2024米国キャンプ旅7日目(ジョシュアツリー国立公園でトレッキング満喫)

昨夜から寒さで何回か目を覚ましましたが、無事朝を迎えました。

キャンプ場にいても寒いだけなので、早々にトレッキングへ。まずは、キャンプ場近くのCottonwood Spring&Mustodon Peakトレイル。

トレイル直後は、Oasis of Mara と呼ばれる巨大な樹木に出会います。

その後は岩場をしばらく歩いて、大きな岩山が見えてきました。たぶんMustodon Peakだということで、岩登りしてみました。岩山の頂上は強風で寒かったですが、360度遥か遠くまで見渡せました。

2時間ほどをトレッキングを終えて、国立公園内を北上します。次はCholla Cactus Gardenでサボテンに囲まれた遊歩道を散歩。

続いて、Arch Rock Trailへ。駐車場から平坦な道を15分ほどで到着。

アクセスしやすい場所なので、観光客が並んで順番に撮影してます。

このような自然のアーチになっています。

アーチの逆側も独特な丸い形の岩が並んでます。

続いて、Cap Rockに行き、ここの岩のふもとのピクニックエリアで昼食。メニューは、日本から持参したごはん、サンマのかば焼き、わかめスープ。

食事中、リスが寄ってきましたが、食べ物をあげてはいけません。

その後、Cap Rockトレイルへ。

続いて、ジョシュアツリー全体が見渡せるKeys View。ここは駐車場からすぐ見晴らしの良い展望台があります。

山頂で風が向きぬけるので寒い。

トレッキングを満喫して、キャンプ場に戻ります。昨日よりは大分風が弱まりました。夕飯は現地調達した焼きそばとトマト。

ジョシュアツリー国立公園はロサンゼルスやサンディエゴなど西海岸の街から120km程度の場所のため、デスバレーと比べると地平線近くが明るいです。特に西と南は目でも明るさがはっきり分かるくらいなので、東と北に絞って星の写真を撮りました。

こちら↓は東から昇るオリオン座に流星が流れたところ。

こちら↓は、北の空の2時間タイムラプス。カシオペア座やアンドロメダ銀河が左に回転しているのが見えます。

風が弱まったので、のんびり星を眺めることができました。

2024米国キャンプ旅6日目(ジョシュアツリー国立公園で寒さに耐える)

前日はデスバレーのキャンプ場からラフリンのホテルに移動しました(こちら)。早起きしてビーチに来てみました。

昨夜から風が強くて、天気は良いのですが寒くて、写真を撮ってすぐ退散。

今日からまたキャンプ生活が始めるので、あさイチで洗濯。ホテルに隣接したKOAキャンプサイトのランドリーへ。キャンピングカーで長期旅行をしているようなご夫婦がたくさん洗濯してます。

ドライヤーで乾いた洗濯物を回収して、ジョシュアツリー国立公園へ出発。2時間ほどで29 Palmsの街に到着し、中華レストランへ。$10ドルと(アメリカにしては)格安でしたが、注文した「シュリンプのロブスターソース炒め」の95%は野菜でした。。

1年ぶりにジョシュアツリー国立公園に入り、まずはビジターセンターへ。掲示板には「寒波による低温アラート、氷点下になる可能性あり」との表示。急遽、DOLLAR TREEに行って、あったかい厚手の靴下を買いました。

1時間ほど走り、本日から2日間泊まるCottonwood Springキャンプ場に到着。強風なので、本日はトレッキングせず、テント設営。

日が沈んで、冷え込んできました。寒さのせいか、約60区画のうち数区画しか人がいません。周りはこんな↓感じで、低木に囲まれてはいるものの、風をもろに受けます。

カップラーメンを食べて身体を温めて、Cactus(サボテン)を撮りながら、星が見えるのを待ちます。

デスバレーにてSigma 16mmで撮影する際は、PRO1D プロソフトンで星が大きく写るようにしていたのですが、ここではフィルター無しで撮影してみました。でも、下の写真のようにオリオン座もそれほど目立たず、地味な写真になってしまいました。

大分冷え込んできたので、本日の撮影は終了。さきほど買った靴下を履いて、パンツも2枚履きにして、車中泊で何とか眠りにつけましたが、寒さで目が覚めて時々車のヒーターを入れて朝を迎えました。

2024米国キャンプ旅5日目(デスバレーと朝焼けとラフリンの夕焼け)

アメリカ絶家旅行も5日目になりました。これまでの前半は以下の通りデスバレーを中心としたキャンプ旅行でした。

2024米国キャンプ旅行1日目(レンタカー選び、IN-N-OUT)

2024米国キャンプ旅2日目(デスバレー国立公園、Natural Bridge、Artists Palette)

2024米国キャンプ旅3日目(Dante’s View、Zabrinskie Point、Mesquite Springキャンプ場、Ubehebeクレーター)

2024米国キャンプ旅4日目(Mesquite Flat砂丘、Mobius Arch、星空)

5日目は、5時にテントを撤収してMesquite Springキャンプ場をあとにします。4時ころからオリオン座のショートタイムラプスを撮影。

キャンプ場を出てからも朝焼けがきれいに見れました。

急いで出発したのは、あさイチでラスベガスでの用事があったため。ラスベガスに向かうCA160号線で、朝焼けと雲海が見れました。

そして、今夜の宿泊先のLaughlin(ラフリン)へ。ラフリンもカジノで有名な街ですが、カジノ好きな訳ではなく単に移動途中として選びました。まずは、街の中心のEdgewaterというホテルでランチ。名前の通り、コロラド川沿いのホテルです。

単に景色が良いからという理由で選んだレストランでしたが、意外にも美味しいハンバーガーでした。(キャンプ場でレトルト飯が続いたせいもありますが。)

ちなみに、店はカジノに隣接していて、カジノに疲れたような人達が食事をしてました。

このコロラド川は夏はウォーターアクティビティで有名なようですが、11月は水も冷たく、ジェットスキーが通っているくらいでした。それと、この水辺には虫が結構いました。今回のキャンプ旅行では虫よけを持ってきていたのですが、ここが唯一虫を見た場所は、他では不要でした。

そして、街はずれにあるAvi Resort&Casinoにチェックイン。

ここはリゾートな雰囲気のホテルですが、1室7000円と物価高騰中のアメリカとしては格安でした。ホテルにはプールやプライベートビーチがあり、夏に来ると楽しそうです。

きれいな夕焼けも見れました。

ここで少し困ったのがタイムゾーン。ホテルの場所はネバダ州で、昨日までいたカリフォルニア州と同じPST(太平洋標準時)のはずなのですが、携帯に表示される時間が1時間進んでいます。ホテルフロントで聞いてみると、川向こうがアリゾナ州でそちらの電波を拾うとMST(山岳標準時)で1時間進んでしまうとの事。住んでいる人も、橋の先に行くと1時間ずれるので、混乱しそうです。

私は以前アメリカに住んでいた際はラスベガスに良く行って、確率統計を勉強していたこともありビデオポーカーで期待値を99%以上するパターンを覚えたりしてました。このホテルにもカジノがあって、すこし惹かれたのですが、もう大人になったので手を出さずに3日ぶりのベッドで眠りにつきました。

2024米国キャンプ旅4日目(Mesquite Flat砂丘、Mobius Arch、星空)

キャンプ場でサンドイッチとスープの朝食を済ませて、朝のうちにMesquite Flat砂丘に向かいました。駐車場から5分ほど歩くと、ブッシュの生えた砂丘になります。

さらに10分ほど歩くと一面に砂丘に。

朝早い時間なので、砂紋の陰影が良く見えます。

砂丘の後は、シエラネバダ山脈のふもとにあるLone Pineに向かいます。

途中、さまざまな色合いの岩山を抜けるワインディングを走り。

左手にMt. Whitney(4421m)を見ながらのロングストレートを走り。

Lone Pineに到着し、町で一番評判の良かったメキシカンレストランへ。

地元客で結構混んでます。

ケサディヤ(20ドル)で満腹になりました。店にいたおじいちゃんやおばあちゃんも、こんな量をしっかり食べてました。

ここから20分ほどのMobius Arch Trailに向かいます。最後はダート道でした。

駐車場に着くと、いきなりハート型のアーチを発見。以下写真の左上の岩影にハートの穴が見えます。

拡大すると。。。

良く見ると、ハート型の穴なのではなく、特定の方向から見ると2つの岩がうまく重なってハート型が作られているようです。特に現地の観光サイトには載ってませんでしたが、もっと有名になっても良いのでは?という隠れスポットでした。

駐車場から、丸っこい岩の間のトレイルを歩きます。

20分ほど歩いて、Mobius Archに到着。

1時間ほどのショートトレイルでしたが、アーチだけではなく、途中登れる岩山があったりして楽しめました。逆に国立公園にように混んでないのでおススメです。

丸っこい岩山に通って、帰り道に向かいます。

帰り道も荒涼とした岩山のワイディングを走っていきます。

16時を過ぎて、山が赤く染まってきました。

キャンプ場に戻り、カップラーメンで軽く夕飯を済ませ(昼に食べ過ぎたので)、星空撮影に入ります。

昨日は風が強くて寒かったですが、本日は風がないので外にいても大丈夫です。

夕焼けから天の川が出現します。

↑Nikon Z30, Nikkor Z 16mm F1,4, F1.6 10s ISO5000, 684shots

↓北の空は地味なので日本では撮影しないのですが、デスバレーでは北の空も星がたくさん見えて、7時間のタイムラプスを撮影しました。北極星を中心にカシオペア座が回転しています。再度に左上にアンドロメダ銀河も見えます。

↑Nikon Z30, Nikkor Z 16mm F1,4, F1.6 15s ISO4000, every20s1271shots

明け方の写真を確認すると流星がいくつか写ってました。

2024米国キャンプ旅3日目(Dante’s View、Zabrinskie Point、Mesquite Springキャンプ場、Ubehebeクレーター)

ホテルに付いていた朝食ボックスを食べて、7時過ぎにはデスバレーに向けて出発します。

最初に、標高1700mのDantes Viewへ。ワインディングを昇った先に駐車場があり、そこから10分ほどで岩山の頂上に行けます。

以下の地図を見ると分かるように、西側には標高0m以下のBad Waterが見下ろせます。

まだ風が強く、岩山にしっかり掴まっていないと飛ばされそうでした。

続いて、近くのZambrinskie Pointへ。ここは駐車場から舗装路を5分ほど歩くと絶景の展望台に着きます。地球とは思えない風景が広がっています。

ここの駐車場には、サイバートラックが停まってました。景色と共に、時代と場所が分からなくなるような錯覚に陥ります。

そして、いよいよ本日から2泊するMesquite Springキャンプ場へ。このキャンプ場はデスバレーの中心から1時間北上した場所で、周囲100km位何もないので星が良く見えることで有名です。米国本土で光害(Light Pollution)が無い場所として、4月に訪れたビッグベンド国立公園と共に有名な星見スポットです。管理人は常駐していないので、↓の券売機でキャンプ券(20ドル/泊)を購入します。(管理人が巡回してきて購入を確認されます)

キャンプ場を1周するとこんな↓感じです。このキャンプ場は予約不可で先着順なので、一番奥の星見に適したサイトに決めました。水洗トイレはありますが、電源や電波は来てません。他には、2~3組のキャンパーがいる程度です。

強風の中、テント設営。周りはこんな感じです。

風に吹き飛ばされそうになりながら、サンドイッチを作ってランチ。天気は良く気温も20度程度なのですが、とにかく風が強い。

その後、Ubehebeクレーターへ。ここは、300年前の噴火によりできた直径800メーターの巨大火山クレーターです。

細かい砂利で歩きにくく、2マイルの周囲を歩くのに1時間半ほどかかりました。でも、眺めは絶景です。以下パノラマ動画は是非大画面にしてご覧ください。

キャンプ場に帰って、星見の準備を進めます。日没後、しばらくすると肉眼でも天の川がはっきり見え始めました。米国本土で一番暗い(=星が良く見える)というビッグベンド国立公園に4月に行った時より、全天に無数の星が見えます。一晩中撮影した天の川のタイムラプスをご覧ください。

Mesquite Spring Campground in Death Valley on 3rd Nov 2024 Nikon Z30, TTArtisan7.5mm, F2 25s ISO6400, 1288shots

車の後部座席をフラットにして、日本から持参したエアマットを敷くとちょうどシングルベッドサイズで快適な空間に。寝袋に入っても朝方は寒さを感じましたが、5時間くらいは眠ることができました。

2024皆既日食・絶景旅行13日目(セドナ3日目、ページ星空)

セドナ最終日の4/15は、ホテルでのんびり朝食後チェックアウト。宿泊したBeaver Creek Innはチェーンホテルには無い温かい雰囲気でした。朝食もこんな感じで丁寧に並べられてます。

昨日まで4大ボルテックスのうち3つをトレッキングして残りがCathedral Rockですが、ここは混んでいるので近くのトレイルへ。

Cathedral Rockが良く見えるScorpionからPyramid trailのお手軽コースです。陽射しが強い心配をしてましたが、少し雲があって気温15度くらいで快適でした。

その後セドナのアップタウンを散歩。

月曜でも多くの観光客賑わっていて駐車場もほぼ満車です。公共駐車場が無料なのはありがたいです。

Pageへの州道89号線は両側を岩に囲まれた絶景コース。ここで赤い雲が見れました。車載動画を追って掲載します。

Pageに到着し、半年前に行って絶品フライドチキンだったBird Houseへ再訪。

メニューはバッチリ頭に入っているので前回同様にチキン2ピースとサイドを頼みましたが、on the houseということでチキンを1つづつおまけしてもらえました。店員のお兄さんに東京から食べに来たんだと話をしたら喜んでくれて、さらにソーダやデザートまでサービスしてもらい満腹に!

その後、Glen canyon damを見に来ましたが強風のため下まで降りるのは明日に延期。

明け方、Pageから10マイルほど南下して星空撮影。

州道から100mほど離れた場所でも、目でもクッキリ天の川が見れるほど。以下は編集加工無しの撮ったままの星空です。

タイムラプス動画はネット環境が悪いため後日。

米国に持っていくカメラとレンズ(その1)

私は太陽を見るのに適した望遠鏡は持っていないので、米国旅行中の日食や天体写真はミラーレスカメラ(ニコンZ50)で固定撮影予定です。

天の川を撮るために2本新しいレンズを買いました。

1本目は、TTartisanの7.5mm F2.0です。対角で180度の画角という仕様ですが、全周魚眼のような写りではなく超広角レンズとして使えます。eBayで新品を$115で買ったので(日本だと最安22,000円位)、無限遠の焦点ズレなど心配だったのですが、ちゃんと使えてます。

TTartisan 7.5mmで撮ったタイムラプスはこちら↓。

もう1本は、星景写真のメイン機として選んだSigma 16mm F1.4。数年前から出ていたレンズで、最近Zマウント版が出ました。こちらはネットで6万円強で購入。

Sigma 16mmで撮ったタイムラプスはこちら↓。

 

以前から持っているレンズを合わせて、星景を撮るレンズは以下のように揃いました。

  • TTartisan 7.5mm F2.0 MF
  • Sigma 16mm F1.4 AF
  • Laowa 33mm F0.95 MF
  • Nikkor 50mm F1.4 MF
  • Nikkor 85mm F1.8 MF

固定撮影だと、7.5mm F2.0の45秒露出、16mm F1.4の20秒露出、33mm F0.95の10秒露出で、ほぼ点像に写せるので、星空の暗さに合わせて開放~1絞り、ISO800~3200あたりで撮れると想定してます。

(完全な点像にするためには上記の半分の露出)

日食写真には、500mm以上の望遠が適してますが、私の持っている中ではFマウントの55-300mmが最大。300mmだと以下のような月写真が撮れたので、これで日食も撮ろうと思ってました。

しかし、Fマウントの55-300mmにFTZを付けると全長150mm、重量も1kg近くなるので頑丈な三脚も必要になり海外に持っていくのが大変そうです。

今年だけでなく来年の皆既日食でも使うことを考え、55-300mmを売って、Nikkor Z 50-250mmに買い替えました。こちらは110mm、405gと小型三脚でもOKです。

金環食を撮影する際のフィルターは、最初ND400とND8などを組み合わせようと思ってましたが、ND100000というのがあるのを知りました。Nikkor Z 50-250のフィルター径62mmのND100000は売ってないので、62-58mmのステップダウンリングを使うことにしました(望遠側でしか使わないのでケラレの心配なし)。

金環食では太陽は完全には隠れないので、通常の太陽と同じく10万倍の減光が必要です。露出は以下を参考にしようと思います。

 handy table of exposure times and settings 

2024年の皆既日食では太陽が完全に隠れるので、全く違うフィルター、露出となります。部分日食から皆既日食で大きく明るさが変わるので、最初は可変のNDフィルターが良いかなあと思って調べていましたが、ネットで調べてみると可変NDフィルターは偏光ガラスを2枚重ねているので、太陽がシャープに写らないようです。こちらは追って、フィルターを購入していこうと思います。

米国で一番暗い夜空を求めて

前回のブログで、天の川が見える場所について書きました。その後も毎日のようにlight pollution mapで、光害の少ない(=暗い)夜空が見える場所を探してます。米国で一番暗い夜空は、テキサス州のBig Bend国立公園というのを読んだことがあり、調べてみると確かにlight pollution mapではclass1で光害がゼロです。

前々回のブログでは、金環食を見る場所をgooseneck州立公園に決めたことも書きましたが、金環食が見える地帯を辿っていると、ticabooという場所で金環食が見れて、しかもホテルが空いていることが分かりました!この場所は、かなり山奥の場所にポツンとホテルがあるだけで、周囲50kmには何もありません。google viewだとホテル前はこんな感じ(金環食が見える南東方向)。

そして、light pollition mapで、この場所を調べると。

class1で、Big Bendに近い、ほぼ暗闇でした。ここなら、金環食前夜に晴れていれば、最高の星空を見れそうです。ticabooなんて、アメリカ人でも絶対に知らない地名です。日本から初めて訪れた観光客になるかもしれません。

金環食旅行準備⑤ 天の川が見える場所

本ブログのタイトルは当初「米国に日食を見に行こう」だったのですが、日食以外にも自然の絶景や星空も見にいくので「米国に絶景と日食を見に行こう」に変更しました。

今回は星空、特に天の川を見る場所の選定です。西海岸は都会で星は良く見えませんが、10月の天の川は西方向で海沿いであれば西が暗い夜空も見れそうと考えてました。さらに詳しく星空を見る観測地を選ぶのには、夜空の暗さがマップ化されているLight Pollution Mapが便利です。

このマップでは以下の通り、夜空の暗さ(逆に言うと光害の少なさ)に応じて、Class1-9で色分けがされています。目安としてM33(さんかく座銀河)やM31(アンドロメダ大星雲)、Central Galaxy(天の川)の見え方が書かれています。

以下の通り関東地方を見ると、東京周辺はClass8-9ですが、秩父方面や那須、尾瀬などはClass3の場所もあります。

今回の旅行先から、まずは西海岸を見てみます。LA周辺は東京と似た状態ですが、北に上がっていくとCambriaからBig SurのあたりまでClass2の地域があります。Highway1は途中通行止めの場所がありますが、Carmelから1時間ほど南下すれば関東には無いレベルの星空が見えそうです。

次にLAの西側。宿泊予定のJoshua Tree国立公園のあたりはClass3-4ですが、その北側のMojave National PreserveのあたりはClass2です。この辺りにホテルは無いので、Barstowに宿泊すると東に1時間ほど走ってLudrowを超えればClass2の地域に入れます。

次に、日食を見ようと思っているMonument Valley周辺です。この中ではPage周辺が明るいですが、20分も走ればClass1-2の地域に行けそうです。Monument ValleyもVisitor Centorの辺りから離れてForest Gump Pointあたりまで行けばClass1です!

Bryce Canyonは、Visitor CenterやLodgeのあたりはClass2で、少し南下するとClass1に!Bryce Canyonのhoodoo(岩柱)と一緒に天の川が撮れたら最高です。

これらを元に、宿泊予定を立てました。このブログを書き始めた頃は1ドル130円だったのが、本日は140円となり、そもそも米国全体のホテル代も高騰している状態ですが、1部屋あたり最大でも200ドル以下、できれば100ドル以下のホテルにする予定です。22年前に、この辺りを旅行した際は、ホテル代・ガソリン・食費を合わせて1日100ドル前後でも済んでいたので、ドル建でも2倍、円換算だと2.5倍になっている感覚です。