日本からMLBチケットを買う際の落とし穴(先行販売時)

<本記事のポイント>
MLB公式ページまたはBallparkアプリで、事前優先枠などの先行販売で大リーグチケットを日本から購入する際には、VPN接続する必要があります
※先行販売ではない通常購入時は、VPN接続不要です

来年4月の米国への絶景・皆既日食旅行もロサンゼルス空港経由なので、大谷選手は絶対見に行きたいと思ってました。昨年からMLB公式ページを見ていたのですが、ドジャースのチケットはなかなか発売されず、1/31になって2/2 10am(日本時間2/3 3am)から発売されることをニュースで知りました。

私は間違って1日早くチケット購入しようとしたことをツイートしたら、現地在住の方からチケット先行販売の神情報を頂きました。それに従って、MLB公式ページからチケット購入しようしましたが、そこに落とし穴がありました。

チケットは、MLBのWebページからも、Ballparkという公式アプリからも購入可能です。アカウント登録して日程を選ぶと、以下のような画面からシートを選択できます。

シートを選んだから、Continueボタンを押すと以下のような決済画面に行くのですが、ここが問題でした。ここでクレジットカード情報などを入力して注文(Place Order)ボタンを押下してもエラーで進みません。PCでブラウザを変えても。携帯端末から試しても以下のようにダメでした。

<PC画面の場合>

<携帯端末の場合>

注文(Place Order)ボタンを押すと「TICKET PROTECTIONが選択されてない」というエラーになるのですが、上記画面で赤枠で囲った通りTICKET PROTECTIONが選択できる欄はありません。

この欄に書いてあるFanShieldというのは、何らかの理由で球場に行けない場合にチケットを払い戻しできる保険を売る会社です。ここで気づいたのは、日本からのアクセスに何か制限が入っているのでは?という点です。これまでも、日本からはTravelocityのアプリをインストールできなかったり、Vonsのクーポンを入手できないことがありました。また逆に、米国旅行中は、日本のサーバにアクセスできずブログが更新できないこともありました。

このような時に役立つのがVPNです。ここではVPNの詳説はしませんが、他の国経由で仮想ネットワークからインターネットアクセスすることができます。つまり、日本から米国在住に成りすましたり、その逆も可能になるということで、私は米国旅行中はVPNでブログ更新していました。VPNはPCにVPNソフトをインストールしても、携帯端末にVPNアプリをインストールしても使えます。

VPNを使って米国経由でアクセスすれば問題が解消するだろうと、最初ロサンゼルス経由でMLBページにアクセスしましたが、問題は解消しませんでした。次にトロント経由でアクセスしたら、やっと以下のようにTICKET PROTECTION欄が正しく表示されました。

<PCの場合>

<携帯端末の場合>

上記の赤枠のように保険を付けるか聞かれるので、YesまたはNoを選択すると、正しく注文(Place Order)できました。

以上です。大リーグ見に行きましょう!

米国でのレンタカーを安く便利に(Hertz Gold Plus)

今回は、米国でレンタカーを便利に安く借りる方法について紹介します。
1.Gold Plus会員になるには?、登録の注意点
2.さらに上級会員になるには?、登録の注意点

前回2023年10月の旅行ではロサンゼルスで17日間レンタカーを借りました。Travelocityで一番安かったFOXレンタカーを使ったのですが、借りたカムリは4万マイル以上走っていて傷も多く、安いなりという感じでした。

過去にはHertzで何度か借りましたが、カウンターが混んでるというイメージが残っており、大手の安心感(車も新しい)はありましたが、何となく避けてました。私と同じ時期にHertzを使った友人からも並んだ話を聞いたのですが、その際に列に並ばない人がいることを聞いて、Hertz Gold Plusのことを思い出しました。これに会員登録すると以下画像の通り、列に並ばずに直接レンタカーに行って、キーを回せばすぐに出発できます。(駐車場出口で免許証などを確認されます)

Hertzホームページより                  

この会員登録はHertzのホームページで以下の入力をするだけです。

Hertzホームページより 

注意点:この画面でクレジットカード番号を入力しますが、私がVisaカードを入力したところ、デビットカードと認識され会員登録できませんでした(2枚のVisaともダメでした)。American Expressだと、問題なく会員登録できました。クレジットカードは後で変更できるので、まずは色々なクレジットカードを試されることをオススメします。

この通常のGold Plusより、さらに特典が増えた上級会員もあります。

Hertzホームページより 

とは言え、上級会員になる条件である「年間10回や2000ドル」はハードルが高いですよね。ここで、日本で持っているクレジットカードが役に立ちます。色々なクレジットカードで、この上級会員になる特典が付帯しているものがあります。私の場合は、以下の三井住友カードを持っていたので、入会と同時にFive Starになることができました。(以下の対象カードに含まれていなくても、三井住友カードの優待番号を入力することで特典料金が利用可能です)

三井住友カードホームページより

注意点:上記Five Starになるためには会員登録の際に、優待番号(CDP)を入力する必要があり、その優待番号は三井住友カードに資料請求しないともらえません。また、会員登録後にすぐFive Starにはならず(ホームページに記載あり)、私の場合はHertzに連絡して即日Five Starにしてもらいました。

この上級会員になると使える特典が「Ultimate Choice」です。

Hertzホームページより 
 

Hertzの駐車場で、指定された区画にある多くの車種の中から好きな車種を選んで、そのまま出発できるというものです(通常会員の場合は、車が事前に指定されている)。車好きには堪らないですよね~。4月にロサンゼルスでどのような車種があるか見てきます。

また、以下のような特典もあります。

  • 特別優待料金で予約可能
  • 1ドルごとにポイントが貯まり、950ポイントで1日レンタル無料などに利用可能

優待料金については、私がTravelocityやTrip.comで探した複数レンタカー会社より安い料金が出てきました(米国19日間スタンダードクラスで700ドル)。ポイントについては、950ドル使って1日レンタル無料($50ドル程度)なので、おまけ程度ですね。

以上、備忘録的に書きましたが、実際に借りた感想なども後ほど追記しますので、またご覧ください。

皆既日食旅行準備④観測場所選び(その2)

前回、渋滞を避けた観測場所の候補をいくつか挙げました。情報を集めて再検討した経緯をまとめておきます。

まず、当初の予定地であったKerrvilleは、以下の大々的なお祭りが開かれます。

このFestivalが開かれるLouise Hays Park周辺は大混雑が予想される(離れた駐車場から循環バスも運行される)ので、少し離れた公園をいくつかピックアップしました。その1つのShreiner Parkでは以下の通り、日食前後の4月5日~9日は(キャンプサイト等を予約してない場合)公園への入場禁止がアナウンスされてます。

ということで、Kerrvile周辺の公園はルール上は入れない、または混雑で入れない可能性が高いので、他を探すことにしました。開けていて、長時間滞在できて、トイレがある(妻も一緒なので)という条件だと、やはり公園が一番安心です。

①Kerville. Louise Hays Park⇒混雑予想のためNG
②Kerville, Shreiner Park⇒混雑予想のためNG
③Rio Frio, Garner State Park 
④Utopia, Utopia Park
⑤Bandera, Bandera City Park

③はState Parkということでキャビンやテントサイトもある大きな公園です。以下の通り、100カ所以上のサイトがありますが、日食当日は既に空きはありません。Day Useは先着順で、空きが無ければ入場もできないということで、入れる可能性は低そうです。

④のUtopia Parkは、人口211人のUtopiaにある小さな公園ですが、メールで問い合わせしたところ、Day Useは当日先着順で予約はできないということ。こんな小さな街に人が集まる可能性は低いので、候補として残しておきます。

⑤のBandera Parkは、人口839人のBanderaにある公園というより広場ですが、トイレがあることは確認できました。このBanderaは日食後の4/8にAir BnBの宿を予約できているので、こちらも候補にしておきます。Banderaは皆既日食帯の中心からは外れてますが、皆既継続は4分4秒と結構長いです。

で、ここで気づいたのですが、皆既日食帯の中心から外れても皆既継続時間は長いのです。これまで皆既日食帯の中心に行くことを考えてましたが、あまりこだわる必要は無いことが分かりました。

例えば、日食前日の4月7日はSan Antonioの西側にホテルを予約済ですが、ここでも2分30秒継続することが分かりました。これなら、レイトチェックアウトしてホテル前で見るか、ホテル近くの公園等で見れば、渋滞やトイレの心配もいらないですね。前日のリハーサルもできますし。

現時点では、これらの候補選びまでとしておいて、引き続きホテルの空き状況を確認した上で観測場所の候補を決めたいと思います。

皆既日食旅行準備③ 混雑を避けた観測場所選び

2024年4月の皆既日食を見る場所は、晴天率の高いテキサス州にしたことを、以下ブログで半年以上前に書きました。

皆既日食旅行準備① 2024年皆既日食を見る場所

その後、皆既日食帯のホテルが高騰していて、日食帯からは少し離れたホテルを予約したことを書きました。

皆既日食旅行準備②旅行日程とホテル予約

いよいよ、日食まで3か月を切り、ホテルとドライブルートを決めていきます。米国の記事を読むと、今回の皆既日食は大きなニュースとして取り上げられており、昨年の金環食とは規模が違う天体イベントであることが分かります。

GreatAmericanEclipse.comによると、当日はテキサス州に18万~72万人が訪れると予測されてます。

出典:GreatAmericanEclipse.com

私は当初、San Antonioの西側のKerrvilleで観測しようと考えてましたが、ここはSan Antonioからハイウェイアクセスが良く、またNASAがリアルタイム中継する拠点ということで、かなり多くの人が集まりそうです。以下は、同じくGreatAmericanEclipse.comの各都市への訪問者予測です。

出典:GreatAmericanEclipse.com

観測地選定にあたって、主に以下の選択肢を検討してます。

①皆既日食帯中心(Kerrville, Fredericksburg)に宿泊してホテル近くで観測

 ○観測地を下見して早めに準備可能

 ×ホテルが高い($500以上)

②4/7日食帯の外(西側)のSonoraに宿泊、皆既日食帯Kerrvilleで観測後、東側のSan Antonioに移動

 ○既に4/7Sonora、4/8San Antonioにホテル確保済($100程度)

 ×行き・帰りとも(特に帰り)渋滞にはまる可能性高

③4/7日食帯の外(西側)のSonoraに宿泊、皆既日食帯Uvaldeで観測後、南側のCrystal Cityに移動

 ○既に4/7Sonora、4/8Crystal Cityにホテル確保済($100程度)

 ×皆既日食帯の中心に街が無く、少し離れたUvalde付近で観測か

当初は①については、皆既日食帯中心のホテルは空きがないか、とんでもなく高い(1泊20万円以上)だったのが、本日(1/10)見たら$500台のホテルが出てきました。とは言え、このホテルは1週間後は$100以下なので、かなりRip-offされてます。

しばらく待つと、もう少し料金が下がるかもしれないので、一旦①は見送ります。

②は、当日朝早くsonoraを出れば開始までにKerrvilleに到着しそうですが、日食後にSan Antonioへ行くのは大渋滞しそうです。幸いSan Antonioのホテルは中心より西側に取れているのでI-10が渋滞ならBandera経由で下道で行く逃げ道はあります。

③は、日食後の渋滞は避けられそうですが、Crystal Cityは何も無い街で、そのためにわざわざ1泊するのは無駄な気もしてます。(翌日はSan Antonioを観光予定) 日食帯の中心は何もない道沿いになるので、トイレなどが少し心配です。少し南下して、UvaldeのH-E-Bか、Walmartの駐車場なら、キャパもありそうですし、何かあればトイレや食料調達もできるの安心な気がします。ただ、駐車場がとれくらい混むかが読めないところです。

(参考:周辺都市の人口)

  • San Antonio:145万人
  • Fredericksburg:2.8万人
  • Kerrville:2.4万人
  • Uvalde:1.5万人
  • Sonora:0.2万人

やはり、San AntonioからKerrvilleには大勢の人が来そうです。案②は当日夜にSan Antonioまで行きつかない可能性があるので避けた方が良さそうな気がしてきました。

新しい撮影機材(DWARF II)

2023年10月14日の金環食は、天候に恵まれて良く見えました。こちらに乗せた写真や動画はNikon Z30+Nikkor 50-250mmで撮影したものをトリミングして拡大しています。250mm(35mm換算で375mm)では、垂直画角が3.6度なので、縦方向で1/7程度の大きさになってしまいます。もう少し長いレンズが欲しいと思っていたところ、2023年夏にDwarfIIというスマート望遠鏡が発表され、望遠焦点距離が675mm(35mm換算)ということで衝動的にポチってしまいました。

DWARF II クラウドファンディング

ただ、これはクラウドファンディングの製品なので、12月中旬にやっと手元に届きました。

年末にまず太陽を撮影。垂直画角が2度なので以下のように縦方向で1/4の大きさになります。皆既日食でコロナも撮影する場合には、ちょうど良い画角になりそうです。また2分ほど追尾しましたが、ブレはありませんでした。三脚を水平(3度以内)にセットするだけで、追尾してくれるのでお手軽です。

撮影準備として、「日食の観測と撮影」という本で画角や露出の勉強を始めました。こちらは、また別ブログで詳しく。

年末に山梨に行った際に、市街地で星空の撮影もしてみました。三脚を水平にセットして、スマートフォンに接続してメニューからCalibrationを選択すると、自動的に星空を撮影して現在位置や時間から星の動きを追尾できるようになります。スマートフォンに惑星やメシエ天体のデータが入っており、目標を選択するだけで視野の中心に天体が自動導入され、追尾が始まります。撮影は、露出時間とゲイン、スタックする枚数を選択すると、こちらも自動的に比較明合成された画像がリアルタイムで見れます。

以下は15秒露出を50-100枚スタックした画像をコントラストや彩度調整したものです。(トリミングはしてません)

まずは冬の有名なメシエ天体からM31、M33、M45。中学生のころ、赤道儀を極軸を一生懸命合わせて、ASA400フィルムで何十分も目視で微動ハンドルを回しながら撮影した頃の努力がワンタッチでで実現できてしまいます。

次に、淡い天体、NGC1499カリフォルニア星雲とNGC7000北アメリカ星雲に挑戦。こちらは、水素由来Hα線を通すフィルターを通さないとはっきりは写りませんでした。フィルター沼にはまらないよう一旦ここで止めておきます。

皆既日食本番までには、昼間の太陽でフィルタ交換や露出調整の練習をしておこうと思います。

海外利用する際にお得なクレジットカード

今回、アメリカ旅行でクレジットカードを多く使いましたので、3種類のカードについて為替レートやポイント獲得などの比較をまとめておきます。

  1. セゾン プラチナビジネス アメリカンエクスプレス
  2. 三井住友 プラチナプリファード
  3. IDEA(イデア)カード
  4. 手数料、為替レートの実例
  5. 一番お得なカードは?

1.アメリカンエクスプレス ビジネス・プラチナカード

私は今年に入って会社を設立してセゾンのプラチナビジネス アメリカンエクスプレス(以降AMEXカード)を使い始め、旅行前の航空券予約などで使っていました。このカードは、プライオリティパスが無料で付いてくるので、7月にバリ島に行った際のシンガポール乗り継ぎでは、複数のラウンジが使えて重宝しました。年会費は22,000円ですが、初年度無料です。年間200万円使うと翌年の年会費が半額になっていたのですが、来年から廃止されるのが残念です。

このカードは、基本1%ポイント還元ですが、セゾンマイルクラブに加入すると以下両方が貯まり、計1.25%ポイント還元です。

  • 1,000円利用毎に、JAL10マイル(10円相当)
  • 2,000円利用毎に、永久不滅ポイント1ポイント(5円相当)

JALマイルに還元する場合には永久不滅1ポイントが2.5マイルに交換でき、計1.125%(100万円で11,250マイル)もらえますので、JALを使う方には非常にお得です。1マイルを2円相当だとしても、2.25%の還元になります。(Cクラス特典航空券に替えれば1マイル4円以上になりますよね)


2.三井住友 プラチナプリファード

三井住友Oliveのポイント特化カードをして始まったプラチナプリファード(以降SMBCカード)で、SBI証券への積み立て5%ポイント還元(毎月上限5万円2500ポイント)に惹かれて加入しました。年会費は33,000円ですが、SBI証券だけで年30,000ポイント還元で、さらに年400万円で40,000ポイント還元で大きく元が取れます。

外貨決済の場合はプラスポイントもあり、以下の通り計3%ポイント還元です。

  • 100円利用毎に1ポイント
  • 外貨決算の場合、100円利用毎に+2ポイント

この3%は、クレジットカードの中でも一番です。これを知ってからは、海外での利用だけではく、日本で外貨建てで支払いする際も、SMBCカードを使うようになりました。ちなみに、2023年10月利用分は以下の通り。約123万円使って1%の12,355ポイント、リボ払いで0.5%の+6,177ポイント、さらに外貨決済で約27万円使って2%の+5,484ポイントつきました。リボ払いは、数百円でもリボ支払いが残っていると月の支払い全体が+0.5%となります。リボ払いの手数料は数円で、支払い全体の+0.5%のポイントが付くので絶対お得です(このやり方はネット上でお調べください)。


3.IDEA(イデア)カード

私は今回の旅行では、上記AMEXカードとSMBCカードを使ったのですが、旅行直前にIDEAカードの存在を知って年会費無料ということで申込ました。こちらは、アプリに利用目途を登録して目的達成に向けて貯蓄をするような使い方なのですが、クレジットカードで入金ができ、しかも外貨決済手数料が無料という特長があります。

デフォルトではリアルカードは発行されず、アプリ内にカード情報が表示されるので、今回の旅行ではオンラインでのチケット発行等に利用しました。カード発行には900円かかるのですが、その後発行無料キャンペーンをやっていた時にリアルカードも作りました。

アメリカのモーテルに泊る際は、事前にTravelocityなどで予約した場合でも現地でデポジットとしてカードを求められる事がありました。上記2.のSMBCカードはナンバーレスでカードに番号が書かれていないので、受け付けてもらえませんでした(ホテルではカード番号を手入力している)。このような場合でも、IDEAのリアルカードを発行しておくと安心です。


4.手数料、為替レートの実例

以上が3つのカードの概要ですが、ポイント還元だけでなく、外貨決済の際の手数料、為替レートも大切です。公式ページ等で調べると、以下の情報が書いてあります。

  • AMEX 為替手数料2.0%
  • SMBC(VISA) 為替手数料2.2%
  • IDEA 為替手数料無料(※)

(※)私が2023年10月に米国で利用した際は確かに為替手数料無料で、11月にIDEA公式ページを見ると手数料無料の記載が見つかりませんでしたが、Travelocityでの予約では手数料無料になってました。

最終的に、為替手数料も含めた請求時の為替手数料を私の実例で見てみましょう。決済と請求のタイミングが違ったりして厳密な比較はできないのですが、為替レートが150円前後で安定していた週での例です。

1.AMEXカード

  • 10/13 ホテル 152.82円
  • 10/16 ホテル 152.78円

2.SMBCカード

  • 10/13 レストラン 153.084円(同日のガソリンスタンド、レストランも同値)
  • 10/16 レストラン 153.128円(同日のガソリンスタンドも同値)

3.IDEAカード

  • 10/11 チケット 149.09円
  • 10/22 ホテル  149.99円(同日の他ホテルも同値)

以上の通り、AMEXとSMBCを比べると、AMEXの方が為替手数料が0.2%(約0.3円)分だけ安くなっています。AMEXは請求時の為替レートは公表してませんが、VISAと同様のようです。

また、IDEAは、はやり為替手数料が掛かっておらず、2%(約3円)程度安くなってます。


5.一番お得なカードは?

以上を踏まえると、クレジットカードがお得な順は以下となりました。(SMBCのリボ払いは使わない前提)

1位:IDEAカードにSMBCカードからチャージして利用(プラス1%ポイント相当)

   SMBCカードチャージで1%ポイント還元、外貨決済手数料0%

2位:SMBC(VISA)カードを利用(プラス0.8%ポイント相当)

   外貨決済利用で3%ポイント還元、ただし外貨手数料2.2%

3位:AMEXカードを利用(マイナス0.75%ポイント相当)

   外貨決済利用で1.25%ポイント還元、ただし外貨手数料2.0%

1位の使い方では、SMBCカードの年間利用40,000(最大)ポイント還元も使えますし、IDEAに入金しておけば月平均残高に対して年率2%のボーナスも付きます。いつまで、外貨手数料無料が続くか分かりませんが当面、SMBCカードでチャージしたIDEAカードを使っていこうと思います。

アメリカのガソリン価格と燃費(2023日食・絶景旅行)

今回のアメリカドライブでは、Foxレンタカーで借りたカムリで2900mile(4640km)運転しました。アメリカでガソリン高騰しているのは聞いてましたが、Los Angelesからドライブを始めると予想以上のガソリン価格を目にしました。

私は2000-2002年にカリフォルニアに住んでいて、当時の最安値は97セント/ガロン、一番高くても3ドルちょっとでした。(以下は2001/12/30、Santa Barabaraにて)

それが今回、Los Angeles空港からSanta Monicaに向かう途中のガソリンスタンドでは軒並み6ドル台!(以下は2023/10/1、Snata Monicaにて)

今回見た一番高かったのは、レギュラーで6.99ドル/ガロン、リッターに換算すると何と277円/リッターです!アメリカのガソリンが日本より高くなる日が来るとは思いませんでした。(以下2023/10/3、Santa Barbara Paseo Nuevo近くにて)

日本以上にアメリカではガソリンスタンドでの価格に差があるんですよね。上記ガソリンスタンドの数分先には1ガロン当たり1ドル以上安いスタンドがあったので、こちらだと10-20ドル安くあがります。

(以下2023/10/3、Santa Barbara Turnpikeにて)

さらにガソリン代を節約するために、私は極力Costcoでガソリンを入れてました。周辺より10-20%安く、どこのCostcoでも行列でしたが、わざわざ行く価値があります。行列は長いのですが、日本と同様に1列に3~4基のノズルがあって、場所によっては6~10列の規模なので割と早く進みます。

給油する際には最初にCostco会員カードをスワイプするのですが、日本で作ったカードは認識されず、その都度店員さんに来てもらって店員カードでスワイプしてもらう必要があります。(International Cardだと言うと、すぐに分かってくれてスワイプしてくれます)

Costcoのガソリン価格は州によって違います。(逆に私が訪れた範囲では、州の中は均一料金でした)

今回、2023年10月時点の価格は以下の通りでした。

  • California 4.999ドル
  • Nevada 4.359ドル
  • Utah 3.859ドル

なので、州境では安い方で入れるようにしてました。Las VegasからBryce Cabyon方面に行くときは、ユタ州に入ったSt. GeorgeのCostcoで給油するのがお得です。

今回ドライブしたカムリは、8速ATで時速65マイル(104km/h)で1600rpmという低回転型で燃費が良く、ハイウェイでは40-45mpg(リッター17-19km)で走れました。今回の総平均燃費は以下でした。

2900mile÷77.8ガロン=37mpg(リッター15.8km)

アメリカで長距離・長時間運転したので、今回日本に帰ってきて3週間ぶりに自分の車を運転した際は、かなり違和感がありました。カムリで慣れた軽くて細いステアリングから重いステアリングに抵抗がありましたし、カムリの足踏みパーキングブレーキのつもりで何度も左足を踏み外してしまいました。

来年4月からはニューメキシコ、テキサス方面も走るので、レンタカー含めた車情報を改めてまとめたいと思います。

(今回のレンタカーは以下に書いた通り余計な保険に入ってしまった感じです)

2023アメリカ絶景・金環食旅行1日目(Santa Monicaビーチ)

(その他、アメリカドライブ動画は以下からご覧ください)

innoutbuff – YouTube

2023アメリカ絶景・金環食旅行17日目(ロサンゼルス空港、旅行費用)

この旅も最終日となりました。体調を崩すこともなく、天気も毎日快晴で、ラッキーな旅でした。17日目はロサンゼルス空港(LAX)に行くのみです。Google Mapを見ると、OntarioからLAXまでは一部渋滞しているので、早めにホテルをチェックアウトします。

I-605からI-105に入って、途中渋滞してますが、2人以上乗車専用レーンHOV(High Occypancy Vehicle)が使えるので、スムースに進みます。

HOVは早く進んで便利なのですが、分岐する時や高速を降りる際に、一番右側のレーンに行くのに3車線や4車線を跨がないといけないので早めの準備が必要です。(幹線道路への分岐の場合には、HOVレーンからそのまま分岐できることもあり)

空港近くのFOXレンタカーに到着し、Car Returnの標識に沿って進みます。返却はカウンターに行く必要はなく、その場で係員にチェックしてもらうのですが、その際キズがあることを指摘されました。しかし、これは借りる際からあったキズで車をチェックアウトする際にもキズがあることを申告したことを説明しました。そして、事故状況を記載した紙に、以前からあったキズであることを記載して、サインして返却完了になりました。

レンタカーや燃費等については、別ブログで詳しく書きますが、この17日間で2900mile(4640km)走行しました。旅を共にしたカムリの写真を最後に撮るつもりでしたが、返却のバタバタで忘れてしまいました。残念。

LAX空港は5年前に使った際は、セキュリティでかなり並んだ記憶がありますが、今回は数分しか並びませんでした。出国審査は無いので、セキュリティ通過して、すぐにStar Allianceラウンジへ。5年前は、ここで10時間以上過ごしたこともあり、勝手は良く分かってます。昼前後でアジア便出発するため結構混んでるので、屋外へ。飛行機が見えて、気温22度で快適です。

帰りのシンガポール航空は隣が空いていて快適でした。

次の海外旅行は来年1月で、その次は4月に再びLAX空港からテキサスまで皆既日食を見に行く予定です。今回、日食撮影ではいくつか反省点があったので、次回に活かしたいと思います。

旅行で使った費用については、出発前に立てた予算より少しだけ下回りました。

  • 増えた費用:レンタカー(17日間)8万円⇒実際には追加保険に入り12万円
  • 減った費用:ガソリン(150ガロン)12万円⇒実際には78ガロン、5.4万円

これに、食費やチップ、ショーチケット代を加えると、2人で83万円位でした。(買い物やお土産を除く)アメリカの物価については、また別ブログで紹介したいと思います。

今回の旅行日記を読んで頂き、ありがとうございました。まだまだ続きます。

【今回の旅行日記】

1日目(Santa Monicaビーチ)

2日目(Whole Foods、Carpinteria)

3日目(Santa Barbara、UCSB)

4日目(Morro Bay、タイムラプス撮影)

5日目(Lagna Seca, Big Sur)

6日目(17mile Drive、Pebble Beach)

7日目(KernvilleでBBQ、星空撮影)

8日目(Red Rock CliffとWillow Springs)

9日目(Joshua Tree国立公園、大自然の中のYurt宿泊)

10日目(砂丘散歩、Texas Roadhouse)

11日目(ラスベガス)

12日目(Horseshoe Bend, Bird House)

13日目(Monument Valley, Lake Powell)

14日目(金環食、ダート道、Bryce Canyon)

15日目(Bryce Canyon、Las Vegas)

16日目(Texas Roadhouse、Ontario Mills)

17日目(ロサンゼルス空港、旅行費用)

2023アメリカ絶景・金環食旅行16日目(Texas Roadhouse、Ontario Mills)

長かった旅も、帰国前日となりました。本日はLas VegasからLos Angelesへの移動のみで特に予定はありません。のんびりHarrah’sをチェックアウト。チェックアウトもフロントに寄ることもなく駐車場に向かいます。

I-15は単調な道ですが、制限速度が75マイル区間が多く、サクサク進みます。

今日が実質最後の食事で、1週間前に行って気に入ったTexas Roadhouseへ。今回も15時からのEarly Dineです。開店前から並んでいて、15時になると続々入店していきます。

店内はこんな感じ。すっかりお気に入りとなったパンは店内で焼いてます。

今日は、Fried Sirloinというのにしてみましたが、以下のようなステーキに衣がついたもの。普通のステーキの方が良かったかな。グレービー(無料)を頼んだら、大きなカップに2種類のグレービーでTexasならではの大盛りでした。

その後は、Ontalio MillsやRoss、Grocery Outletへ。Rossでは飛行機で預ける大きなバッグを買い足しました。

Grocery Outletは賞味期限近いものが激安で売ってました。日本だと600円とかで売っているSwiss Missが4/97centで売っていて、まさか4個で97セント(145円)じゃないよなあと思ってレジに行ったら、なんと4個セットの値段でした。

走行280mile 計43030mile
給油 Costco Las Vegas 4.561ga@4.359$ 157mile 34.4mpg
給油 Costco Ontario 6.408ga@4.999$ 242mile 37.8mpg

2023アメリカ絶景・金環食旅行15日目(Bryce Canyon、Las Vegas)

朝焼けを見に、朝7時にbryce canyon国立公園へ。気温はマイナス2度、周りには誰もいません。

日の出を見ようかと思ってましたが、寒すぎるので朝食を食べにロッジへ。昨晩は順番待ちだったので混んでるかと思いきやガラガラでした。聞いてみると昨日の朝食は日食で大混雑だったが今日は平常通りとのこと。

$16だったので期待してませんでしたが、パンやフルーツの種類が多く大満足。

その後、queens trailをトレッキング。昨日体力を消耗してしまった反省で、ボトムまでは下りずに20分ほどで引き返します。

リスも見かけました。

その後、ホテルチェックアウトしてラスベガスへ向かいます。このルートもハイウェイではなく形式の良い山岳路UT-14を選びました。途中、標高2700m前後の山間を抜けていきます。

途中、Navajo Lakeというのが道沿いにあり寄ってみました。澄んだ水で、誰もいない静かな湖でした。

I-15に合流してSt Georgeで再度給油。3日前に来た道をLas Vegasに戻ります。

道路工事で一車線になり30分ほど渋滞。ラスベガスのHarrah’sにチェックイン。

ホテルの部屋番号が48016だったので、一瞬48階?と思ったのですが、エレベータに乗ったら2階の次が43階でした。。。

ハンバーガー食べながら、今夜のチケットを予約。シルクドソレイユのマイケルジャクソンショー「One」です。割引サイトで買いましたが、手数料込で1人$120と先週見たMJ LIVEの4倍です。

このショーは撮影禁止なので写真はありません。マイケルジャクソンの曲に合わせてシルクドソレイユのアクロバティックショーが続くという形式で、個人的にはMJ Liveの方がマイケルの曲を楽しめるという点で良かったです。

開幕前の映像で私が写ってました↓

新しくFramingoとLINQの間にできたin-n-outにも行きましたが、大混雑で価格も他の店より高かったです。スタバのカフェラテTallも$7.58と日本の倍以上でした。

走行270mile 計42750mile
給油 costco st george 12.126ga@3.859$ 515mile