ANA特典世界一周終了と2026年世界一周計画始動(続編)

これまで父娘で100万円世界一周の特典チケット発券までの経緯を書いてきました。

ANA特典世界一周終了と2026年世界一周計画始動(前編)

ANA特典世界一周終了と2026年世界一周計画始動(後編)

前回、発券できたももの、最終区間FRA-HNDがビジネスクラス1席しか空いておらず、娘がビジネス・私がエコノミーとした話を書きました。ビジネスが空くのは直前になるだろうと思いつつも、しばらく毎日空席検索をしてました。すると、2週間後ビジネスで追加1席の特典枠の空きが出ているのを発見!

5/4 17:30ANAデスクに電話(1分待ち)
・エコノミーからビジネスクラスに変更
・別部署で料金再計算。料金が上がる場合は電話が掛かってくるとのこと(予約期限48時間後)。料金が上がらない場合は自動的に発券。

5/5 10:00ANAより電話
・追加料金2,200円をクレジットカード決済して発券完了。(これはビジネスクラス変更の追加料金ではなく、5月になって諸費用が上がったことによる精算)

ということで、思ったより早くビジネスクラスに変更できました。ただ、燃料サーチャージ・諸税が1人19万円弱ということで、来月以降燃料サーチャージが下がったタイミングで日程変更して再発券する予定です。5月発券から6月発券で、1万円弱安くなることが分かっていますが、もしかしたら8月以降にさらに安くなる可能性があると思っています。

今回予約する際には特典枠がなかなか見つからず、燃料サーチャージが無い/安い航空会社を選択する余裕はありませんでした。今後、現在の発券ルートを3000マイルでキャンセルして、さらに安い航空会社を探すこともあり得るので、まず現在の燃料サーチャージ・諸税の内訳を確認しました。

eチケットの記載内容をchatGPTに解説してもらうと、以下のようになりました。(発券手数料2,200円は含まず)

YQ76,840 / 9,060燃油サーチャージ(Fuel surcharge)※複数路線分か分割計上
YR49,340一部の航空会社が使う追加料金(別の燃油サーチャージまたは航空保険料など)
OI700出入国管理税または移民関連の料金(例:オーストラリアなど)
SW2,460保安関連費用(Security/Screening)または空港保安料
TK1,000ターミナル使用料(Terminal usage fee)
AY1,580空港税(例:日本の旅客サービス施設使用料)
US3,230 × 2アメリカ国内の旅客関連税(例:米国国際旅客税など)
XA/XY/YC530 / 990 / 1,020米国運輸税や通行税など(米国関連の追加料金)
EQ290環境関連費?(稀なコード。特定には航空会社明細要確認)
JK280空港税または地域税(スペインなどで見られる)
O2/O950 / 150出国税や空港改修費などの国際的な諸税
QH3,530通常はアジア・中東系航空会社のチャージコード
S4580通信や手数料関連(詳細不明)
M6330地域利用料(例:空港シャトル税など)
TR810出国税(例:タイ)
DK650空港関連施設使用料(国・空港による)
ZO5,110
特定空港税やゾーン料金(ヨーロッパで見られる)
ND60少額税金(例:地方税)
XW3,310国際旅客関連課税(例:イギリスAPDなど)
DE1,920ドイツの空港使用料または航空税(Germany = DE)
JPY1,145コードがないですが、おそらく最終的な手数料や調整額

私はこのような運賃内訳には詳しくなく識者の方に教えて頂きたいのですが、上記を合算すると168,195円でANAから請求された183,370円となぜか違います。一部料金に消費税10%が加わるのかな?

現在のANAの燃料サーチャージは欧米往復で72,600円で、76,840YQに含まれているような感じですが、こちらも良く分かりません。ただ6月になると欧米往復でANAの燃料サーチャージが8,800円安くなるのは、ここに反映されそうです。

今年9月の世界一周はポルトガル航空を使うこともあり、燃料サーチャージ・諸税で1人8.8万円に抑えられているので、今回(来年)も航空会社を上手くやりくりして、燃料サーチャージを抑えたいところです。ただ、今回の飛行距離は21,988マイル(12.5万マイル利用)で、ちょっと変えるだけで1段階上の14.5万マイル利用となってしまうので悩みどころです。

2人で100万円世界一周の解説Youtube紹介

このブログでは、昨年から特典航空券を使った世界一周旅行準備について書いてきましたが、今月からYoutubeでも解説を始めました。文章ではお伝えしづらい内容も、画面や動画を使って紹介していますので是非ご覧ください。

➀思いたってから発券まで

➁特典予約攻略法

③ルート詳細と航空券総額


➀苦労して何とか予約

今後も動画配信していきますので、以下リンクからチャンネル登録を是非よろしくお願いします。

Youtubeチャンネル【絶景マニア】

ANA特典世界一周終了と2026年世界一周計画始動(後編)

ANA特典世界一周終了と2026年世界一周計画始動

前回、ANAの特典世界一周の終了にショックを受け、急ぎ来春の娘との世界一周旅行の計画に取り掛かった話を書きました。前回手持ちマイル25万マイルで特典利用したいのですが、飛行マイルが22,000マイルを大幅に超えている状態でした。そこでCAIカイロ-DXBドバイを別手配にすることで以下の飛行マイル数に抑えて、ビジネスクラス空席2席を見つけることができました。

世界一周の前半区間
世界一周の後半区間

後半のヨーロッパ内については、ベルリンやプラハに寄るルートもあるため、娘の行きたい場所に応じて決めるよう一旦保留にしました。

翌日、娘も上記ルートで良いと返事をもらい、ANAデスクで予約をしようと念のため再度ANAホームページから空席検索してみました。すると、

前日はビジネス2席空いてましたが、ビジネスは1席しか空いてませんでした。1日保留してしまったのが失敗でした。ANAデスクに電話して「最終区間でビジネス予約できないか?」「22,000飛行マイルに収まっているか?」を確認したかったのですが、電話待ちが1時間だったので翌朝電話することにしました。

〇4/24 5:30 ANAデスクに電話(3分待ち)

アメリカに繋がり、「おはようございます、大変お待たせいたしました」という感じの非常に丁寧なオペレーターさんでした。最初の区間から順調に予約していきますが、やはり最終区間でオペレーターさんの声のトーンが下がります。1人ビジネスクラス、1人エコノミーなら予約可能とのこと。FRA-HND便は1日2便あり、そのどちらかでビジネス空席が出れば変更可能ということで、娘ビジネス・私エコノミーで予約することにしました。(それまで2人分予約していたものを別々の予約に変更するということで3分ほど待ちました)

ちなみに、今年の世界一周でも同じようなことがあり、妻はSFCを持っていなかったため別々の予約にすると空席が出てこないという事がありました。今回は、娘はANAカードの家族会員にしてSFCとなっていたため、別々の予約でも大丈夫でした。

ANAホームページ抜粋        

飛行マイル数は、21988マイル。ぎりぎり25万マイル利用で済みました!

燃料サーチャージ・諸税は、約19万円とのこと。前回12月に発券した世界一周から倍になっています。今後、原油価格が下がり円高にもなっているので、日程変更で再発券したいと思います。(経路や航空会社が変わらなければ、日程変更は無料です)

これから、折を見て最終区間のビジネスクラス空席を検索することになりますが、直前開放までは空席出てこないでしょう。

今回も2人で100万円予算を目指していますが、既に世界一周の燃料サーチャージ・諸税だけで、以下今年の世界一周費用を超えてしまっています。

世界一周旅の計画準備編⑥ 全フライト総費用17.5万円

今回、別手配とする航空券は以下の区間です。どちらもスターアライアンスなので格安航空券でもラウンジが使えるのが幸いです。

  • MCO-EWR ユナイテッド航空 約1.4万円
  • CAI-DXB-CAI エーゲ航空 約2.5万円

ヨーロッパ内の移動は、鉄道か飛行機か、これから調べる予定です。

次回以降は、今年9月の世界一周旅行の話に戻りたいと思います。画面上や右のメニューで2025世界一周、2026世界一周のカテゴリをクリックすると、それぞれのブログ記事に飛びますので、過去の旅行準備についてもご覧ください。

ANA特典世界一周終了と2026年世界一周計画始動(前編)

先週、ANAから特典航空券について大きなニュースが流れました。特に残念なのは以下の特典世界一周の終了。

これまで世界一周を目指してマイレージ・ポイ活してきましたが、楽しみが1つ減ってしまいます。

今年9月の世界一周も準備中の状態ですが、6月23日の終了までに新たな計画始動です。今年の世界一周は妻と行くので、来年大学を卒業する娘と2人旅に行くことにしました。(うちはペットがいるので海外旅行は家族全員で行けません)

搭乗クラスは学生なんだからエコノミーだろうとも思ったのですが、私がビジネスに乗りたいので、最後の親からのプレゼントということでビジネスに。(ちなみに娘は3歳までに国際線ファースト・ビジネス・エコノミー全て搭乗済)

娘の行きたい場所の要望を聞くと、以下のような感じ。

  • ヨーロッパ、特に北欧、ドイツ、オランダに行きたい。(ヨーロッパは初めて)
  • フロリダのディズニーワールドに行きたい。(特にスターウォーズ、ギャラクシーズエッジ)
  • 東南アジアは惹かれない。(今年友人とシンガポール・インドネシア・オーストラリアに行くので)

私は(娘の旅行に対して)以下のような要望がありました。

  • ドバイに行って街や人々の活気を見てほしい(私も不動産見学したい)
  • カリフォルニアの友人に会ってきてほしい(私も2年振りの再会)
  • 現在の手持ち25万マイルで特典利用したい(ビジネスクラス22,000飛行マイル以下)

ということで、北米、ヨーロッパ、ドバイを目的地としたルートを考えることにしました。まずは、日本発・日本着でANAビジネスクラスが2席空いている路線の検索。

  • TYO-LHR:全然空いていない
  • TYO-ARN:1席はあるが、2席は空いていない
  • TYO-FRA:東回りでFRA-TYOの2席を発見
  • TYO-LAX:1席はかなり空いているが、2席は空いていない
  • TYO-SFO:2席がかなり空いている

ヨーロッパ内の移動も調べてみると。

  • 今年の世界一周でも使うポルトガル航空は神!特典枠豊富
  • 大西洋横断のビジネスクラスがほとんど出てない
  • ドバイへの直行便が出てない

ANAホームページの提携航空会社特典の予約ページから検索すること数時間、以下のルートで特典航空券2席の世界一周の空席が見つかりました。

※LAX-MCOだけエコノミー、他はビジネスクラス

ただ、これだとMCOオーランドからDXBドバイまで行くのにカナダ経由・エジプト経由になっていたり無駄が多く、飛行マイルは22,000マイルを超えてしまいそうです。(ビジネスクラスを開放しているポルトガル航空・エジプト航空を無理やり使ったため)

〇4/21ANAデスクに電話(15分待ち)

  • とにかく上記ルートで予約できるのか?飛行マイル数も知りたく電話してみました。
  • 上記ルートで2席の空席は確認OK!マイル数を減らすため、カナダやエジプトを経由しないルートで空席がないか調べてもらいましたが見つからず。
  • 最終ルート確認すると、最大12フライトを超えているため、一部陸路にして以下B)ルートに
  • これで飛行マイル数を計算してもらうことに(飛行マイル数は別端末で調べるのか待たされますよね)
  • 結果27,700マイルとなり、手持ちマイルでは購入できないため、本日はここで断念。

↓スペイン-ポルトガル間を陸路移動にしたルート

世界一周特典航空券の最大12区間というのは意識していませんでした。有償の世界一周だと16区間(途中降機15都市)までOKなのと混同していましたが、以下がルールになっています。

ANAホームページより抜粋

飛行マイルも22,000マイルに抑えたかったのですが、大幅に超えてました。。。その後、目標22,000マイルまでに抑えるために、自分でExcel管理始めました。まずは、ANAデスクに聞いたルートで。

上記でムダに感じるのは、以下の2つ

  • オーランドからリスボンに行くのにカナダ経由している部分 ※赤色(3)~(5)
  • ストックホルムからブリュッセルに行くのにポーランドを経由している部分 ※青色(10)~(11)

赤色については、カナダを経由しないような便を探してみると、エジプト航空でJFK-CAIという便がありました。この場合、MCO-EWRは別手配となりますがユナイテッド便が14,000円が買えるので、世界一周航空券かは除外することにしました。

青色については、ポーランド航空がビジネスクラス開放しているのは有難いのですが、やはり飛行マイルが増えてしまいます。またカイロからストックホルムに行きたいのに、リスボン経由しているのもムダなので、別の行き先を検索。すると、CAI-AMSの直行便があったので、こちらを候補にします。

現時点のルートは

かなりスッキリして7区間で全てビジネスクラスが取れそうです。しかしマイル数を計算すると。

まだ22,000マイルには全然届きません。でも、黄色の(4)~(5)でCAI-DXBを別手配すると、さらに3,000マイル削れます。この区間はスターアライアンスのエーゲ航空が運航しており、往復でも25,000円なので良さそうです。(私はカイロ観光もしたいので逆に日程が組めて好都合)

ということで、ストックホルム便がアムステルダム便となりヨーロッパ内の移動に問題がないか?というあたりを家族会議して、予約に臨むことにします。本日はこれにて。