に選びました。スペインも惹かれたのですが、以前行ったことがあるので、今回の旅程からは外しました。

Pastel de nata
1.ポルトガルで何をするか?
2.交通手段
3.ホテル

1.ポルトガルで何をするか?

旅程を決めるにあたって、まずポルトガルでやりたい事を挙げてみました。
・エッグタルトやシーフードの食べ歩きをしたい
・オレンジ色の建物が並ぶ街並みを見てみたい
・海沿いの景色や夕焼けを見てみたい
・(アイスランドの次なので)太陽を浴びながらのんびりしたいなので、首都リスボンだけでなく、海沿いの街も調べ始めました。さすが、ヨーロッパ中から海を楽しみに観光客が集まる国だけあって、イベリア半島南端のFaroから、LisbonからPortoの大西洋沿いまで多くのリゾート地があるようです。Lisbon市内で2泊、リゾート地で2泊とすると、あまり遠くには行けません。
Lisbonからユーラシア大陸最西端のロカ岬まで(Google Mapsより)

2.交通手段

ここで、Lisbon到着後の交通手段をどうするか?レンタカーを調べてみると5日間(96時間)でHertzエコノミークラスで何と130EURと格安でした。レンタカーがあれば、リスボン郊外のロカ岬やシントラも車なら気軽に行けそうですし、田舎町に泊まることもできます。

公共交通機関も調べてみると、こちらも安い。空港から市内は地下鉄で1.8EUR、UberやBoltでも10EUR以下で行けそう。また、郊外へ行く際もバスや電車で行けることも分かりました。
レンタカーを借りるかもしれませんが、まずはリスボンとその周辺を電車やバスで動く前提でホテルを探すことにしました。
Lisbonのメトロ(Wikipediaより抜粋)

3.ホテル

リスボン市内2泊、リスボン郊外2泊で探していきます。リスボン市内は、空港からメトロで行きやすい場所を最初探してましたが、Uber等が安いので特にメトロ駅周辺にこだわらず景色や雰囲気を優先して検索。結果として、市内中心から少し離れて公園や市場に面した以下ホテルを2泊予約しました。キッチン付きのメゾネットで長期滞在もできそうなホテルで、2泊で6万円弱でした。
Studios with Mezzanine Rua da Moeda

リスボン郊外は、最初LisbonからCascais(カシュカイシュ)を見ていたのですが、サマーシーズンでもあり海に近いホテルは軒並み4万円以上でした。少し検索範囲を広げて、Cascais手前のEstoilという小さな街だと2万円以下でビーチまで歩いていけるゲストハウス(朝食付)があり、こちらを予約しました。Estorilという地名はF1開催地として前から知っていたので、サーキット見学にも行こうかと思ったのですが、F1開催が終わってしばらく経ってレース開催日以外はひっそりしているようなので、たぶん行かないと思います。
Estoril
EstorilのPoca Beach

次は国別準備編(ブリュッセル)を予定してます。またご覧ください。

世界一周旅の計画準備編⑥ 全フライト総費用17.5万円

今年9月の世界一周旅行について、全区間の航空券を予約完了しましたので、備忘を兼ねてまとめておきます。これまでの経緯は以下を参照ください。

これまで書いた通りスターアライアンス特典世界一周航空券を以下の通り発券しました。
NRT~ORD(陸路)JFK~WAW~ARN(陸路)CPH~LIS~BRU~NRT
ファースト1区間、ビジネス5区間、総飛行距離19,719mile

2024年10月に発券した際の燃料サーチャージ・諸税は1人11万円ほどだったのですが、燃料サーチャージが引き下げとなった2024年12月に日程変更で再発券して、1人9万円以下になりました。


今回、陸路部分についても、ルートを決めて航空券を発券した詳細をまとめておきます。

シカゴ(ORD)->ワシントンDC(DCA)

このサーフェス区間では以下2つの目的がありました。
・インディアナポリスの友人宅に行く
・ワシントンDCの博物館巡りをする、友人に会う
日程に余裕があればシカゴや周辺の観光地も行きたかったのですが今回はスキップ。ニューヨークも経由するのですが、これまで何回か行ってるのでトランジットのみ。

それを踏まえて移動手段を検討しました。
A) ORDからレンタカーでインディアナポリスに行き、ORDに戻ってDCAへ空路で
B) ORDからレンタカーでインディアナポリスに行き、レンタカー乗捨てINDからDCAへ空路で
C) ORDからレンタカーでインディアナポリスに行き、ワシントンDCへレンタカーで
D) ORDからINDまで空路で、INDからDCAへ空路で

費用的にA)が一番安いのに加えて、デメリットとしてB)D)はINDにラウンジが無い、C)はインディアナポリスからワシントンDCまで9時間かかるという理由でA)に決定しました。
ORDはユナイテッドのハブ空港で1時間毎に出発便があり、どの時間帯も1.7万円(預入荷物は別料金)でした。

ワシントンDC(DCA)->ニューヨーク(JFK)

このサーフェス区間も飛行機以外に鉄道、バス、レンタカーなどの移動方法があり、空港もワシントンDCはDCA/IAD、ニューヨークはJFK/EWR/LGAの選択肢があります。ただ、極力ワシントンDCでの滞在時間を長くする目的でDCA発の飛行機移動としました(IADから市内までは1時間かかる)。
その場合、ワシントンDC発は、EWR行きだと1万円以下なのに、JFKはなぜか2万円以上でした。次区間の大西洋横断はJFK発だったので、EWRからバス等でのJFK移動は時間のムダなので、DCA-JFKの航空券料金ウォッチしていたら、一瞬0.8万円に下がったので急いで発券しました。

ストックホルム(ARN)->コペンハーゲン(CPH)

この区間は9日間あり、前半の3日間はストックホルム発のヘルシンキ往復のクルーズを予約していました。このクルーズはストックホルム出発して17時間航海してヘルシンキに6時間滞在してストックホルムに戻ってきます。2泊朝食付で2万円と格安ですが、大型客船で船内は豪華です。
https://www.tallink.com/travelling/one-way/stockholm-helsinki-ferry

後半はアイスランド(KEF)に行くのですが、SASスカンジナビア空港がスターアライアンス脱退して今は1日1便ルフトハンザのフランクフルト便があるのみで、世界一周航空券に組み込めませんでした。ARNからCPHはLCCも飛んでいますが、クルーズの到着時間に合わせるため少し高いですがアイスランド航空でARN-KEF間を予約発券しました。また、KEFからCPHもアイスランド航空にして、2区間合計で1人61,517円(預入手荷物込み)でした。円安の時に購入してしまったので、今ならもう少し安くなったのが残念。

これで、世界一周10区間のフライド予約が終わりました。

NRT~ORD~DCA~JFK~WAW~ARN~KEF~CPH~LIS~BRU~NRT

費用合計は以下の通りとなりました。

次回は、国別準備編(ポルトガル)を予定しています。またご覧ください。

世界一周旅 国別準備編(アイスランド)

2025年の世界一周旅については、8月までにルートを決めた後、10月インドネシア・11月米国に行ったりして少し間が空いてしまいましたが、少しずつ行きたいスポット調査やホテル予約などを進めてます。(ルート決定までの経緯は以下をご覧ください)

今回の滞在国は、米国(5日)、ポーランド(1日)、スウェーデン(2日)、フィンランド(1日)、アイスランド(5日)、ポルトガル(4日)、ベルギー(2日)という感じで、まずは初訪問となるアイスランドから計画を立て始めました。長くなるので、目次付けました。

1.アイスランドの情報収集
2.苦しみながら行きたいスポット選定
3.ドライブルート検索
4.ホテル候補決め

1.アイスランドの情報収集

そもそもアイスランドに行きたいと思ったのは、YoutubeでZeo家の冒険(www.youtube.com/@zeo_graphy)のアイスランド動画を見たのがきっかけです。Zeo家の動画クオリティや撮影方法は本当に素晴らしく、ずっと見てしまいます。この動画を何度も見返して、行きたいスポットの候補を決めました。

また情報収集として、何か本を買おうと思ったのですが、ほぼ唯一のガイドブックである「地球の歩き方Platアイスランド」は既に廃刊で、定価以上の価格でメルカリに出ても瞬間蒸発です。

メルカリを見ている中で、英語版ガイドブックの”lonely planet”のアイスランド版は定価以下で買えることが分かり、こちらも購入して参考にしました。

またネット情報だと、”Guide to Iceland”は行きたいスポットを決める参考になりました。(日本語あり)

2.苦しみながら行きたいスポット決定

Youtubeや書籍で行きたいスポットを見つけて、Google Map上にプロットしていきますが、時間が掛かってなかなか進みません。そうです、アイスランド語の地名が難しすぎるのです。そもそも首都レイキャビク Reykjavíkからして英単語にはない綴りです。

日本語には無い発音が多いようで、アイスランド語のスペルとカタカナ表記がリンクしないので、GoogleMapで検索するにも、タイピングではなく、地図上で探さないと出てこなかったりして苦労しました。

  • Gullfoss <-> グトルフォス
  • Jökulsárlón <-> ヨークルスアゥルロゥン
  • Fjaðrárgljúfur <-> フィヤズラアゥルグリューブル ?

Youtube動画とGoogle Mapsを主に見比べながら、行きたいスポットを決めました。以下はその一部。

3.ドライブルート検索

アイスランド旅行は、ツアーではなく自分でドライブして回りたいと思っています。もともと運転が好きで今年は米国を1万kmドライブしてますし、朝日や夕日、夜に星を見るには個人行動した方が良いという理由です。

行きたいスポットを探していると、アイスランド全土に観光スポットがあるのですが、アイスランドは北海道より少し大きいということで、ある程度絞らざるを得ません。最初は、東部までのドライブを考えていましたが、片道700kmを超えてしまい行程を縮めることにしました。米国のハイウェイでは1日で700km走ったことがありますが、アイスランドでは所々の見所をじっくり楽しみたいので、1日の走行距離は300km以内となるようにしました。

初日と最終日はレイキャビク近くに宿泊することになるので、南部を中心に3泊する上記のルート(計1300km)で仮決定しました。

4.ホテル候補決め

このブログでは、3.ルート決め、4.ホテル決めと順番に書いてますが、実際にはホテルを探しつつドライブルートを決めたというのが実際です。ホテルを探すにも、地名もホテル名も綴りが難しくて苦労しました。逆に、アイスランドクローネ=約1.1円で現地通貨を円換算するのは簡単で助かりました。

ホテルの検索はExpedia、Travelocity、Agodaを使いましたが、どれも料金は同程度。しかし、そもそもホテルの料金が高い!レイキャビクは1室2名で2万円程度のホテルがありますが、郊外では最低でも3万円という相場です。1室2名で2万円位が見つかった!と思ったら、共同バスで大部屋のドミトリー形式だったりします。今回、以下の条件で探しました。

  • 行きたいスポットに近い(そのスポットに朝や夕方・夜に行きたいので)
  • なるべく朝食付き(レストランが非常に高いので)
  • 部屋にバス・トイレがある(妻の要望)
  • 直前までキャンセル可(プラス料金となってもやむなし)
  • Travelocityで評価9点/10以上
  • 1泊2名で400ドル(6万円)を超えない

来年9月(9か月後)の予約なので、選び放題かと思いきや、満室だったり高い部屋しか残ってなかったりと、ピークシーズンは過ぎているもののアイスランド観光の人気ぶりを感じさせられました。5年ほど前のガイドブックを見ると現在の半額程度の料金も多く、インフレも進んでいるようです。ホテルと行っても10~20部屋程度の小規模な建物が多く、逆にアイスランドでホテル建設の投資をしたら儲かりそうだなあと思うくらい。

先に書いた通り、どのサイトでも料金は同様だったのですが、SMBCカードでExpedia予約すると14%ポイントが貯まる(ただし2025/3予約まで)ので、5泊ともExpediaで予約しました。来年は円高になることを期待して、全て現地払いで。上記条件で極力安い宿を探して、結局5泊(4泊が朝食付き)で17.5万円、1泊平均で3.5万円となりました。今後もホテル料金はチェックして、適宜再予約やホテル変更をするつもりです。

キッチン付きのホテルもあって、その場合はスーパーで買った食材で簡単に調理して、極力外食は減らそうとも思ってます。Guide to Icelandによると、レストランでは「一皿2,000~4,000 ISK」と書かれており、それだと2人で1万円近くになってしまいますね。

アイスランドは物価が高い? お得な旅行時期と節約のコツ | Guide to Iceland

このページに、安くあげるには自炊とも書かれていて、おススメスーパー「Nettó」「Króna」「Bónus」が挙げられてます。逆に「10-11」というスーパーは2倍の価格なので止めた方が良いという有益情報も掛かれていて、逆に書いて大丈夫なのかと心配になります。またCostcoも1店舗あるそう。

ホットドッグは299ISK(330円)と日本の2倍近いですが、アイスランドでは格安なんでしょうね。

アメックスヒルトンオナーズカードはお得か?

私はこれまでエアラインマイルは貯めてましたが、ホテルのポイントプログラムには参加していませんでした。この1年でも海外ホテルに50泊ほどしましたが、TravelocityやAgodaで格安ホテルを探しているので、ブランドホテルには(ほぼ)泊まらなかったからです。チェーンホテルだと安心感はありますが、どこでも同じ雰囲気で旅行先の雰囲気に浸れないこともあり、特に行き慣れた米国ではチェーンホテルよりローカルな味のある安いホテルを選んでいたように思います。

以下のように来年ファーストクラスでの世界一周旅行を計画している中で、少し高級なホテルに泊まる可能性もあるので、ポイントプログラムについても調べることにしました。

世界一周旅 計画準備編⑤ ルート決定・日程変更、ルールまとめ

ポイントプログラムのうち、マリオットとヒルトンはアメックスカードの入会キャンペーンがあるので簡単に比較してみました。(プレミアムカードではなく、年会費の安い標準カードで比較してます)

アメックスカードアメックス
入会特典
朝食無料部屋の
アップグレード
マリオット
Marriott Bonvoy
年会費23,100円30万円利用で16,000ポイント×
ヒルトン
Hilton HHNORS
年会費16,500円100万円利用で
60,000ポイント

軽く調べた程度ですが、上記のようにヒルトンの方が良さそうなので、ヒルトンについて詳しく調べてみることにしました。

まず、アメックスカードを作ると、以下の通りヒルトンオナーズプログラムの「ゴールドステータス」特典がもらえます。

アメックスホームページより抜粋   

また、2025年1月29日まで以下のアメックス入会キャンペーンがあります。

アメックスホームページより抜粋          

上記でもらえるポイントについてネット上で調べると1ポイント0.5~1円程度でホテル宿泊に使えるようです。以下では獲得ポイントを1ポイント=0.6円で割引されることと仮定します。

一般的にホテルのポイントプラグラムを使う際には、ホテル公式ホームページ等から予約する必要がありますが、これまでの経験上TravelocityやAgoda等の予約サイトの方が安いレートが出ていることがありました。

そこで、ヨーロッパで私が訪れる国のヒルトン系列ホテルについて、Travelocity料金とHilton HHNORS料金を比較してみました。両方とも同じ部屋タイプ、朝食無し、Semi-Flex(7日前までキャンセル可)という条件です。(為替相場は2024/10/27時点、ホテル料金は2025/9時点)

黄色のセルが、TravelocityとHilton公式サイトとの料金差額です。その右の「ベースP」がヒルトンオナーズプログラムで獲得できる1ドル=10ベースポイントに加えて、ゴールドステータスは80%増で、1ドル=18ポイント=10.8円(約7.2%)が割引される計算です。その右の「ボーナスポイント」はアメックスカード支払いで獲得できる100円=3ポイント=1.8円(1.8%)が割引される計算をしています。

これらのポイントにより実質9%(7.2%+1.8%)割引されて、結論として一番右の赤いセルにTravelocityと比較した差額を記載してます。Travelocityと比較して4000円以上安くなっており、加えて朝食無料、無料アップグレードの特典が付くので、1泊あたり1万円以上お得になることが分かります。

ただし、これはヒルトンに泊まると決めた場合の料金比較です。周りにより条件の良いホテルがあるかもしれませんし、滞在地にヒルトンが無いかもしれません。私が訪れる範囲で調べると、アイスランドやポルトガルの郊外にはヒルトン系列ホテルがありませんでした。アメックスカードの入会で60,000ポイント(36,000円相当)獲得でき、年会費16,500円はすぐ元が取れる感じなので、滞在先のホテルを探した上でカード入会するかどうか決めたいと思います。毎年ヒルトンホテルに2~3泊するなら持っておいても良いかなあと考えています。

世界一周旅 計画準備編⑤ ルート決定・日程変更、ルールまとめ

前回、世界一周特典航空券予約の苦労を書きました。

世界一周旅 計画準備編④ 世界一周特典航空券の予約は難易度高すぎ
今回、結果としてどのようなルートや日程にしたか、また注意が必要な世界一周航空券のルールについても紹介します。今回も長いので目次付けました。

<目次>
1.世界一周ルート
2.日程変更
3.世界一周航空券予約のルール(まとめ)

1.世界一周ルート

最初私が8月に予約したルートは、まず全区間の空席を見つけて何とか世界一周のルートを繋げた以下フライトでした。

ルートA:HND-LHR-LIS-CPH(陸路)FRA-IAD(陸路)LGA-ORD-NRT 19,802mile 

しかし、ファーストが取れたのはORD-NRTのみで、LHR-LIS-CPHがビジネス、他はエコノミーという状態でした。その後、ANAホームページで毎日数回、空席検索を続けましたが、2週間経っても空席は見つかりませんでした。特にユーラシア大陸横断HND-LDRと、大西洋横断FRA-IADがエコノミーだったので、ビジネス以上を探しましたが、全く見つからず。旅行日程は柔軟に組めるので、6月中旬から8月まで範囲を広げても全くダメ。ネットの情報も含めて、以下のことが推測されました。
・HND-LHRのNH便は355日前の9時で特典枠が埋まり、キャンセルがあったとしても空席待ちですぐ埋まる
・FRA-IADのLHは、約300日前にならないと特典枠が出てこない。しかもビジネスは約1ヵ月前、ファーストは約2週間前にならないと出てこない。(1ヵ月先のビジネスクラスは出てきました)

なので、HND-LHD14時間のエコノミーしか取れなそうなルートAに見切りを付け、他のルートを探しているうちに、以下のような事もぼんやり分かってきました。

・東京出発のファーストクラスは、シカゴ便以外で2席予約することは不可能(帰国便が355日前に取れたとしても東京出発は345日以前に予約が必要)
・ポルトガル航空(TP)は355日前からビジネス、エコノミーの特典枠を開放する
・ユナイテッド航空(UA)は不定期で特典枠を開放するが、数は少ない
・ポーランド航空(LO)、ターキッシュエア(TK)は、ビジネス特典枠が結構出てくる
・スイス航空は全クラス特典枠がほとんど出てこない

上記を踏まえ、当初予約した西回りではルートが組めないと判断して、東回りのルートを探し始めました。最初のTYO-ORDは、予約開始の355日前を過ぎても10日前後はファースト2席空いている日程があったので、その後の大西洋横断とユーラシア大陸横断を中心に毎日検索かけました。(ヨーロッパ内は、ポーランド航空・ポルトガル航空でビジネスが自由に取れました)

大西洋横断は、ルフトハンザ航空やスイス航空のファーストに乗りたかったのですが、全然空席が出ないので、ポーランド航空のJFK-WAWのビジネス(フラットシート)で妥協。ユーラシア大陸横断もANAのロンドン便やフランクフルト便のファーストは諦め、比較的空席が取りやすいBRU-NRTのビジネスを取りました。(取りやすいとは言っても、9時の予約開始に合わせて何回かANAデスクに電話した結果、何とか勝ち得たものです)

現時点では、以下で予約発券しています。

ルートB:NRT-ORD(陸路)JFK-WAW-ARN(陸路)CPH-LIS-BRU-NRT 19,719mile

ただ、日程的にはORD-JFK間で4泊、ARN-CPH間で7泊、LISで6泊、BRUで2泊と、米国内が少し忙しいので今後も空席を見て日程調整するつもりです。(JFK-WAWになかなか空きが出ない)

2.日程変更

既に前の章で紹介していますが、世界一周の特典航空券を予約するには、全ての区間で空席があることが必要です(空席待ちはできない)。そのため、帰国便は355日前の9時にANAデスクに電話すれば予約できる可能性が高いですが、出発便は345日前以前に予約することになるため、既に10日間の間に根こそぎ予約された後の僅かな空席を拾っていくしかありません。幸い、スターアライアンスの世界一周特典航空券は予約・発券した後でも無料で日程変更ができますので、とにかく空いている便があったら予約をしてしまって、後でゆっくり日程を考えることがポイントです。

通常(世界一周以外)の特典航空券であれば空席待ちができるため、355日前に往復の予約をしてしまい、復路についてだけ後から日程変更できるのが大きな違いです。今回私も、355日前の帰国便に狙いをつけて、往路や途中の区間の空席を見つけたものの、355日前までの間にその空席が埋まってしまうこともあり、この点は悲しい思いを何回かしました。

3.世界一周航空券予約のルール(まとめ)

以下、ANAのホームページにスターアライアンス世界一周のルールが記載してあり、予約にあたっては一読する必要があります、これ以外にも注意する点が色々あります。

ANAホームページより 

スターアライアンス世界一周|ANA

スターアライアンスの特典世界一周航空券を予約際のポイントとなる注意点を記載します。(誤りや追加があれば教えてください)

①予約・発券はインターネットでは出来ずANAデスクへの電話が必要(私は海外旅行中に発券の連絡があり、折り返し国際電話しても繋がらず焦りました)
②予約・発券した後の日程変更、同じ航空会社での便変更は可能(逆に、航空会社・経由地の変更は不可)
➂出発国に戻る最後の国際線搭乗は、最初の国際線搭乗から10日目以降(最後の国際線が到着した日ではなく搭乗した日であることがポイント)
④ヨーロッパでの途中降機は3回まで(私が予約したルートは4都市ありますが、ストップオーバーの1都市はカウントされない)
⑤日本国内での途中降機は4回まで
⑥空席待ちは不可、予約時に全区間に空席があることが必須
⑦特典航空券の空席は、ANAダイヤモンド用/SFC会員用の特別枠がある(私はSFCで空席検索しましたが、非SFCである妻が検索すると特典枠が出ないことが多くありました)

世界一周旅 計画準備編④ 世界一周特典航空券の予約は難易度高すぎ

これまで以下の通り、スターアライアンス世界一周航空券を発券できたところまで書きましたが、このチケットは日程的に詰まりすぎで、エコノミーの区間もあったため、日程やクラスを変更するつもりでした。

世界一周旅 計画準備編① 情報収集とルール確認

世界一周旅 計画準備編② ルート決定と発券

世界一周旅 計画準備編➂ 半年で43万マイル獲得した方法

しかし、日程変更しようと思っても、なかなかハードルが高く、結果として特典航空券を取り直しました。以下ハードルの高さを3項目に分けて解説します。(大事なポイントは太字にしました)

<目次>
1.私が予約発券した特典航空券の条件の厳しさ
2.ANA電話窓口の繋がりにくさ
3.ファーストクラスでの経路の難しさ

1.私が予約発券した特典航空券の条件の厳しさ

まず私の旅行は、①ANA特典航空券、②世界一周、➂ファーストクラス、④夫婦2席、という条件でそう簡単には予約発券できませんでした。

①ANA特典航空券:JALと比べてANAの特典航空券は取りにくいことで有名です。

②世界一周:通常の往復航空券より世界一周の方が追加されているルールがあります。特に予約する際にネックとなったのが、最初の出発日から最終便出発まで10日以上というルールです。また、特典世界一周航空券では空席待ちは出来ず、世界一周全ての経路で予約できないと発券できません。

➂ファーストクラス:ファーストの就航路線は少ない上に、ファーストクラスの特典枠はそもそも特典開放されていなかったりハードルが高いです。

④夫婦2席:ファーストクラスの特典枠は1~2席ということが多く、2席予約するのが大変です。

2.ANA電話窓口の繋がりにくさ

世界一周特典航空券の予約は、インターネットではできず、ANAデスクに電話するしかありません。ここに時間を費やして一番苦労しました。

私は平SFC会員なので、SFC専用デスクに電話していて、以下のページで待ち時間が分かるのですが、表示された時間より実際は長かったり短かかったり参考程度でした。

スーパーフライヤーズデスク|プレミアムメンバーサービス|ANAマイレージクラブ

私の経験では、大体以下のような待ち時間傾向です。

  • 0~5時:深夜で繋がりやすいと思いきや待ち10分から1時間以上とバラバラ
  • 5~8時:比較的早く(30分以内)繋がる
  • 8~9時:8時過ぎだと表示される待ち時間が多いが実際には早く繋がる
  • 9~24時:1~2時間待ち

ここから学んだ経験則としては、どうやら8時台前半に米国予約デスクから日本予約デスクに切り替わり、オペレータ人数が増えて、早く電話が繋がるのではないかと思います。2024/10/7は、8:30の時点で1時間以上待ちで電話したら、5分も掛からずに繋がりました。

スターアライアンス特典航空券の空き状況は、以下ページで確認できますので、私は世界一周の全区間の空席を確認した上で電話を掛けるようにしてました。

フライト検索 | ANA国際線

ただ、上記では1日毎に検索する必要があり、ANAデスクに電話すると期間内を一括して検索してくれるので、自分で検索する手間は減ります。(とは言え、ある程度空いている経路にあたりを付けていないと、電話では混沌としてしまいます)

3.ファーストクラスでの経路の難しさ

私は20年前にスターアライアンスのファーストクラス世界一周航空券(特典ではない)で、東回りでアジア・北米・南米・欧州を旅行したのですが、その頃に比べるとファーストクラス路線が減ったように思います。また、旅行の計画を立てるにあたって、ファーストクラス就航路線を調べようにもGoogle flightやSky Scannerなどで個別に検索をかけるしかなく苦労しました。なので、自分で以下のようなファーストクラス就航路線図(スターアライアンスの主要路線、北半球のみ)を作成してイメージアップしました。

そして、経路を決めるにあたっては上記②のルールの通り、世界一周全ての区間に空席がないと予約ができないため、ファーストクラスの空席で経路を繋げるのは実質不可能です。次の記事で詳しく書きますが、結果として私の場合ファースト1区間、ビジネス5区間という経路で妥協するしかありませんでした。

また、上記②のルールの通り10日以上である必要があり、特典航空券(特にファーストクラス)は、予約開始する355日前(ANAの場合)にはほとんどの枠が埋まってしまいます。つまり帰国便(最終区間)は355日前の9時にANAデスクに電話すれば空席が取れるかもしれませんが、その10日以上前の出発便の空席を見つけ、途中経路を含めた全区間に空席が無いと世界一周の予約ができません。

次のブログで、私が予約した経路や予約変更ルールについて書きたいと思います。

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