世界一周旅 国別準備編(アイスランド)

2025年の世界一周旅については、8月までにルートを決めた後、10月インドネシア・11月米国に行ったりして少し間が空いてしまいましたが、少しずつ行きたいスポット調査やホテル予約などを進めてます。(ルート決定までの経緯は以下をご覧ください)

今回の滞在国は、米国(5日)、ポーランド(1日)、スウェーデン(2日)、フィンランド(1日)、アイスランド(5日)、ポルトガル(4日)、ベルギー(2日)という感じで、まずは初訪問となるアイスランドから計画を立て始めました。長くなるので、目次付けました。

1.アイスランドの情報収集
2.苦しみながら行きたいスポット選定
3.ドライブルート検索
4.ホテル候補決め

1.アイスランドの情報収集

そもそもアイスランドに行きたいと思ったのは、YoutubeでZeo家の冒険(www.youtube.com/@zeo_graphy)のアイスランド動画を見たのがきっかけです。Zeo家の動画クオリティや撮影方法は本当に素晴らしく、ずっと見てしまいます。この動画を何度も見返して、行きたいスポットの候補を決めました。

また情報収集として、何か本を買おうと思ったのですが、ほぼ唯一のガイドブックである「地球の歩き方Platアイスランド」は既に廃刊で、定価以上の価格でメルカリに出ても瞬間蒸発です。

メルカリを見ている中で、英語版ガイドブックの”lonely planet”のアイスランド版は定価以下で買えることが分かり、こちらも購入して参考にしました。

またネット情報だと、”Guide to Iceland”は行きたいスポットを決める参考になりました。(日本語あり)

2.苦しみながら行きたいスポット決定

Youtubeや書籍で行きたいスポットを見つけて、Google Map上にプロットしていきますが、時間が掛かってなかなか進みません。そうです、アイスランド語の地名が難しすぎるのです。そもそも首都レイキャビク Reykjavíkからして英単語にはない綴りです。

日本語には無い発音が多いようで、アイスランド語のスペルとカタカナ表記がリンクしないので、GoogleMapで検索するにも、タイピングではなく、地図上で探さないと出てこなかったりして苦労しました。

  • Gullfoss <-> グトルフォス
  • Jökulsárlón <-> ヨークルスアゥルロゥン
  • Fjaðrárgljúfur <-> フィヤズラアゥルグリューブル ?

Youtube動画とGoogle Mapsを主に見比べながら、行きたいスポットを決めました。以下はその一部。

3.ドライブルート検索

アイスランド旅行は、ツアーではなく自分でドライブして回りたいと思っています。もともと運転が好きで今年は米国を1万kmドライブしてますし、朝日や夕日、夜に星を見るには個人行動した方が良いという理由です。

行きたいスポットを探していると、アイスランド全土に観光スポットがあるのですが、アイスランドは北海道より少し大きいということで、ある程度絞らざるを得ません。最初は、東部までのドライブを考えていましたが、片道700kmを超えてしまい行程を縮めることにしました。米国のハイウェイでは1日で700km走ったことがありますが、アイスランドでは所々の見所をじっくり楽しみたいので、1日の走行距離は300km以内となるようにしました。

初日と最終日はレイキャビク近くに宿泊することになるので、南部を中心に3泊する上記のルート(計1300km)で仮決定しました。

4.ホテル候補決め

このブログでは、3.ルート決め、4.ホテル決めと順番に書いてますが、実際にはホテルを探しつつドライブルートを決めたというのが実際です。ホテルを探すにも、地名もホテル名も綴りが難しくて苦労しました。逆に、アイスランドクローネ=約1.1円で現地通貨を円換算するのは簡単で助かりました。

ホテルの検索はExpedia、Travelocity、Agodaを使いましたが、どれも料金は同程度。しかし、そもそもホテルの料金が高い!レイキャビクは1室2名で2万円程度のホテルがありますが、郊外では最低でも3万円という相場です。1室2名で2万円位が見つかった!と思ったら、共同バスで大部屋のドミトリー形式だったりします。今回、以下の条件で探しました。

  • 行きたいスポットに近い(そのスポットに朝や夕方・夜に行きたいので)
  • なるべく朝食付き(レストランが非常に高いので)
  • 部屋にバス・トイレがある(妻の要望)
  • 直前までキャンセル可(プラス料金となってもやむなし)
  • Travelocityで評価9点/10以上
  • 1泊2名で400ドル(6万円)を超えない

来年9月(9か月後)の予約なので、選び放題かと思いきや、満室だったり高い部屋しか残ってなかったりと、ピークシーズンは過ぎているもののアイスランド観光の人気ぶりを感じさせられました。5年ほど前のガイドブックを見ると現在の半額程度の料金も多く、インフレも進んでいるようです。ホテルと行っても10~20部屋程度の小規模な建物が多く、逆にアイスランドでホテル建設の投資をしたら儲かりそうだなあと思うくらい。

先に書いた通り、どのサイトでも料金は同様だったのですが、SMBCカードでExpedia予約すると14%ポイントが貯まる(ただし2025/3予約まで)ので、5泊ともExpediaで予約しました。来年は円高になることを期待して、全て現地払いで。上記条件で極力安い宿を探して、結局5泊(4泊が朝食付き)で17.5万円、1泊平均で3.5万円となりました。今後もホテル料金はチェックして、適宜再予約やホテル変更をするつもりです。

キッチン付きのホテルもあって、その場合はスーパーで買った食材で簡単に調理して、極力外食は減らそうとも思ってます。Guide to Icelandによると、レストランでは「一皿2,000~4,000 ISK」と書かれており、それだと2人で1万円近くになってしまいますね。

アイスランドは物価が高い? お得な旅行時期と節約のコツ | Guide to Iceland

このページに、安くあげるには自炊とも書かれていて、おススメスーパー「Nettó」「Króna」「Bónus」が挙げられてます。逆に「10-11」というスーパーは2倍の価格なので止めた方が良いという有益情報も掛かれていて、逆に書いて大丈夫なのかと心配になります。またCostcoも1店舗あるそう。

ホットドッグは299ISK(330円)と日本の2倍近いですが、アイスランドでは格安なんでしょうね。

アメックスヒルトンオナーズカードはお得か?

私はこれまでエアラインマイルは貯めてましたが、ホテルのポイントプログラムには参加していませんでした。この1年でも海外ホテルに50泊ほどしましたが、TravelocityやAgodaで格安ホテルを探しているので、ブランドホテルには(ほぼ)泊まらなかったからです。チェーンホテルだと安心感はありますが、どこでも同じ雰囲気で旅行先の雰囲気に浸れないこともあり、特に行き慣れた米国ではチェーンホテルよりローカルな味のある安いホテルを選んでいたように思います。

以下のように来年ファーストクラスでの世界一周旅行を計画している中で、少し高級なホテルに泊まる可能性もあるので、ポイントプログラムについても調べることにしました。

世界一周旅 計画準備編⑤ ルート決定・日程変更、ルールまとめ

ポイントプログラムのうち、マリオットとヒルトンはアメックスカードの入会キャンペーンがあるので簡単に比較してみました。(プレミアムカードではなく、年会費の安い標準カードで比較してます)

アメックスカードアメックス
入会特典
朝食無料部屋の
アップグレード
マリオット
Marriott Bonvoy
年会費23,100円30万円利用で16,000ポイント×
ヒルトン
Hilton HHNORS
年会費16,500円100万円利用で
60,000ポイント

軽く調べた程度ですが、上記のようにヒルトンの方が良さそうなので、ヒルトンについて詳しく調べてみることにしました。

まず、アメックスカードを作ると、以下の通りヒルトンオナーズプログラムの「ゴールドステータス」特典がもらえます。

アメックスホームページより抜粋   

また、2025年1月29日まで以下のアメックス入会キャンペーンがあります。

アメックスホームページより抜粋          

上記でもらえるポイントについてネット上で調べると1ポイント0.5~1円程度でホテル宿泊に使えるようです。以下では獲得ポイントを1ポイント=0.6円で割引されることと仮定します。

一般的にホテルのポイントプラグラムを使う際には、ホテル公式ホームページ等から予約する必要がありますが、これまでの経験上TravelocityやAgoda等の予約サイトの方が安いレートが出ていることがありました。

そこで、ヨーロッパで私が訪れる国のヒルトン系列ホテルについて、Travelocity料金とHilton HHNORS料金を比較してみました。両方とも同じ部屋タイプ、朝食無し、Semi-Flex(7日前までキャンセル可)という条件です。(為替相場は2024/10/27時点、ホテル料金は2025/9時点)

黄色のセルが、TravelocityとHilton公式サイトとの料金差額です。その右の「ベースP」がヒルトンオナーズプログラムで獲得できる1ドル=10ベースポイントに加えて、ゴールドステータスは80%増で、1ドル=18ポイント=10.8円(約7.2%)が割引される計算です。その右の「ボーナスポイント」はアメックスカード支払いで獲得できる100円=3ポイント=1.8円(1.8%)が割引される計算をしています。

これらのポイントにより実質9%(7.2%+1.8%)割引されて、結論として一番右の赤いセルにTravelocityと比較した差額を記載してます。Travelocityと比較して4000円以上安くなっており、加えて朝食無料、無料アップグレードの特典が付くので、1泊あたり1万円以上お得になることが分かります。

ただし、これはヒルトンに泊まると決めた場合の料金比較です。周りにより条件の良いホテルがあるかもしれませんし、滞在地にヒルトンが無いかもしれません。私が訪れる範囲で調べると、アイスランドやポルトガルの郊外にはヒルトン系列ホテルがありませんでした。アメックスカードの入会で60,000ポイント(36,000円相当)獲得でき、年会費16,500円はすぐ元が取れる感じなので、滞在先のホテルを探した上でカード入会するかどうか決めたいと思います。毎年ヒルトンホテルに2~3泊するなら持っておいても良いかなあと考えています。

世界一周旅 計画準備編➂ 半年で43万マイル獲得した方法

これまで情報収集から発券までの経緯を書いてきましたが、今回は半年前に遡って、私が(飛行機に乗らずに)ANAマイルを貯めた方法をまとめておきます。

私は20年以上前からSFC会員なのですが、この10年ほどはANA便には乗っておらず、SFCカードはもっぱら格安スターアライアンス便に乗る際のラウンジ利用に使ってました。ですので、2024年2月時点でのANAマイレージ残高は僅かに500マイル(カレンダー不要の付与マイル)でした。ここから半年、以下3つの方法で43万マイル(スターアライアンス世界一周ファーストクラス2席相当)を貯めました。

  1. ソニー銀行のANAマイル付き定期預金:約4万マイル獲得
  2. AMEX ANAゴールドカード入会キャンペーン:約13万マイル獲得
  3. クレジットカードで貯めたVポイントをマイル交換:約26万マイル獲得

上記3つの方法を比較すると、1.<2.<3. の順に獲得マイルが多くなりますが、逆にハードルも高くなります。以下、順番に詳しく記載します。

1.のソニー銀行は、通常貯まるマイルに加えて以下のキャンペーンを利用しました。2024年3月に約400万円を定期預金にして、2024年6月末に通常マイル1.9万マイルを獲得できました。キャンペーンの2万マイルは後日獲得。この3ヶ月は円安方向になりましたので為替利益もありました。

ソニー銀行プレスリリースより抜粋

2.のAMEX ANAゴールドカードは、入会後3か月で150万円利用すると合計13万マイル獲得できるというキャンペーンでした。私は既にMaster SFCカードを保有してましたが、追加してAMEXカードに入会しました。入会3か月は6/8が締め切りだったのですが、以下の通りギリギリ150万円利用できボーナス獲得できました。(150万円到達時の35,000ボーナスポイント)

そして2024年7月時点まで獲得できた10万ポイントを1ポイント=1マイルでANA10万マイルに交換しました。(キャンペーンの3万ポイントは後日獲得)

3.のVポイントは、主に三井住友プラチナプリファードのクレジットカード利用で貯めました。このカードでは、以下の通り通常100円1ポイントですが、リボ払いを使うことで+0.5ポイント、さらに海外利用の場合は+2ポイントと合計3.5%還元となります。

三井住友カード ホームページから抜粋

リボ払いについては、リボ払いが1円でもあれば当月の利用額全体に対して+0.5%となります。私は以下画面イメージの通り、2024年6月はリボ手数料が1円あったので3.5%Vポイント獲得できましたが、7月はリボ手数料がなく3%獲得のみでした。

リボ払いがあった場合の明細                            
リボ払いが無かった場合の明細                          

私の場合、2024年4-7月で約1100万円の外貨決済で3%強のポイントを獲得でき、通常1%獲得の円決済と合わせて、約40万Vポイントを獲得できました。(400万円利用による4万Vポイントは年度末に獲得)

以下Vpassアプリで、Master SFCカードを選択すると1Vポイント=0.6ANAマイルに交換ができます。私はこれまでSBI証券の積み立て投資などで貯めたマイルを合わせて43万マイルを約26万マイルにしました。

(1度に交換できるのは30万マイルまでですが、同じ日でも2回に分けて交換できました)

このようにして貯めた36万マイルで、今回2人分のファーストクラス世界一周(飛行距離20,000マイル以下)の特典航空券に交換しました。全然ANA便には乗っていない陸マイラーですが、今後もこのペースでマイルを貯めて世界一周に行きたいと思います。

2024年4月 絶景・日食旅行の紹介動画

2024年4月のアメリカ旅行の動画を2つアップロードしました。

00:02 ダイジェスト
00:42 マッスルカーレンタル
01:17 Gus's Fried Chicken
01:54 サワロ国立公園の夕焼け
02:18 全米No1メキシカンChipotle
02:58 ホワイトサンズ国立公園の絶景
04:04 マクドナルド天文台
05:08 テキサスBBQ Wagon Wheel
05:45 日食スタート
07:49 皆既日食
08:29 ベストテキサスBBQ Two Bros
11:05 サンアントニオ観光
11:32 Eeagle Passのメキシカン
12:24 ビッグベンド国立公園の夕焼け
13:31 サンタエレナ渓谷
14:07 キャンピングカー宿泊
15:51 全米No.1の星空
16:05 ビッグベンド国立公園の朝焼け
18:02 セドナ エアポートメサ
18:42 セドナ ベルロックトレッキング
21:28 ベストフライドチキン
22:09 天の川タイムラプス
22:30 Glen Canyon Dam Overlook
23:01 グランドキャニオン国立公園
23:56 ルート66
24:36 ハバス湖
25:17 FIVE GUYSとTEXAS ROADHOUSE
26:37 ドジャースタジアム
27:01 大谷壁画
27:30 旅のまとめと総費用
・1日5700円でダッジチャレンジャーを借りる
・ハーツレンタカーで好きな車を借りる方法
・米国ドライブコースベスト9
・ガソリン価格、燃費
・アメリカドライブの注意点

昨年2023年のアメリカドライブ旅行は以下をご覧ください。

次は、2024年11月にカリフォルニアをキャンプ旅行して、トレッキングや星空撮影する予定です。

米国でのレンタカーを安く便利に(Hertz Gold Plus)

今回は、米国でレンタカーを便利に安く借りる方法について紹介します。
1.Gold Plus会員になるには?、登録の注意点
2.さらに上級会員になるには?、登録の注意点

前回2023年10月の旅行ではロサンゼルスで17日間レンタカーを借りました。Travelocityで一番安かったFOXレンタカーを使ったのですが、借りたカムリは4万マイル以上走っていて傷も多く、安いなりという感じでした。

過去にはHertzで何度か借りましたが、カウンターが混んでるというイメージが残っており、大手の安心感(車も新しい)はありましたが、何となく避けてました。私と同じ時期にHertzを使った友人からも並んだ話を聞いたのですが、その際に列に並ばない人がいることを聞いて、Hertz Gold Plusのことを思い出しました。これに会員登録すると以下画像の通り、列に並ばずに直接レンタカーに行って、キーを回せばすぐに出発できます。(駐車場出口で免許証などを確認されます)

Hertzホームページより                  

この会員登録はHertzのホームページで以下の入力をするだけです。

Hertzホームページより 

注意点:この画面でクレジットカード番号を入力しますが、私がVisaカードを入力したところ、デビットカードと認識され会員登録できませんでした(2枚のVisaともダメでした)。American Expressだと、問題なく会員登録できました。クレジットカードは後で変更できるので、まずは色々なクレジットカードを試されることをオススメします。

この通常のGold Plusより、さらに特典が増えた上級会員もあります。

Hertzホームページより 

とは言え、上級会員になる条件である「年間10回や2000ドル」はハードルが高いですよね。ここで、日本で持っているクレジットカードが役に立ちます。色々なクレジットカードで、この上級会員になる特典が付帯しているものがあります。私の場合は、以下の三井住友カードを持っていたので、入会と同時にFive Starになることができました。(以下の対象カードに含まれていなくても、三井住友カードの優待番号を入力することで特典料金が利用可能です)

三井住友カードホームページより

注意点:上記Five Starになるためには会員登録の際に、優待番号(CDP)を入力する必要があり、その優待番号は三井住友カードに資料請求しないともらえません。また、会員登録後にすぐFive Starにはならず(ホームページに記載あり)、私の場合はHertzに連絡して即日Five Starにしてもらいました。

この上級会員になると使える特典が「Ultimate Choice」です。

Hertzホームページより 
 

Hertzの駐車場で、指定された区画にある多くの車種の中から好きな車種を選んで、そのまま出発できるというものです(通常会員の場合は、車が事前に指定されている)。車好きには堪らないですよね~。4月にロサンゼルスでどのような車種があるか見てきます。

また、以下のような特典もあります。

  • 特別優待料金で予約可能
  • 1ドルごとにポイントが貯まり、950ポイントで1日レンタル無料などに利用可能

優待料金については、私がTravelocityやTrip.comで探した複数レンタカー会社より安い料金が出てきました(米国19日間スタンダードクラスで700ドル)。ポイントについては、950ドル使って1日レンタル無料($50ドル程度)なので、おまけ程度ですね。

以上、備忘録的に書きましたが、実際に借りた感想なども後ほど追記しますので、またご覧ください。

海外利用する際にお得なクレジットカード

今回、アメリカ旅行でクレジットカードを多く使いましたので、3種類のカードについて為替レートやポイント獲得などの比較をまとめておきます。

  1. セゾン プラチナビジネス アメリカンエクスプレス
  2. 三井住友 プラチナプリファード
  3. IDEA(イデア)カード
  4. 手数料、為替レートの実例
  5. 一番お得なカードは?

1.アメリカンエクスプレス ビジネス・プラチナカード

私は今年に入って会社を設立してセゾンのプラチナビジネス アメリカンエクスプレス(以降AMEXカード)を使い始め、旅行前の航空券予約などで使っていました。このカードは、プライオリティパスが無料で付いてくるので、7月にバリ島に行った際のシンガポール乗り継ぎでは、複数のラウンジが使えて重宝しました。年会費は22,000円ですが、初年度無料です。年間200万円使うと翌年の年会費が半額になっていたのですが、来年から廃止されるのが残念です。

このカードは、基本1%ポイント還元ですが、セゾンマイルクラブに加入すると以下両方が貯まり、計1.25%ポイント還元です。

  • 1,000円利用毎に、JAL10マイル(10円相当)
  • 2,000円利用毎に、永久不滅ポイント1ポイント(5円相当)

JALマイルに還元する場合には永久不滅1ポイントが2.5マイルに交換でき、計1.125%(100万円で11,250マイル)もらえますので、JALを使う方には非常にお得です。1マイルを2円相当だとしても、2.25%の還元になります。(Cクラス特典航空券に替えれば1マイル4円以上になりますよね)


2.三井住友 プラチナプリファード

三井住友Oliveのポイント特化カードをして始まったプラチナプリファード(以降SMBCカード)で、SBI証券への積み立て5%ポイント還元(毎月上限5万円2500ポイント)に惹かれて加入しました。年会費は33,000円ですが、SBI証券だけで年30,000ポイント還元で、さらに年400万円で40,000ポイント還元で大きく元が取れます。

外貨決済の場合はプラスポイントもあり、以下の通り計3%ポイント還元です。

  • 100円利用毎に1ポイント
  • 外貨決算の場合、100円利用毎に+2ポイント

この3%は、クレジットカードの中でも一番です。これを知ってからは、海外での利用だけではく、日本で外貨建てで支払いする際も、SMBCカードを使うようになりました。ちなみに、2023年10月利用分は以下の通り。約123万円使って1%の12,355ポイント、リボ払いで0.5%の+6,177ポイント、さらに外貨決済で約27万円使って2%の+5,484ポイントつきました。リボ払いは、数百円でもリボ支払いが残っていると月の支払い全体が+0.5%となります。リボ払いの手数料は数円で、支払い全体の+0.5%のポイントが付くので絶対お得です(このやり方はネット上でお調べください)。


3.IDEA(イデア)カード

私は今回の旅行では、上記AMEXカードとSMBCカードを使ったのですが、旅行直前にIDEAカードの存在を知って年会費無料ということで申込ました。こちらは、アプリに利用目途を登録して目的達成に向けて貯蓄をするような使い方なのですが、クレジットカードで入金ができ、しかも外貨決済手数料が無料という特長があります。

デフォルトではリアルカードは発行されず、アプリ内にカード情報が表示されるので、今回の旅行ではオンラインでのチケット発行等に利用しました。カード発行には900円かかるのですが、その後発行無料キャンペーンをやっていた時にリアルカードも作りました。

アメリカのモーテルに泊る際は、事前にTravelocityなどで予約した場合でも現地でデポジットとしてカードを求められる事がありました。上記2.のSMBCカードはナンバーレスでカードに番号が書かれていないので、受け付けてもらえませんでした(ホテルではカード番号を手入力している)。このような場合でも、IDEAのリアルカードを発行しておくと安心です。


4.手数料、為替レートの実例

以上が3つのカードの概要ですが、ポイント還元だけでなく、外貨決済の際の手数料、為替レートも大切です。公式ページ等で調べると、以下の情報が書いてあります。

  • AMEX 為替手数料2.0%
  • SMBC(VISA) 為替手数料2.2%
  • IDEA 為替手数料無料(※)

(※)私が2023年10月に米国で利用した際は確かに為替手数料無料で、11月にIDEA公式ページを見ると手数料無料の記載が見つかりませんでしたが、Travelocityでの予約では手数料無料になってました。

最終的に、為替手数料も含めた請求時の為替手数料を私の実例で見てみましょう。決済と請求のタイミングが違ったりして厳密な比較はできないのですが、為替レートが150円前後で安定していた週での例です。

1.AMEXカード

  • 10/13 ホテル 152.82円
  • 10/16 ホテル 152.78円

2.SMBCカード

  • 10/13 レストラン 153.084円(同日のガソリンスタンド、レストランも同値)
  • 10/16 レストラン 153.128円(同日のガソリンスタンドも同値)

3.IDEAカード

  • 10/11 チケット 149.09円
  • 10/22 ホテル  149.99円(同日の他ホテルも同値)

以上の通り、AMEXとSMBCを比べると、AMEXの方が為替手数料が0.2%(約0.3円)分だけ安くなっています。AMEXは請求時の為替レートは公表してませんが、VISAと同様のようです。

また、IDEAは、はやり為替手数料が掛かっておらず、2%(約3円)程度安くなってます。


5.一番お得なカードは?

以上を踏まえると、クレジットカードがお得な順は以下となりました。(SMBCのリボ払いは使わない前提)

1位:IDEAカードにSMBCカードからチャージして利用(プラス1%ポイント相当)

   SMBCカードチャージで1%ポイント還元、外貨決済手数料0%

2位:SMBC(VISA)カードを利用(プラス0.8%ポイント相当)

   外貨決済利用で3%ポイント還元、ただし外貨手数料2.2%

3位:AMEXカードを利用(マイナス0.75%ポイント相当)

   外貨決済利用で1.25%ポイント還元、ただし外貨手数料2.0%

1位の使い方では、SMBCカードの年間利用40,000(最大)ポイント還元も使えますし、IDEAに入金しておけば月平均残高に対して年率2%のボーナスも付きます。いつまで、外貨手数料無料が続くか分かりませんが当面、SMBCカードでチャージしたIDEAカードを使っていこうと思います。

アメリカのガソリン価格と燃費(2023日食・絶景旅行)

今回のアメリカドライブでは、Foxレンタカーで借りたカムリで2900mile(4640km)運転しました。アメリカでガソリン高騰しているのは聞いてましたが、Los Angelesからドライブを始めると予想以上のガソリン価格を目にしました。

私は2000-2002年にカリフォルニアに住んでいて、当時の最安値は97セント/ガロン、一番高くても3ドルちょっとでした。(以下は2001/12/30、Santa Barabaraにて)

それが今回、Los Angeles空港からSanta Monicaに向かう途中のガソリンスタンドでは軒並み6ドル台!(以下は2023/10/1、Snata Monicaにて)

今回見た一番高かったのは、レギュラーで6.99ドル/ガロン、リッターに換算すると何と277円/リッターです!アメリカのガソリンが日本より高くなる日が来るとは思いませんでした。(以下2023/10/3、Santa Barbara Paseo Nuevo近くにて)

日本以上にアメリカではガソリンスタンドでの価格に差があるんですよね。上記ガソリンスタンドの数分先には1ガロン当たり1ドル以上安いスタンドがあったので、こちらだと10-20ドル安くあがります。

(以下2023/10/3、Santa Barbara Turnpikeにて)

さらにガソリン代を節約するために、私は極力Costcoでガソリンを入れてました。周辺より10-20%安く、どこのCostcoでも行列でしたが、わざわざ行く価値があります。行列は長いのですが、日本と同様に1列に3~4基のノズルがあって、場所によっては6~10列の規模なので割と早く進みます。

給油する際には最初にCostco会員カードをスワイプするのですが、日本で作ったカードは認識されず、その都度店員さんに来てもらって店員カードでスワイプしてもらう必要があります。(International Cardだと言うと、すぐに分かってくれてスワイプしてくれます)

Costcoのガソリン価格は州によって違います。(逆に私が訪れた範囲では、州の中は均一料金でした)

今回、2023年10月時点の価格は以下の通りでした。

  • California 4.999ドル
  • Nevada 4.359ドル
  • Utah 3.859ドル

なので、州境では安い方で入れるようにしてました。Las VegasからBryce Cabyon方面に行くときは、ユタ州に入ったSt. GeorgeのCostcoで給油するのがお得です。

今回ドライブしたカムリは、8速ATで時速65マイル(104km/h)で1600rpmという低回転型で燃費が良く、ハイウェイでは40-45mpg(リッター17-19km)で走れました。今回の総平均燃費は以下でした。

2900mile÷77.8ガロン=37mpg(リッター15.8km)

アメリカで長距離・長時間運転したので、今回日本に帰ってきて3週間ぶりに自分の車を運転した際は、かなり違和感がありました。カムリで慣れた軽くて細いステアリングから重いステアリングに抵抗がありましたし、カムリの足踏みパーキングブレーキのつもりで何度も左足を踏み外してしまいました。

来年4月からはニューメキシコ、テキサス方面も走るので、レンタカー含めた車情報を改めてまとめたいと思います。

(今回のレンタカーは以下に書いた通り余計な保険に入ってしまった感じです)

2023アメリカ絶景・金環食旅行1日目(Santa Monicaビーチ)

(その他、アメリカドライブ動画は以下からご覧ください)

innoutbuff – YouTube

2023アメリカ絶景・金環食旅行17日目(ロサンゼルス空港、旅行費用)

この旅も最終日となりました。体調を崩すこともなく、天気も毎日快晴で、ラッキーな旅でした。17日目はロサンゼルス空港(LAX)に行くのみです。Google Mapを見ると、OntarioからLAXまでは一部渋滞しているので、早めにホテルをチェックアウトします。

I-605からI-105に入って、途中渋滞してますが、2人以上乗車専用レーンHOV(High Occypancy Vehicle)が使えるので、スムースに進みます。

HOVは早く進んで便利なのですが、分岐する時や高速を降りる際に、一番右側のレーンに行くのに3車線や4車線を跨がないといけないので早めの準備が必要です。(幹線道路への分岐の場合には、HOVレーンからそのまま分岐できることもあり)

空港近くのFOXレンタカーに到着し、Car Returnの標識に沿って進みます。返却はカウンターに行く必要はなく、その場で係員にチェックしてもらうのですが、その際キズがあることを指摘されました。しかし、これは借りる際からあったキズで車をチェックアウトする際にもキズがあることを申告したことを説明しました。そして、事故状況を記載した紙に、以前からあったキズであることを記載して、サインして返却完了になりました。

レンタカーや燃費等については、別ブログで詳しく書きますが、この17日間で2900mile(4640km)走行しました。旅を共にしたカムリの写真を最後に撮るつもりでしたが、返却のバタバタで忘れてしまいました。残念。

LAX空港は5年前に使った際は、セキュリティでかなり並んだ記憶がありますが、今回は数分しか並びませんでした。出国審査は無いので、セキュリティ通過して、すぐにStar Allianceラウンジへ。5年前は、ここで10時間以上過ごしたこともあり、勝手は良く分かってます。昼前後でアジア便出発するため結構混んでるので、屋外へ。飛行機が見えて、気温22度で快適です。

帰りのシンガポール航空は隣が空いていて快適でした。

次の海外旅行は来年1月で、その次は4月に再びLAX空港からテキサスまで皆既日食を見に行く予定です。今回、日食撮影ではいくつか反省点があったので、次回に活かしたいと思います。

旅行で使った費用については、出発前に立てた予算より少しだけ下回りました。

  • 増えた費用:レンタカー(17日間)8万円⇒実際には追加保険に入り12万円
  • 減った費用:ガソリン(150ガロン)12万円⇒実際には78ガロン、5.4万円

これに、食費やチップ、ショーチケット代を加えると、2人で83万円位でした。(買い物やお土産を除く)アメリカの物価については、また別ブログで紹介したいと思います。

今回の旅行日記を読んで頂き、ありがとうございました。まだまだ続きます。

【今回の旅行日記】

1日目(Santa Monicaビーチ)

2日目(Whole Foods、Carpinteria)

3日目(Santa Barbara、UCSB)

4日目(Morro Bay、タイムラプス撮影)

5日目(Lagna Seca, Big Sur)

6日目(17mile Drive、Pebble Beach)

7日目(KernvilleでBBQ、星空撮影)

8日目(Red Rock CliffとWillow Springs)

9日目(Joshua Tree国立公園、大自然の中のYurt宿泊)

10日目(砂丘散歩、Texas Roadhouse)

11日目(ラスベガス)

12日目(Horseshoe Bend, Bird House)

13日目(Monument Valley, Lake Powell)

14日目(金環食、ダート道、Bryce Canyon)

15日目(Bryce Canyon、Las Vegas)

16日目(Texas Roadhouse、Ontario Mills)

17日目(ロサンゼルス空港、旅行費用)

2023アメリカ絶景・金環食旅行12日目(Horseshoe Bend, Bird House)

ラスベガスを8時に出発して、10時にSt. Georgeでコストコ休憩。

途中、I-15はこんな赤い岩壁の間を走ります。

コストコのガソリンは州ごとに統一価格となっていてSt. Georgeのあるユタ州の、1ガロン$3.859がこの旅の最安値でした。(リッターに換算するとレギュラー153円)周りのガソリンスタンドは10-20%高いので、コストコガソリンスタンドはどこも長い列です。

Pageの街に着く前に、Toadstool trailをトレッキング。こんな景色の中を30分ほど歩きます。

↓こんな絶妙なバランスの巨岩が並んでます。(私達が小さく写ってます)

ちなみにToadは「カエル」なのでToadstoolは日本語ではカエルの腰掛けとなるでしょうか。

PageまでのUT-89は、こんな絶景ドライブルートです。

PageのハンプトンインにチェックインしてBird houseで夕食。17時に行きましたが既に混んでます。

この旅のコスパ賞は、こちらのチキンです。$10ちょっとでチキン2ピースとサイドが付きます。外側はパリパリで中はジューシーという日本では食べられない味です。チキンは、ThighやWingなどピース毎にオーダーする形式。

その後、Horseshoe Bendへ。入場は18時までだが、22時までいて良いとのこと。夜は無人になりますが、駐車場は入口と出口が別で出口からは入場できないようになってます。駐車場から10分ほど歩いて、断崖絶壁の上へ。ちょうど日の入りを迎えました。

行った時は多くの人がリムで写真を撮ってましたが、日が沈むと観光客は急に減ってきます。

しばらくすると、周りに誰もいなくなり真っ暗になりました。気温も5度くらいになってきて退散。

今日は以下A~Cまでをドライブしました。

走行285mile 計42008mile
給油 costco st.george 4.932ga@3.859$ 162mile 32.8mpg

2023アメリカ絶景・金環食旅行5日目(Lagna Seca, Big Sur)

5日目の朝は、再びMorro Rockへ。様々な鳥やラッコ、リスに出会えました。

これまでの4日は車に慣れるよう1日の走行距離は100マイル以下に抑えてましがが、今日は200マイル程度の移動となります。とはいえ、カリフォルニアのフリーウェイは制限速度の65マイル(104km)で巡行できるので、移動はあっという間です。

I-101を走行中、Salinas手前で航空ショーをやっていて、飛行機がハートマークを描くのが見れました。

その後、PS5のレーシングシミュレータ「グランツーリスモ7」で良く走っているLagna Seca Racewayへ。

入口で$9(車1台あたり)払うと、自由にサーキット周辺を見学できます。特にイベントが開催されておらず、他には車は走っていません。この↓急坂をのぼって、Corkscrewへ。

丘の上の駐車場からCrokscrewが良く見ました。グランツーリスモで走っているより勾配がきつく感じます。

お土産店があるかなあと思いましたが、イベント開催日ではないせいか、レストラン等も開いてませんでした。

13時にはmonereyに到着。夏の混雑期は終わっているので、Pier上の駐車場も空いてました。駐車場は1時間$1.50単位で事前にチケットを購入してウィンドウに置いておきます(入退場のゲートはありません)。

ランチは、事前にチェックしておいたsandbar grillへ。この写真はピア上で撮っていて、レストランは階段を下った海面沿いにあります。行列でしたが幸い5分程で店内へ。まずはクラムチャウダー、大きなサワードウが一緒に来るので、これだけでお腹いっぱいになります。

メインはエビとサンドイッチ。何とか食べきれました。インフレ中のカリフォルニアでも2人でチップ20%込で$65、ちょうど1万円に収まりました。日本で同じ金額をランチに使ったらより良いものが食べられますが、米国内ではここは大分良心的な値段です。

15時ころ、Carmel Bay View Innにチェックインしてから、夕焼けを見に、Big Surへ。夕焼けの中、Pacific Coast Highwayを走っていると後ろにサイレンを鳴らしたパトカーが!

路肩に寄ったら、猛スピードで追い抜いていきました。そして、Bixby Bridgeに到着。グランツーリスモやっている方は以下の景色に見覚えがあるでしょう。Grand Valley Highwayとして登場するコースです。

Bixby Bridge

夕焼けを見ている人が多く、星景写真撮影中もサンフランシスコ在住のおじいさんに話し掛けられ、カメラのことなどをお話ししました。

誰もいなくなる21時頃まで残って、以下のような天の川タイムラプスが撮れました。

Nikon Z50, Sigma 16mm F1.4, ISO3200 F2.0 10s 374shots

本日走ったのは以下F~G~H~Iです。この辺りは以前夏に来た際は寒くて上着が必要なくらいでしたが、この前後は異常な暖かさで快晴が続いてます。

走行173mile 計40685mile