いよいよ1年前から準備を進めてきた日食当日です。天候はどうしようもないので、昨日までにとにかく雲が少なそうなテキサス州Bradyに移動してきました。朝起きると予報通り曇りですが、これから晴れるという予報を信じて待ちます。日本から来たみなさんも急遽場所を変えるなど苦労されてましたね。
ここで準備中に大きなミスに気づきました。何と日食を撮るサブカメラの50-250mmを持ってくるのを忘れてました。しょうがないので、DWARF II(675mm相当)とミラーレンズ400mm、代打の16-50mmで準備します。
ホテルの部屋がたまたま建物の端だったので、部屋前にセッティング。あまり日食準備している人はおらず、サンフランシスコから来たという2人組と話しながら始まりを待ちます。Kerrvilleに滞在してたものの天候が悪くて北上してきたとのこと。
12:16欠け始めます。昨年の金環食の際もそうでしたが、欠け始めって感動するんですよね。その後、雲が増えたり、DWARFIIのビデオ撮影が突然止まったり、Traverse追尾がズレたり、小さなハプニングあり。食分は90%を超えると、すこし暗くなり肌寒くなってきます。
日本から持参したお手製のピンホールボードも活躍できました。拡大すると一つ一つが欠けた太陽になってます!
13:35からダイヤモンドリング。以下皆既日食が始まるまでのリアルタイム1分間です。
その後、2分30秒の皆既日食はあっという間でした。地平線が夕焼けのように淡いオレンジ色になり、金星や木星も輝きました。人生でやっておきたいバケットリストの1つが叶いました。
以下は露出を変えて撮影したものです。
私は旅行にはPC持参しない主義なので帰国してからゆっくり加工しようと思います。動画もYoutubeで。
サンフランシスコからのお二人とは名刺交換して握手して、Keep in touch!でお別れしました。
日食後はSan Antonioに向かいます。BradyからMasonにかけてはスイスイでしたが、Fredericksburg少し混んで、I-10からはノロノロ運転でした。Google Autoが時々ハイウェイを降りて一般道を並走するようガイドするのですが、確かに従った方が早かったです。
中央分離帯(median strip)には色とりどりの花が咲いてます。
80マイルを2時間ほど掛かってSanAntonioに到着。日食が見れたお祝いは、Two Bros BBQ marketです。18時に到着すると日食のあとのせいか店の外まで行列が。
並んでいる途中で「肉はあと1ラックだよ」とアナウンスがあり前のカップルは諦らめて帰ってしまいましたが私達は並び続けます。1組前で残りハーフラックとなりましたが、何とか注文できました。
こんなメニューで、ブリスケットをハーフポンド、リブをクオーターポンド、ソーセージ、ポテトサラダ、コーンを頼んで(2人で)36ドルでした。
ピクルスなどを自由に取って、広いテラスへ。
詳しくはYoutubeに動画をあげますが、プラスチックのフォークで肉が簡単に切れるほど柔らかいです。BBQテキサスというのが良く分かりました。
明日はSanAntonio観光なので、やっとゆっくりできます。長かったですが、最高の1日になりました。
Brady も見れてホント良かったですね!
De Queens も流れる雲にドキドキハラハラしながらも、皆既中は奇跡的に晴れて、残りの人生の運を全て使いきりました~。
皆既中に晴れたのは人徳ですよ〜。まだまだ運を使うのはこれからです!私は、この1年で4回海外旅行してますが、すべての日が晴れ男です!
出発前から参考にさせていただき、当方も雲量予測見ながら、フォートワースで4回目の皆既日食を堪能しました。ありがとうございました。
たかたさん、コメントありがとうございます。
ダラスは微妙な天気でしたが、フィートワースは大丈夫だったんですね。今後もブログは続きますので、またご覧下さい。
4回もですか。しかも晴なんて、スゴいですね。
私の海外旅行は、2017年ワイオミング皆既日食以来でした。
今回の旅行はこれからビッグベンド国立公園での星空撮影やグランドキャニオンでの夕焼け撮影が控えているので、どこまで晴れ男が続くか見守ってください。