2023アメリカ絶景・金環食旅行17日目(ロサンゼルス空港、旅行費用)

この旅も最終日となりました。体調を崩すこともなく、天気も毎日快晴で、ラッキーな旅でした。17日目はロサンゼルス空港(LAX)に行くのみです。Google Mapを見ると、OntarioからLAXまでは一部渋滞しているので、早めにホテルをチェックアウトします。

I-605からI-105に入って、途中渋滞してますが、2人以上乗車専用レーンHOV(High Occypancy Vehicle)が使えるので、スムースに進みます。

HOVは早く進んで便利なのですが、分岐する時や高速を降りる際に、一番右側のレーンに行くのに3車線や4車線を跨がないといけないので早めの準備が必要です。(幹線道路への分岐の場合には、HOVレーンからそのまま分岐できることもあり)

空港近くのFOXレンタカーに到着し、Car Returnの標識に沿って進みます。返却はカウンターに行く必要はなく、その場で係員にチェックしてもらうのですが、その際キズがあることを指摘されました。しかし、これは借りる際からあったキズで車をチェックアウトする際にもキズがあることを申告したことを説明しました。そして、事故状況を記載した紙に、以前からあったキズであることを記載して、サインして返却完了になりました。

レンタカーや燃費等については、別ブログで詳しく書きますが、この17日間で2900mile(4640km)走行しました。旅を共にしたカムリの写真を最後に撮るつもりでしたが、返却のバタバタで忘れてしまいました。残念。

LAX空港は5年前に使った際は、セキュリティでかなり並んだ記憶がありますが、今回は数分しか並びませんでした。出国審査は無いので、セキュリティ通過して、すぐにStar Allianceラウンジへ。5年前は、ここで10時間以上過ごしたこともあり、勝手は良く分かってます。昼前後でアジア便出発するため結構混んでるので、屋外へ。飛行機が見えて、気温22度で快適です。

帰りのシンガポール航空は隣が空いていて快適でした。

次の海外旅行は来年1月で、その次は4月に再びLAX空港からテキサスまで皆既日食を見に行く予定です。今回、日食撮影ではいくつか反省点があったので、次回に活かしたいと思います。

旅行で使った費用については、出発前に立てた予算より少しだけ下回りました。

  • 増えた費用:レンタカー(17日間)8万円⇒実際には追加保険に入り12万円
  • 減った費用:ガソリン(150ガロン)12万円⇒実際には78ガロン、5.4万円

これに、食費やチップ、ショーチケット代を加えると、2人で83万円位でした。(買い物やお土産を除く)アメリカの物価については、また別ブログで紹介したいと思います。

今回の旅行日記を読んで頂き、ありがとうございました。まだまだ続きます。

【今回の旅行日記】

1日目(Santa Monicaビーチ)

2日目(Whole Foods、Carpinteria)

3日目(Santa Barbara、UCSB)

4日目(Morro Bay、タイムラプス撮影)

5日目(Lagna Seca, Big Sur)

6日目(17mile Drive、Pebble Beach)

7日目(KernvilleでBBQ、星空撮影)

8日目(Red Rock CliffとWillow Springs)

9日目(Joshua Tree国立公園、大自然の中のYurt宿泊)

10日目(砂丘散歩、Texas Roadhouse)

11日目(ラスベガス)

12日目(Horseshoe Bend, Bird House)

13日目(Monument Valley, Lake Powell)

14日目(金環食、ダート道、Bryce Canyon)

15日目(Bryce Canyon、Las Vegas)

16日目(Texas Roadhouse、Ontario Mills)

17日目(ロサンゼルス空港、旅行費用)

2023アメリカ絶景・金環食旅行12日目(Horseshoe Bend, Bird House)

ラスベガスを8時に出発して、10時にSt. Georgeでコストコ休憩。

途中、I-15はこんな赤い岩壁の間を走ります。

コストコのガソリンは州ごとに統一価格となっていてSt. Georgeのあるユタ州の、1ガロン$3.859がこの旅の最安値でした。(リッターに換算するとレギュラー153円)周りのガソリンスタンドは10-20%高いので、コストコガソリンスタンドはどこも長い列です。

Pageの街に着く前に、Toadstool trailをトレッキング。こんな景色の中を30分ほど歩きます。

↓こんな絶妙なバランスの巨岩が並んでます。(私達が小さく写ってます)

ちなみにToadは「カエル」なのでToadstoolは日本語ではカエルの腰掛けとなるでしょうか。

PageまでのUT-89は、こんな絶景ドライブルートです。

PageのハンプトンインにチェックインしてBird houseで夕食。17時に行きましたが既に混んでます。

この旅のコスパ賞は、こちらのチキンです。$10ちょっとでチキン2ピースとサイドが付きます。外側はパリパリで中はジューシーという日本では食べられない味です。チキンは、ThighやWingなどピース毎にオーダーする形式。

その後、Horseshoe Bendへ。入場は18時までだが、22時までいて良いとのこと。夜は無人になりますが、駐車場は入口と出口が別で出口からは入場できないようになってます。駐車場から10分ほど歩いて、断崖絶壁の上へ。ちょうど日の入りを迎えました。

行った時は多くの人がリムで写真を撮ってましたが、日が沈むと観光客は急に減ってきます。

しばらくすると、周りに誰もいなくなり真っ暗になりました。気温も5度くらいになってきて退散。

今日は以下A~Cまでをドライブしました。

走行285mile 計42008mile
給油 costco st.george 4.932ga@3.859$ 162mile 32.8mpg

2023アメリカ絶景・金環食旅行5日目(Lagna Seca, Big Sur)

5日目の朝は、再びMorro Rockへ。様々な鳥やラッコ、リスに出会えました。

これまでの4日は車に慣れるよう1日の走行距離は100マイル以下に抑えてましがが、今日は200マイル程度の移動となります。とはいえ、カリフォルニアのフリーウェイは制限速度の65マイル(104km)で巡行できるので、移動はあっという間です。

I-101を走行中、Salinas手前で航空ショーをやっていて、飛行機がハートマークを描くのが見れました。

その後、PS5のレーシングシミュレータ「グランツーリスモ7」で良く走っているLagna Seca Racewayへ。

入口で$9(車1台あたり)払うと、自由にサーキット周辺を見学できます。特にイベントが開催されておらず、他には車は走っていません。この↓急坂をのぼって、Corkscrewへ。

丘の上の駐車場からCrokscrewが良く見ました。グランツーリスモで走っているより勾配がきつく感じます。

お土産店があるかなあと思いましたが、イベント開催日ではないせいか、レストラン等も開いてませんでした。

13時にはmonereyに到着。夏の混雑期は終わっているので、Pier上の駐車場も空いてました。駐車場は1時間$1.50単位で事前にチケットを購入してウィンドウに置いておきます(入退場のゲートはありません)。

ランチは、事前にチェックしておいたsandbar grillへ。この写真はピア上で撮っていて、レストランは階段を下った海面沿いにあります。行列でしたが幸い5分程で店内へ。まずはクラムチャウダー、大きなサワードウが一緒に来るので、これだけでお腹いっぱいになります。

メインはエビとサンドイッチ。何とか食べきれました。インフレ中のカリフォルニアでも2人でチップ20%込で$65、ちょうど1万円に収まりました。日本で同じ金額をランチに使ったらより良いものが食べられますが、米国内ではここは大分良心的な値段です。

15時ころ、Carmel Bay View Innにチェックインしてから、夕焼けを見に、Big Surへ。夕焼けの中、Pacific Coast Highwayを走っていると後ろにサイレンを鳴らしたパトカーが!

路肩に寄ったら、猛スピードで追い抜いていきました。そして、Bixby Bridgeに到着。グランツーリスモやっている方は以下の景色に見覚えがあるでしょう。Grand Valley Highwayとして登場するコースです。

Bixby Bridge

夕焼けを見ている人が多く、星景写真撮影中もサンフランシスコ在住のおじいさんに話し掛けられ、カメラのことなどをお話ししました。

誰もいなくなる21時頃まで残って、以下のような天の川タイムラプスが撮れました。

Nikon Z50, Sigma 16mm F1.4, ISO3200 F2.0 10s 374shots

本日走ったのは以下F~G~H~Iです。この辺りは以前夏に来た際は寒くて上着が必要なくらいでしたが、この前後は異常な暖かさで快晴が続いてます。

走行173mile 計40685mile

金環食旅行準備⑥ルートマップ完成

いよいよ来月の金環食旅行の10日前になりました。今回は10/14金環食をはさんで10/1~10/18の米国旅行となります。ホテルもほぼ確定して、17日間で以下3000マイルをドライブします。

前半は運転に慣れていないので1日200マイル以下として、後半は最長400マイルという感じです。ホテルは、基本はロードサードモーテルで費用を抑え16泊で約2,000ドル、食費以外の予算(2人分)は以下のような感じです。ホテルは、1ドル140円以下の頃に予約しておいて良かった。

  • 航空券(NRT-LAX) 20万円
  • レンタカー(17日間、追加保険込)8万円
  • ホテル(16泊)28万円
  • ガソリン(150ガロン)12万円
  • 国立公園年パス 1.2万円

かなり節約しましたが、航空券除いて約50万円(=1日3.2万円)です。ちなみに、今回のルートを含んだ国立公園巡りを2001年にもしています。この時は、米国在住でレンタカー代は掛かっていませんが、宿泊・ガソリン・食費合計で1日100ドルでした。当時は1ドル110円位でしたし、ガソリンもガロン2ドルと今の半分以下。ラスベガスのバイキングも当時はランチ15-20ドル程度でしたが、今は40ドル以上が当たり前となってしまいました。為替レートを入れると3倍になっている感じです。

2001年のルートマップも参考までに置いておきます。

今回は金環食以外にも、いろいろ予定してますが、楽しみなのが周辺に何もない草原で星を見ること。その準備で、日本で撮影した天の川タイムラプスを最後に紹介します。富津市のホテルから撮影したので周辺が明るいですが、日の入から日の出まで12時間の撮影を2分半のタイムラプスにしています。

皆既日食旅行準備②旅行日程とホテル予約

前回、2024年皆既日食を見る場所を気候統計から絞り込んだことを書きました。それに基づき、航空券やホテル予約を少しずつ進めています。2023年金環食の旅行日程は少し失敗してしまったので、今回は日食以外の旅行先も考えて日程を決めました。大谷選手はエンジェルス残留のようだったので、4月にエンジェルススタジアムでの試合に行くことにして(3月末のフォーミュラEを見てから出発)、今回もロサンゼルス入りして日食を見た後にゆっくりロサンゼルスに戻ってくる計画です。前回と同じく、シンガポール航空のセール時期に航空券を探すと、4/3-21の日程で10万円ほどのチケット(予約変更不可)があったので、早速予約。

次にホテル予約ですが、これが既に出遅れた感じでした。観測地は前回書いた通り、テキサス州San Antonio近くのKerrvilleとFredericksburgを計画していたのですが、日食前後の4/7,8は空きはほとんどありません。FredericksburgでAir BnB形式で僅かに空きがあったのですが、1泊50万円以上!

皆既日食帯の端っこにあるJunctionでも1泊20万円以上に高騰してます。(日食以外の日程では、100-200ドル程度なのに)

皆既日食帯に沿って北東に辿ると、もう少し候補があったかもしれませんが、北に上がると晴天率が下がるので、いったんは当初のSan Antonio周辺で探すことにしました。皆既日食帯からは少し外れますが、San Antonioは大都市でホテルが多く通常料金なので、ここをまず押さえました。また、I-10を西に行ったSonoraまで行くと通常料金(100ドル以下)のホテルもあったので、直前までキャンセル無料の安宿も予約。渡米後の天候を見て、どこに泊るか確定しようと思います。

FacebookでSolar Eclipseのグループに参加していますが、皆既日食が見れる地域では色々なお祭りも予定されていて当日は混雑しそうです。観測地候補のKerrvilleでは、街をあげてのお祭りが予定されており、このようなイベントに参加しても良いかなあと思ってます。

日食の前後の旅程は、全米で一番暗い夜空が見られるBig Bend国立公園などもからめてドライブルートを決めていく計画です。

皆既日食旅行準備① 2024年皆既日食を見る場所

2023年金環食の行程はほぼ決まってきましたが、そろそろ2024年皆既日食の計画も立て始めています。CNNなどのマスメディアでも皆既日食のニュースが増えており、金環食より皆既日食の方が注目度が高い雰囲気です。

2024日食は、以下NASAの日食ページでも紹介されているようにメキシコから米国を横切りカナダ東部まで皆既日食が起こります。

Where & When | 2024 Total Eclipse – NASA Solar System Exploration

カナダのモントリオールや米国デトロイト・ダラスといった大都市も含まれているので、注目度が上がるわけです。見る場所を決めるにあたっては、まず天候が第一の絞り込み条件です。日食の天候を調べるには、https://eclipsophile.com/ が便利です。

下図が皆既日食の見える地域の4月の雲量統計です。カナダ方面は80%以上、メキシコ方面は30%以下と大きな違いがあります。

Total Solar Eclipse April 8, 2024 | Eclipsophile

せっかく日本から行くのですから、極力雲量が低いところに行くとすると文句なくメキシコになるのですが、ここは悩みどころです。メキシコ自体は問題ありませんが、観光地ではないのでアクセスが気になります。米国から車でメキシコ入国するのは簡単ですが、米国で借りたレンタカーではメキシコ国内では保険が効きません。以前カリフォルニアに住んでいた際も車ではメキシコに行かない方が良いと言われてました。

メキシコの西海岸で皆既日食が見れるMazatlanという都市は、地球の歩き方で1ページ書かれているリゾート地で良いかなあとも思ったのですが、Mazaltan空港へはメキシコシティからエアロメヒコ航空またはロサンゼルスからアラスカ航空という経路で30時間以上、50万円以上でした。それであれば、レンタカーで晴れを追って自由に動ける米国内の方が良いと考えました。

観測地を選ぶにあたって、https://eclipsophile.com/ の皆既日食帯の雲量グラフを参考にしました(本当にかゆい所に手が届くような親切なサイトです)

Total Solar Eclipse April 8, 2024 | Eclipsophile

米国内では、とにかくメキシコに近い方が雲量が少ないことが分かります。特にメキシコ国境近くのUvaldeから北東に標高が上がる地域で雲量グラフが少し下がってます。

近くにはSan Antonioという大都市があり、私は5年前会議で行った際に運河クルーズなどを楽しんだ思い出があります。San Antonio近くのKerrvilleやFredericksburgでは4分30秒程度の皆既日食が起こるので、この辺りを候補として旅行計画を進めて行こうと思います。

しかし、アメリカ人の皆既日食への期待は大きく(米国内で7年振りの皆既日食)、ホテル探しに難航するのでした。それは次回に。

米国で一番暗い夜空を求めて

前回のブログで、天の川が見える場所について書きました。その後も毎日のようにlight pollution mapで、光害の少ない(=暗い)夜空が見える場所を探してます。米国で一番暗い夜空は、テキサス州のBig Bend国立公園というのを読んだことがあり、調べてみると確かにlight pollution mapではclass1で光害がゼロです。

前々回のブログでは、金環食を見る場所をgooseneck州立公園に決めたことも書きましたが、金環食が見える地帯を辿っていると、ticabooという場所で金環食が見れて、しかもホテルが空いていることが分かりました!この場所は、かなり山奥の場所にポツンとホテルがあるだけで、周囲50kmには何もありません。google viewだとホテル前はこんな感じ(金環食が見える南東方向)。

そして、light pollition mapで、この場所を調べると。

class1で、Big Bendに近い、ほぼ暗闇でした。ここなら、金環食前夜に晴れていれば、最高の星空を見れそうです。ticabooなんて、アメリカ人でも絶対に知らない地名です。日本から初めて訪れた観光客になるかもしれません。

金環食旅行準備⑤ 天の川が見える場所

本ブログのタイトルは当初「米国に日食を見に行こう」だったのですが、日食以外にも自然の絶景や星空も見にいくので「米国に絶景と日食を見に行こう」に変更しました。

今回は星空、特に天の川を見る場所の選定です。西海岸は都会で星は良く見えませんが、10月の天の川は西方向で海沿いであれば西が暗い夜空も見れそうと考えてました。さらに詳しく星空を見る観測地を選ぶのには、夜空の暗さがマップ化されているLight Pollution Mapが便利です。

このマップでは以下の通り、夜空の暗さ(逆に言うと光害の少なさ)に応じて、Class1-9で色分けがされています。目安としてM33(さんかく座銀河)やM31(アンドロメダ大星雲)、Central Galaxy(天の川)の見え方が書かれています。

以下の通り関東地方を見ると、東京周辺はClass8-9ですが、秩父方面や那須、尾瀬などはClass3の場所もあります。

今回の旅行先から、まずは西海岸を見てみます。LA周辺は東京と似た状態ですが、北に上がっていくとCambriaからBig SurのあたりまでClass2の地域があります。Highway1は途中通行止めの場所がありますが、Carmelから1時間ほど南下すれば関東には無いレベルの星空が見えそうです。

次にLAの西側。宿泊予定のJoshua Tree国立公園のあたりはClass3-4ですが、その北側のMojave National PreserveのあたりはClass2です。この辺りにホテルは無いので、Barstowに宿泊すると東に1時間ほど走ってLudrowを超えればClass2の地域に入れます。

次に、日食を見ようと思っているMonument Valley周辺です。この中ではPage周辺が明るいですが、20分も走ればClass1-2の地域に行けそうです。Monument ValleyもVisitor Centorの辺りから離れてForest Gump Pointあたりまで行けばClass1です!

Bryce Canyonは、Visitor CenterやLodgeのあたりはClass2で、少し南下するとClass1に!Bryce Canyonのhoodoo(岩柱)と一緒に天の川が撮れたら最高です。

これらを元に、宿泊予定を立てました。このブログを書き始めた頃は1ドル130円だったのが、本日は140円となり、そもそも米国全体のホテル代も高騰している状態ですが、1部屋あたり最大でも200ドル以下、できれば100ドル以下のホテルにする予定です。22年前に、この辺りを旅行した際は、ホテル代・ガソリン・食費を合わせて1日100ドル前後でも済んでいたので、ドル建でも2倍、円換算だと2.5倍になっている感覚です。

金環食旅行準備④観測地決定&日程の失敗

前回の投稿から1ヵ月以上経ってしまいましたが、ホテル予約やカメラ機材準備などは着々と進めています。

金環食を見る場所については、前回書いた通りモニュメントバレー周辺でGoogle Earthなどを使って詳細な場所を探しました。I-163のForest Gump Pointも良いと思ったのですが、当日は車の行き来は多そうで路肩も広くないので、三脚を立てて撮影するのは少し落ち着かない感じです。結果として、グースネックス州立公園(Goosenecks State Park)に決めました。ここでは、ほぼ最長の4分35秒以上金環食が継続します。

ここは、日本のガイドブック等には全く乗っておらず、ユタ州のホームページなどでも少し紹介されている程度です。車あたり$5の入場料がかかりますが、何も施設はなく(駐車場のみ)、以下の写真のような景色が見えるようです。また、この辺りは晴天率がかなり高く乾燥しているので、金環食も良く見えそうです。

ホテルも調べていますが、金環食前日の10/13(金)のモニュメントバレー周辺は既に全て満室です。既に仮予約したGrand JunctionのKOA Campgroundはモニュメントバレーまで4時間30分かかるので、もう少し近くに泊りたいところです。(日食開始は9時過ぎ)

Travelocityで調べて、モニュメントバレーから車で約50分のBlandingで1泊127$、評価4.8/5のホテルを見つけて予約しました。ここなら、Complimentary breakfastを食べてから出発して、間に合います。

ちなみにKOAは$10の手数料を払ってキャンセルしました。ネットではキャンセルできず、現地に電話でお願いする必要があるのが少し手間でした。


で、ここまでは準備が進んだことですが、旅程を決めていく中で大きな失敗もしてしまいました。以前も書いた通り、今回は日食の他にも以下を予定していました。

  • アナハイムエンジェルスの試合を見に行く(可能なら大谷翔平を見たい)
  • 母校であるUCSB(カリフォルニア大学サンタバーバラ校)を訪問する
  • グランツーリスモ7で走っているコースに行く(Willow Springs、Lagna Seca、Gran Valley Highway1)
  • Las Vegasの知人に会いに行く
  • 以前米国国立公園巡りで行けなかったAntelope Cayonに行く

全てを実現できるように旅程を決めていき、10/1LAX着、10/17LAX発としました。エンジェルスの最終戦は10/1本拠地で開催されることは調べていたので、10/1LAX空港からアナハイムに向かう予定でした。ところが、試合チケットを予約しようとしたら、何とこの日はデーゲーム!飛行機が13時に着くので、12時開始の試合はどう頑張っても見れません。格安航空券で、日程変更やキャンセルはできない(返金無)なので、策がありません。エンジェルスの帽子をメルカリで買ったりして盛り上がっていたのですが、あきらめざるを得ません。。。

次回以降、ドライブルートなどを紹介していきます。

金環食旅行準備③ 金環食を見るロケーション

旅行全体ルートがだいたい決まったので、まず一番大切な金環食を見るロケーションを確定させて、ホテルを予約したいと思います。金環食の観測地をあらためて、GreatAmericanEclipseで確認します。

金環食の継続時間は、キャピトルリーフ国立公園が4分30秒、モニュメントバレーが4分15秒です。

周辺を見てみると、ニューメキシコ州の最大の都市アルバカーキは帯の中心で、4分40秒以上続きます。アルバカーキは行ったことが無いですが、昔懐かし「アメリカ横断ウルトラクイズ」のバラマキクイズが行われた場所ですね。

私はMonument Valleyが好きで、これまで何回か行っている位なので、今回の観測地はMonument Valleyに設定します。近くに、フォレストガンプが走ったForest Gump Point ↓もあり、ここは4分30秒以上継続するので、こちらに行ってもいいかなと思ってます。

Forest Gump point

ここを中心にホテルを探しますが、予想通り金環食の前日はほとんど空室ありません。モニュメントバレーの中にあるThe View Hotelは、金環食の前日は空無し、当日は$329が1部屋空いてました。ここは、金環食前後でも同一価格なのがいいです。周辺のホテルは、ダイナミックプライシングで金環食前日は料金が一時的に上がっている所もありました。

私は以前国立公園を旅行した時は、KOA Campgroundsというキャンプ場のログキャビンに10か所ほど泊ってました。ログキャビンの中にベッドがあるだけですが、安価で気軽に使えて、大自然の中にいる雰囲気を楽しめます。リネンは無いので寝袋持参で、BBQセットも設定されている所と無い所があり、快適という感じではないですが、キャンプ経験の無い妻もそれなりに気に入ってくれました。

ただ、今回の観測地の近くにあるKOAはRVやキャンピングカー向けのサイトのみでログキャビンが無いものばかりでした。早めに確保しないとホテルも無くなってしまう可能性があるので、とりあえずRichfield KOA(キャピトルリーフから1時間20分)とGrand Junction KOA(モニュメントバレーから4時間30分)を抑えておきました。KOAは$10でキャンセル可能なのですが、Webでは受け付けておらず、キャンセルは現地に電話する必要があるのが面倒なところです。Grand Junctionは遠すぎるので、良いホテルが見つかったらキャンセルする予定です。