皆既日食旅行準備⑥撮影機材とフィルター準備

2023年の金環食の際は、以下で書いた通りカメラ2台で望遠側を250mm(換算375mm)で撮影したのですが、250mmの画角は5.4°×3.6°なのでトリミングをしないとイマイチな感じでした。

金環食準備⑦ 撮影機材と撮影計画

今回は、カメラ2台に加えて新しい撮影機材(DWARF II)も導入しました。レンズについても色々悩んだ結果、もう少し望遠が欲しいということで年始にKENKOミラーレンズ400mm F8も買ってしまいました。ほぼ日食専用となりますが、2万円ちょっとなので、一生の記録のためと言い訳して。

NDフィルターは金環食の時に以下を用意してました。

  • 62mm ND100000(Nikkor Z 50-250mm
  • 46mm ND250×2枚(Nikkor Z 50-250mm用)
  • 67mm ND1000(Sigma 16mm用)

これに加えて、今回は3台の撮影で忙しくなりそうなので、外した際に再度ピント合わせが必要なNDフィルターではなく、以下3種類の減光フィルムも買ってみました。(KENKO400mmはMFレンズです)

1.Thousand Oaks Opticalブラックポリマー

Thousand Oaksのホームページでも厚みの記載がなく、以下減光曲線でND5.0相当ということだけ分かりました。

届いたものを開けてみると、結構薄くて0.05mm以下の感じです。片面が銀色、もう片面が黒色で、銀色の方を太陽に向けると書いてありました。

2.富士フィルム光量調整用フィルターND4.0

こちらは厚み0.09mmと記載がありました。届いたものを開けてみると、Thousand Oaksのものよりは少し厚みがあります。Φ65mmの穴の空いた厚紙が入っているので、すぐ使えそうです。

3.Baaderソーラーフィルム

こちらは太陽観測では良く使われ、KYOEIでA4サイズ4480円で買えるのですが、eBayで$9.99というのを見つけて速攻ポチっと。で、届いたものを見ると、何と5cm×5cmのミニサイズでした(私が商品説明を良く読んでませんでした)。

厚さ0.012mmということで、この3種類の中では一番薄くて、すぐ皺になってしまいそうで少し扱いが難しそうでした。

これらを使って、晴れた日に露出テストをしたいと思います。詳しくは次回に。

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