2023年金環食の行程はほぼ決まってきましたが、そろそろ2024年皆既日食の計画も立て始めています。CNNなどのマスメディアでも皆既日食のニュースが増えており、金環食より皆既日食の方が注目度が高い雰囲気です。
2024日食は、以下NASAの日食ページでも紹介されているようにメキシコから米国を横切りカナダ東部まで皆既日食が起こります。
カナダのモントリオールや米国デトロイト・ダラスといった大都市も含まれているので、注目度が上がるわけです。見る場所を決めるにあたっては、まず天候が第一の絞り込み条件です。日食の天候を調べるには、https://eclipsophile.com/ が便利です。
下図が皆既日食の見える地域の４月の雲量統計です。カナダ方面は80%以上、メキシコ方面は30%以下と大きな違いがあります。
せっかく日本から行くのですから、極力雲量が低いところに行くとすると文句なくメキシコになるのですが、ここは悩みどころです。メキシコ自体は問題ありませんが、観光地ではないのでアクセスが気になります。米国から車でメキシコ入国するのは簡単ですが、米国で借りたレンタカーではメキシコ国内では保険が効きません。以前カリフォルニアに住んでいた際も車ではメキシコに行かない方が良いと言われてました。
メキシコの西海岸で皆既日食が見れるMazatlanという都市は、地球の歩き方で１ページ書かれているリゾート地で良いかなあとも思ったのですが、Mazaltan空港へはメキシコシティからエアロメヒコ航空またはロサンゼルスからアラスカ航空という経路で30時間以上、50万円以上でした。それであれば、レンタカーで晴れを追って自由に動ける米国内の方が良いと考えました。
観測地を選ぶにあたって、https://eclipsophile.com/ の皆既日食帯の雲量グラフを参考にしました（本当にかゆい所に手が届くような親切なサイトです）
米国内では、とにかくメキシコに近い方が雲量が少ないことが分かります。特にメキシコ国境近くのUvaldeから北東に標高が上がる地域で雲量グラフが少し下がってます。
近くにはSan Antonioという大都市があり、私は５年前会議で行った際に運河クルーズなどを楽しんだ思い出があります。San Antonio近くのKerrvilleやFredericksburgでは4分30秒程度の皆既日食が起こるので、この辺りを候補として旅行計画を進めて行こうと思います。
しかし、アメリカ人の皆既日食への期待は大きく（米国内で７年振りの皆既日食）、ホテル探しに難航するのでした。それは次回に。
初めまして、LAに在住している者です。
2017年の北米横断皆既日食をオレゴン州のセーラムで撮影してからすっかり皆既日食の虜になっていまいました（笑
2024年は友達がダラスに在住しているので、そちらへお邪魔しようと思っています。
私もカメラはZマウント使用しているので情報交換できれば良いですね。
LA フォトときどきさん、コメントありがとうございます！
既に皆既日食ご覧になってるんですね、是非その様子をお聞きしたいです。
私は4/8はKerville辺りで見る予定ですが、大混雑・渋滞が心配してます。ブログでも詳しく書こうと思いますので、またコメントください。
atsushikoyさん、レスありがとうございます。
もしよろしければメールアドレスの方へ返信いただければと思います。
皆既日食当日は、幅100km程度の細い皆既帯に人が集中しますから激混みが予想されます・・・・・
2017年は通常なら1時間半くらいしかかからない距離ですが、セーラム13:30頃出て、ポートランド着いたの18:00と渋滞していました。
皆既日食後は極力移動は避けた方が良いかもですね。
2017年の情報ありがとうございます。そうですよね、かなり渋滞しますよね。私は皆既日食帯の外側にしかホテルが取れていないので、行く際も帰る際も渋滞回避する方法を考えようと思います。個別にメール差し上げますので、よろしくお願いします。